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平成23年度地下水学習バスツアー

最終更新日:2012年2月1日
環境局 環境推進部 水保全課TEL:096-328-2436096-328-2436 FAX:096-359-9945 メール mizuhozen@city.kumamoto.lg.jp
 「蛇口をひねればミネラルウォーター」と呼ばれるなど、水道水源の全てを地下水で賄う熊本市ですが、都市化の進展などにより、長期的には地下水量の減少など問題が生じてきています。
 この貴重な地下水を熊本市だけでなく、地下水を共有する広域(11市町村)で将来にわたって地下水を守っていく必要があります。
 住民に実地での体験見学を通じ、熊本の地下水をはじめとする熊本の水環境の現状を理解していただくとともに、地下水保全の意識高揚を図ることを目的として地下水学習バスツアーを開催しています。
 
 なお、この地下水学習バスツアーは「全国モーターボート競走施行者協議会」からの拠出金を受けて実施されました。

 

 

◇ 第5弾 「水が育む食や文化に触れてみよう!」を実施しました!

 地下水学習バスツアー第5弾「水が育む食や文化に触れてみよう!」を、1月28日(土)に実施しました。
 当日は太陽が顔を覗かせることは少なかったものの、風もなく厳しい寒さもない気候の中ツアーを予定通り行う事ができました。
 今回のツアーは、水前寺もやしや水前寺のりなど現物をなかなか目にすることができないものが多く、参加者の方は大変貴重な一日を過ごされた様子でした。


当日の行程
 熊本市役所前~蓮台寺~川尻散策(熊本藩米蔵跡、御船手渡し、船着場、瑞鷹酒蔵資料館など)~東肥大正蔵・くまもと工芸会館~【昼食】ホテル熊本テルサ~江津湖(水前寺もやし栽培地、スイゼンジノリ発生地)~水前寺のり養殖場(嘉島町)~熊本市役所前
 
蓮台寺1
蓮台寺2
 まず訪れたのは蓮台寺でした。平安時代の女流歌人であり熊本水遺産にも登録されている「桧垣」が晩年ここで庵を結んで住んでいたと言われる蓮台寺は「桧垣寺」とも言われます。蓮台寺では浅野住職のご案内で、桧垣の塔や木像、桧垣の井戸などを見学し、桧垣と白川などの水との関わりについてお話いただきました。
 
川尻1
川尻2
 次に訪れたのは川尻地区でした。地元の川尻文化を考える会の会長西輝喜さんと村上ふじ子さんに、国指定史跡の米蔵跡や船着場などを中心にご案内いただき、古くから年貢米の集積地や軍港として栄えた川尻地区の史跡などについて、詳しいお話を伺うことができました。また古く貴重な資料を展示してある瑞鷹酒蔵資料館では、瑞鷹副社長の吉村さんに酒造りの歴史などをご説明していただきました。


 
川尻3川尻4
 
学習会
肥後すぅぷ
 午前中の最後はくまもと工芸会館へ移動し節水学習会を実施しました。隣接する東肥大正蔵や工芸会館内を見学した後、元節水推進パートナーシップ委員の舩瀨さんに地下水の仕組みや節水方法などについてお話いただき、さらにくまもとサプライズ替え歌で節水ソングも披露され、楽しい学習会となりました。

 今回は水が育む食や文化がテーマということで、昼食にもこだわりました。熊本商工会議所が立ち上げた「熊本の名物料理普及プロジェクト」において誕生した、熊本の美味しい水と豊かな農畜産物・水産物を使った汁もの・スープ料理「肥後すぅぷ」の中から、今回はホテル熊本テルサ「ル・カフェ」さんのコラーゲンたっぷり「ツルツルモリモリトマト鍋」を食し、隠し味である熊本の水を堪能することができました。
 
水前寺もやし
発生地
 午後はまず江津湖へ。1年の中で年末とこの時期だけという「水前寺もやし」の栽培地を訪れました。現在栽培されている農家は2件だけということで、そのうちの一人米満さんに見せていただきました。参加者の皆さんはテレビなどで見たことはあるものの、実物を見るのは初めてという方が多く、かぶせてあるワラが取り除かれ「水前寺もやし」が姿を現すと「ウォー」という歓声があがりました。

 その後江津湖を散策しながら移動し、国の天然記念物に指定されている「スイゼンジノリ発生地」を見学。今は肉眼でみることのできない水前寺のりの発生地を見て江津湖の環境の変化を感じました。
 
水前寺のり1
水前寺のり2
 最後は嘉島町へ行き、江津湖で見ることのできなかった水前寺のりを熊本県内で唯一養殖されている丹生さんの元へ。温度変化が少なくきれいな湧き水で流速にも影響されるなど、限られた環境でしか生育しない水前寺のりについての苦労話などを聞くことができました。参加者の皆さんへ水前寺のりの試食も提供していただき、高級料理としてかつて江戸幕府への献上品とされていた水前寺のりを味わいながら、熊本の地下水の素晴らしさを感じていました。
また、水前寺のりから抽出されるサクランを使い開発された化粧水も体感させていただきました。少量でも高い保水力を持つ化粧水に女性の方を中心に水前寺のりの持つ凄さを感じることができました。


 今回のツアーは食や文化がテーマということで、今までとは違う視点で地下水について学びましたが、生活の様々なところで水が関係していることがわかり、熊本の地下水のありがたさとともに節水についての意識をさらに深めた一日となりました。
 
桧垣川尻の御蔵
 
御船手渡し資料館
 
水前寺もやし江津湖
 

 

◇ 第4弾 「金峰山湧水群を訪れてみよう!」を実施しました!

 地下水学習バスツアー第4弾「金峰山湧水群を訪れてみよう!」を、11月26日(土)実施しました。
 朝晩は徐々に冷え込んできている熊本地方。当日も早朝は厳しい冷え込みでしたが徐々に暖かくなり、好天にも恵まれツアーを予定通り行う事ができました。
 一部では紅葉が見られたものの全体的にはまだ色づいておらず残念でしたが、参加者のみなさんは普段訪れたことのない湧水地などを巡ることができ、有意義な一日を過ごされた様子でした。

当日の行程
 熊本市役所前~島崎散策(三賢堂・延命水・少年の家跡の湧水・釣耕園・叢桂園・長命水)~上川床の湧水~鼓ヶ滝~鑪水~河内公民館~天水湖~尾田の丸池~いんの川~熊本市役所前
 
島崎散策1
島崎散策2
 まず最初に訪れたのは島崎地区でした。熊本市中心部から車で約15分と近くにありながら、三賢堂・釣耕園を始め湧水や史跡など地域資源が豊富な島崎地区において活動をされている「城西校区観光ガイド部会」のみなさんにガイドをしていただき散策しました。平成の名水百選「金峰山湧水群」や熊本水遺産に登録されている各地を巡りながら、それぞれの由来など詳しい話をしていただきました。紅葉がもう少しあれば良かったと思いますが、それでも少しづつ色づき始めている景色に秋の気配を感じながら散策しました。
 
上川床の湧水
鼓ヶ滝
 島崎散策の後は鎌研坂経由で、河内町方面へ。その昔、金峰山のカルデラ湖であった時代の堆積層「芳野層」をみることができる「上川床の湧水」では優峰園フルーツランドの田尻さんにお話していただきました。金峰森の駅みちくさ館での休憩後は、滝が岩に当たってポンポンと鼓のような音を奏でることから名づけられた「鼓ヶ滝」と樹齢600年とも言われるイチョウの根元から水が湧き出す「鑪水」を見学しました。
 
鑪水1鑪水2
 
節水学習会
天水湖
 河内公民館で昼食休憩後、前節水推進パートナーシップ委員の佐藤圭一さんによる節水学習会を実施しました。熊本の地下水の仕組みや現状などを説明していただき節水についての意識を深めました。
 午後はまず、明治5年に明治天皇が熊本へ行幸されたときに水を献上した「天水湖」へ。その後玉名市天水町へ行き「尾田の丸池」を見学。最後は松尾町へ戻り、砂を舞い上げて湧水する「いんの川」へ。地元の松尾校区第4町内自治会の福嶋さんと梅田さんに、名前の由来や昔の様子などをお話いただきました。
 普段なかなか訪れることの少ない金峰山湧水群の各地を見学し、熊本の水の豊かさを学ぶと同時に水のありがたさを感じた一日となりました。
 
尾田の丸池いんの川
 
紅葉いんの川
 

 

◇ 第3弾 「水にまつわる歴史に触れてみよう!」を実施しました!

 去る10月1日(土)地下水学習バスツアー第3弾「水にまつわる歴史に触れてみよう!」」を実施しました。
 当日の天気は心配されましたが、好天に恵まれツアーを予定通り行う事ができました。
 参加者の皆さんは、それぞれの見学地で講師の方の詳しい話に熱心に耳を傾けながら、見学されていました。

当日の行程
 熊本市役所前~江津湖~川尻船着場・中無田閘門~水の科学館~水道記念館~お手水~成道寺~天福寺~熊本市役所前
 
江津湖1
江津湖2
 まずは市役所から市電に沿ってバスを走らせ平成の名水百選に選ばれている水前寺江津湖湧水群の1つである江津湖へ。県立図書館から下流へ約1.2kmを散策しました。散策の途中には芭蕉林や句碑・スイゼンジノリ発生地などがあり、講師の江津湖水守の永田幸一さんから句碑の紹介や江津湖に関するお話がありました。参加者の皆さんは澄んだ水やそこに生息する動植物を見たりして周りの景色を楽しまれていました。
 その後、川尻の船着場に移動し、そこから船に乗り中無田閘門へ。船の上では中無田閘門水守の井村紘さんから川尻の船着場等の船から見える景色について、中無田閘門に着いてからは、中無田閘門に関するお話がありました。参加者の皆さんは模型を使った説明に聞き入っていらっしゃいました。
 
中無田閘門1中無田閘門2
 
水の科学館
水道記念館1
 その後は八景水谷にある水の科学館で昼食のあと古賀清美さんによる節水学習会。参加者の皆さんは熊本の地下水の仕組みや現状などを聞いて節水の意識を深めたようでした。続いてすぐ近くの水道記念館へ。熊本市で一番最初にできた水源地で当時のポンプや工事に使われた道具、写真などが展示されており、水道の歴史を学ぶことができました。
 その後、平成の名水百選に選ばれている金峰山湧水群の中の花園地区にあるお手水・成道寺・天福寺へ。参加者の皆さんはそれぞれの場所で湧水に触れたり、雰囲気を楽しんだりして、熊本の水の素晴らしさを再認識されたようです。

 程よい気候でのバスツアーの中で、平成の名水百選や歴史的な建造物を見学し、熊本の地下水についての知識を深めることができたのではないかと思います。
 
水道記念館2お手水
 
成道寺天福寺
 

 

◇ 第2弾 「阿蘇のめぐみ・平成の名水百選を訪れよう」を実施しました!

 去る8月27日(土)地下水学習バスツアー第2弾「阿蘇のめぐみ・平成の名水百選を訪れよう」を実施しました。
 当日の天気は心配されましたが、好天に恵まれツアーを予定通り行う事ができました。
 参加者の皆さんは、それぞれの見学地で講師の方の詳しい話に熱心に耳を傾けながら、見学されていました。

当日の行程
 熊本市役所前~南阿蘇村湧水群・明神池~南阿蘇村湧水群・小池水源~南阿蘇村湧水群・池の川水源~菊陽町南部町民センター~鼻ぐり井手~六嘉湧水群・浮島(天然プール・寺ん下湧水)~LIXILショールーム~熊本市役所前
 
明神池1
明神池2
 まずは市役所前を出発後、第2空港線・俵山バイパスを通り南阿蘇村湧水群・明神池へ。バス車中では、講師の熊本県地質調査業協会岩内明子さんが、車中からの景色を見ながら地質に関するお話がありました。湧水地では、湧水地に関する話や、地質図を見ながら湧水地周辺の地質に関するお話がありました。参加者の皆さんは、それぞれの湧水地で冷たい湧水に触れたり、飲んだりされていました。
 その後、菊陽町南部町民センターでは昼食を食べながら、菊陽町ボランティアガイドさんの鼻ぐり井手に関するお話を聞いたあと、実際に鼻ぐり井手を見学しました。ちょうど前の週に草刈が行われており、水の流れる様子がよく見えました。

11月6日(日)には鼻ぐり井手祭が行われ、井手底探検も行われるそうです。
詳しくは「菊陽町南部町民センター(096-292-3200)」へお問い合わせください。

 
小池水源池の川水源
 
鼻ぐり説明鼻ぐり
 
天然プール1
天然プール2
 その後は嘉島町の六嘉湧水群へ。日本でも稀な天然プールや寺ん下湧水を見学しました。車中での節水学習の後、LIXILショールームでは最新の節水型トイレなどを見学し、LIXL社員さんの説明を聞き参加者の皆さんは節水の意識を深めたようでした。

 暑い中でのバスツアーとなりましたが、平成の名水百選や歴史的な建造物を見学したり、地質などの様々な話を聞き、熊本の地下水についての知識を深めることができたのではないかと思います。
 
寺ん下LIXIL
 

 

◇ 第1弾 「日本一の地下水都市・熊本の秘密を探る」を実施しました!

 去る7月30日(土)地下水学習バスツアー第1弾「日本一の地下水都市・熊本の秘密を探る」を実施しました。
 当日は厳しい暑さとなりましたが、好天に恵まれツアーを予定通り行いました。
 当日は親子連れから高齢者の方まで多くのご参加をいただきました。
 参加者の皆さんは、それぞれの見学地で講師の方の詳しい話に熱心に耳を傾けながら、見学されていました。

当日の行程
 熊本市役所前~俵山バイパス展望台~瀬田下井手堰・瀬田神社・旧取水樋門~菊陽町南部町民センター~鼻ぐり井手~健軍水源地~TOTOショールーム~熊本市役所前

 
俵山バイパス展望台
瀬田下井手堰
 まずは市役所前を出発後、第2空港線をとおり西原村の俵山バイパス展望台へ。車中では、講師の熊本県地質調査業協会岩内明子さんが、バス車中から見る景色を見ながら地質に関するお話がありました。好天に恵まれ俵山バイパスでは金峰山など遠くまで見渡すことができました。
 その後は、大津町の瀬田下井手堰周辺を徒歩で見学。菊陽町南部町民センターでは昼食を食べながら、菊陽町ボランティアガイドさんの鼻ぐり井手に関するお話を聞き、実際に鼻ぐり井手を見学しました。

 江戸時代に水田を開くために造られた施設を見学し、昔の人達の苦労を知ることができました。
 
瀬田神社旧取水樋門
 
鼻ぐり井手鼻ぐり井手2
 
健軍水源地
健軍水源地2
 その後は熊本市内へ戻り健軍水源地へ。日本最大級の自噴井戸である5号井や配水地などを見学し、水道の仕組みについて学びました。車中での節水学習の後、TOTOショールームでは最新の節水型トイレなどを見学し、TOTO社員の皆さんの説明を聞き参加者の皆さんは節水の意識を深めたようでした。

 暑い中でのバスツアーとなりましたが、普段見ることのできない施設や歴史的な建造物などを見学することができ、熊本の地下水についての知識を深めることができたのではないかと思います。
 
TOTOTOTO2
 
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環境局 環境推進部 水保全課
電話:096-328-2436096-328-2436
ファックス:096-359-9945
メール mizuhozen@city.kumamoto.lg.jp 
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