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熊本市セミ調査

最終更新日:2023年11月23日
環境局 環境推進部 環境政策課TEL:096-328-2427096-328-2427 FAX:096-359-9945 メール kankyouseisaku@city.kumamoto.lg.jp
熊本市セミ調査2023の調査期間は、令和5年(2023年)7月3日(月)~9月8日(金)です。
調査票の提出は9月13日(水)必着になりますのでご注意ください。

熊本市セミ調査2023 結果

調査結果

「熊本市セミ調査2023」について、市民の方から提出された調査票をとりまとめました。

・調査期間:令和5年(2023年)7月3日(月)~9月8日(金)

・報告件数:849

・調査員:83名以上

・セミの数量:6785個(匹)(抜け殻:3077個、鳴き声:2668匹、成虫:1040匹)

・確認できたセミの種類:全8

 (クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ヒメハルゼミ、ハルゼミ)

 ※ハルゼミは調査期間外ですが、4月と5月に生息を確認しました。


【今回の調査から明らかになったこと】

・熊本市においてクマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、
 ヒグラシ、ヒメハルゼミ、ハルゼミの8種類のセミが報告された。
・例年通り、クマゼミ(41.5%)とアブラゼミ(26.9%)が多く、市内全体の60%以上を占めた。
・南区を除く、すべての区でクマゼミが一番多く報告された。
・見つけた方法としては抜け殻(45.4%)、鳴き声(39.3%)、成虫(15.3%)と抜け殻から判別した人が多かった。

 

各区ごとの報告件数

 -1 各区の割合   

  中央区 東区 西区 南区 北区 合計 割合
クマゼミ 1349527366035241.5%
アブラゼミ 875827322422826.9%
ヒグラシ 241460536.2%
ツクツクボウシ 2318133699911.6%
ニイニイゼミ 125153714839.8%
ミンミンゼミ  0 9012121.4%
ハルゼミ  0  0  0 141151.8%
ヒメハルゼミ  0  0 30030.3%
わからなかった  0 400040.5%
  25819386202110849 100%
                ※報告いただいた個数ではなく、データの件数で集計しています。


各区の特徴

-2 各区の特徴

  各区の特徴
中央区 ・各区の中で報告件数が最も多かった。
・学校、公園からの報告が多かった。
・抜け殻を見つける割合が多かった。
東区 ・各区の中で報告件数が3番目に多かった。
・街路樹からの情報が多かった。
・他の区に比べ、抜け殻を見つける割合が多かった。
西区 ・各区の中で報告件数が最も少なかった。
・樹林からの報告数が多かった。
・ヒメハルゼミが唯一、確認された。
南区 ・各区の中で報告件数が2番目に多かった。
・自宅庭からの報告件数が多かった。
・他の区に比べ、鳴き声で見つける割合が多かった。
・ハルゼミが各区で一番多く確認された。
北区 ・各区の中で報告件数が2番目に少なかった。
・自宅庭からの報告件数が多かった。
・抜け殻を見つける割合が多かった。
・ハルゼミが確認された。

   

熊本市セミMAP

 調査票を集計した結果、下図のような「熊本市セミMAP2023」が完成しました。
(円グラフの大きさは、報告数の数と比例する)

各種セミの報告状況

セミMAP2023(クマゼミ)
セミMAP2023(アブラゼミ)
<報告データ>352件
・抜け殻:2478個
・鳴き声:781匹
・成 虫:641匹
<報告データ>228件
・抜け殻:470個
・鳴き声:320匹
・成 虫:341匹
セミMAP2023(ニイニイゼミ)
セミMAP2023(ツクツクボウシ)
<報告データ>83件
・抜け殻:42個
・鳴き声:219匹
・成 虫:9匹
<報告データ>99件
・抜け殻:24個
・鳴き声:551匹
・成 虫:28匹

セミMAP2023(ヒグラシ)
セミMAP2023(ミンミンゼミ)
<報告データ>12件
・抜け殻:20個
・鳴き声:11匹
・成 虫:15匹

セミMAP2023(ヒメハルゼミ)
セミMAP2023(ハルゼミ)
<報告データ>3件
・抜け殻:0個
・鳴き声:12匹
・成 虫:0匹
<報告データ>15件
・抜け殻:7個
・鳴き声:21匹
・成 虫:6匹

調査にご協力いただいた方々(ニックネームを記載の方のみ掲載)

しょうちゃん、辛子蓮根、りょうちゃん、ももかのママ、陣太鼓ソフト、ななこ、いけさち、キミちゃん、KYO、ハルキチちゃん、みゆ、ともちゃんのママ、みなさん、なし、ひろバァ、レイレイ、はむう、ミトコンドリア、ゆうきくん、こうちゃん、まさちゃん、ともや、カズキ、けい、ナルト、さくら、むーさん、みぽりん、虫取り小僧、mobio、アヤメ、わかのゼミ、照起ゼミ、イワチャンス、たこりん、れいちゃん、miyang、タカマサ、karu、じる、ふみちゃん、umirakuda、立田山自然探検隊、もすら、あっちゃん、215、6613、イシガメ>アライグマ、春爽赤、イチ、ゴンチャイ、tsugumi、えんさん、オブラート、にた、セミナース、のびーるにゃんこ、シーチキン、自然観察くまもと、カッキー、月出のたかちゃん、もりさん、まこと、yanyan、からあげ、しんご、抜け殻、コマさん、ごましお、Jyou、ううさん、りんさん、たいき~、みゆう、ケン、まこ、ゆあすずね、ニーフィア、ミライドン、かりん


熊本市以外のセミ調査について

実は熊本市以外にもセミ調査を実施している自治体や活動団体はたくさんあります。

昨年に引き続き、今年もNHKシチズンラボでもセミ大調査を実施していますので、日本全国のセミについて知りたい方はNHKシチズンラボのHP 新しいウインドウで(外部リンク)をご覧ください。

熊本市セミ調査2023

概要

市民参加型のセミ調査です。
  •  
チラシ表

セミは代表的な森林性昆虫であり、都市化が進んで森林が少なくなったり、孤立した林になったりすると、種類構成が変化することから、都市化の進んでいる場所や樹林が残されている場所などについての指標となります。
 
熊本市では2019年からセミ調査を開始しており、長期的に(最低でも10年間は)調査を継続して行い、セミ類の種類や分布状況の変化から環境の変化を評価します。
 
集計が終わり次第、調査結果を公表します。

調査期間

 令和5年(2023年)7月3日(月)~9月8日(金)

 

参加対象

 小学4年生以上(大人の方の参加も大歓迎!!)

  ※小さいお子さんは保護者の方と一緒に調査しよう。

 

調査方法

 家の近くでセミや抜け殻を見つけて、見た目や鳴き声から種類を判別し、調査票へ記入して提出していただきます。

Step1Step2Step3
 (Step1)セミを見つける (Step2)調査票に記入 (Step3)調査票を提出

 

提出方法

  •  
  • PDF 調査票 新しいウィンドウで必要事項を記入して、下記のいずれかの方法で提出してください。(※9月13日(水)必着)

 【提出先】

熊本市 環境局 環境推進部 環境政策課

・郵送もしくは持参:〒860-8601 熊本市中央区手取本町1-1(市役所本庁7階)

・FAX:096-359-9945

・メール:kankyouseisaku@city.kumamoto.lg.jp

  •  調査票の提出は随時受付中。1人何通でも提出可能です。
  •  調査票の記入欄が足りない場合は、調査票をコピーするか熊本市HPからダウンロードしてください。

★インターネットでの報告も可能です。インターネットでの報告はこちら新しいウインドウで(外部リンク)

 

チラシ、調査票など


チラシや調査票は、下記の場所でも配布中(数に限りがあります)

・熊本市役所(環境政策課):中央区手取本町1-1

・熊本博物館:中央区古京町3-2

・動植物園(いきもの学習センター):東区健軍5-14-2

・水前寺江津湖公園サービスセンター:東区広木町935-1

  •  

注意事項など

・事故や怪我には十分注意しましょう。

・危険な場所や立ち入りが規制されている場所での調査はやめましょう。

・熱中症に注意し、こまめに水分や塩分を補給しましょう。

・セミを捕まえて観察した後は、自然に返してあげましょう。

 

熊本市セミ調査2022 結果

 

調査結果

「熊本市セミ調査2022」について、市民の方から提出された調査票をとりまとめました。
(※9月14日までに到着分の調査票について集計)
・調査期間:令和4年(2022年)7月4日(月)~9月9日(金)
・報告件数:636件
 ※8月7日(日)に実施したロアッソ熊本スタジアムでのセミ調査は集計には含まず。
      ロアッソ熊本スタジアムでの調査結果は左欄の「ロアッソ熊本×セミ調査 結果」をクリック
・調査員:60名以上
・セミの数量:3756個(匹)(抜け殻:1426個、鳴き声:1531匹、成虫:799匹)
・確認できたセミの種類:全8種
 (クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ヒメハルゼミ、 
 ハルゼミ)※ハルゼミは調査期間外ですが、4月と5月に生息を確認しました。
 

今回の調査から明らかになったこと

・熊本市においてクマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、ミンミンゼミ、

 ヒグラシ、ヒメハルゼミ、ハルゼミの8種類のセミが報告された。

・例年通り、クマゼミ(38.2%)とアブラゼミ(25.8%)が多く、市内全体の60%以上を占めた。
・西区を除く、すべての区でクマゼミが一番多く報告された。
10代からの報告が一番多く、次いで60代以上からの報告件数が多かった。
・見つけた方法としては鳴き声(41%)、抜け殻(38%)、成虫(21%)と鳴き声から判別した人多かった

 

熊本市セミMAP

  調査票を集計した結果、下図のような「熊本市セミMAP2022」が完成しました。
(円グラフの大きさは、報告数の数と比例する)
熊本市セミMAP2022

図-1 熊本市セミMAP2022 新しいウィンドウで

  

各区ごとの報告件数             

  表-1 各区の割合 
  中央区 東区 西区 南区 北区 不明 合計 割合
 クマゼミ 70 51 4 98 18 2 243 38.2%
 アブラゼミ 54 43 12 45 9 1 164 25.8%
 ツクツクボウシ 20 9 8 34 9 0 80 12.6%
 ニイニイゼミ 4 2 10 37 5 2 60 9.4%
 ヒグラシ 1 1 2 42 1 0 47 7.4%
 ミンミンゼミ 2 5 0 3 2 0 12 1.9%
 ヒメハルゼミ 0 0 7 0 2 0 9 1.4%
 ハルゼミ 0 0 0 9 3 0 12 1.9%
 わからなかった 2 4 0 1 1 1 9 1.4%
  153 115 43 269 50 6 636 100.0%
                ※報告いただいた個数ではなく、データの件数で集計しています。

 

各区の特徴

 表-2 各区の特徴

各区の特徴 

中央区

・各区の中で報告件数が2番目に多かった。
・公園からの報告数が多かった。

・他の区に比べ、成虫を見つける割合が多かった。

東区

各区の中で報告件数が3番目に多かった。
・団地周辺の街路樹からの情報が多かった。

・抜け殻を見つける割合が多かった。

西区

各区の中で報告件数が最も少なかった。

・公園からの報告数が多かった。

・ヒメハルゼミが唯一、確認された。

・ツクツクボウシの鳴き声を聞く割合が多かった。

南区

各区の中で報告件数が最も多かった。

・公園からの報告数が多かった。

・どちらかというと、抜け殻を見つける割合が多かった。

・5月にハルゼミの生息が確認された。

北区

各区の中で報告件数が2番目に少なかった。

・自宅庭からの情報が多かった。

・抜け殻を見つける割合が多かった。

・4月にハルゼミの生息が確認された。

各種セミの報告状況

 
セミMAP2022(クマゼミ)
セミMAP2022(アブラゼミ)

 <報告データ>243件

・抜け殻:1076個

・鳴き声: 434匹
・成 虫: 375匹
   セミMAP2022(アブラゼミ) 新しいウィンドウで

<報告データ>164件

・抜け殻:211個

・鳴き声:248匹
・成 虫:347匹
セミMAP2022(ニイニイゼミ)
セミMAP2022(ツクツクボウシ)
  セミMAP2022(ニイニイゼミ) 新しいウィンドウで 

<報告データ>60件

・抜け殻:89個

・鳴き声:204匹

・成 虫:24匹
   セミMAP2022(ツクツクボウシ) 新しいウィンドウで

<報告データ>80件

・抜け殻:13個

・鳴き声:266匹

・成 虫:34匹
セミMAP2022(ミンミンゼミ)
セミMAP2022(ヒグラシ)

<報告データ>47件

・抜け殻:11個

・鳴き声:363匹

・成 虫: 1匹

・抜け殻:1個

・鳴き声:7匹
・成 虫:8匹

セミMAP2022(ヒメハルゼミ)
ハルゼミMAP2022(ハルゼミ)

・抜け殻:11個

・鳴き声:18匹
・成 虫: 6匹
 

調査にご協力いただいた方々(ニックネームを記載の方60名のみ掲載)

辛子蓮根、りょうちゃん7才、ももかのママ、みっちゃん、くまゼミ―、まっすー、陣太鼓、yanyan、そうま、こうろぎ みらい、セミっ子、れいな・りさ・ダイキ・りょうすけ、セミマル、ト、きま、にゃたろう、いちろ、もっぷ、あやの、カブト好きまな、えみ、ナミハンミョウ、きよ、ニシカワ サヨ、コウヘイ、みぽりん、やまゆい、桜井 4年生、こぞう、ヒナ、光聖、佐藤すみれ、カビゴン、あつどんママ、ひさっしー、トンビちゃん、けんと、ももか、mi、miyang、シンカリオンZ E5ヤマノテ、はやぱぱ、たえ、ミッチー、竹ちゃん、みなみ、くじらぐも、toshichan、なんなん、もミンキー、りょうま兄さん、あいこっつ、ナナ、ももも、chako、りょう、ともピヨ、オニオンスープ、もちゃ、田迎2丁目公園。

調査者から寄せられたご意見・ご感想など

・珍しくツクツクボウシの声が聞こえたので報告します。山林ばかりでなく市街地にもいるのですね。
・クマゼミは、図鑑にオスとメスのちがいは書いてなかったけど、見分ける方法はないんですか?
 →抜け殻:メスは産卵管があります。(他のセミも共通)
 →成虫:オスはお腹側にオレンジ色の共鳴筋と呼ばれる部分があります。
 →鳴き声:オスは鳴きますが、メスは鳴きません(他のセミも共通)
・毎年セミ調査を楽しみにしています。頑張ってください!
・たくさんのセミの抜けがらやクマゼミもたくさんいました。
・認証キーがわかりづらいです。何回も入れません
・抜け殻よりもたくさんのセミがいた
・今年、5歳の息子が去年からセミ捕りデビューしました。私も小さい頃、よくセミ捕りをしていたり、大学時代に昆虫について学んでいたので、この調査を知った時は、面白いなととても感じました。
・すごかった。もうすこしで、成虫になる前のあるいてるところを見た。
・近年、近くでアブラゼミやミンミンゼミを全く見なくなりましたが、熊本市内にまだ生息しているのでしょうか、、、知らぬ間に生態系が随分変化しているようで、気象の変化に敏感な生物からもっと学ぶべきだと思いました。
・写真を添付したいですがどうしたらいいですか?
 →環境政策課のメールアドレス(kankyouseisaku@city.kumamoto.lg.jp)にお送りください。
・市政だよりでこの調査を知り、初めて参加します。毎年庭の金木犀に大量のクマゼミが発生し我が家の夏の風物詩です。例年初鳴きは梅雨明け同時位ですが今年は梅雨明けが早く酷暑で生まれないのかと思っていました。台風が去った今朝、出勤で玄関を出ると久しぶりに涼しい風を感じ玄関脇には脱皮したばかりで殻に乗ったクマゼミが!?嬉しくて写真を取りました。金木犀にも1匹鳴いていました。グーグルレンズで検索したのでセミの種類は間違いありません。
・今年は例年よりかなり早かったです
・毎年100個以上の抜け殻が見つかります。去年は少なかったです。成虫が抜け殻の横の葉にいました。初めて並んでみました。感動でした。抜け出すところを見てみたかったです。
・8月1日を見つけた日にしていますが、毎日(8月19日くらいまで)、個体と鳴き声を確認しています。自宅の庭には、羽化するために出てきた穴が複数あり、植物には脱け殻があちこちに付いていました。(脱け殻の同定はしていません)
・今年は6月29日に自宅の庭で、鳴き声と個体を初確認しました。以降、8月10日くらいまで毎日確認しており、毎日5~10匹はいました。
・産卵していた(動画を撮った)

熊本市以外のセミ調査について

実は熊本市以外にもセミ調査を実施している自治体や活動団体はたくさんあります。
昨年に引き続き、今年もNHKシチズンラボでもセミ大調査を実施していますので、日本全国のセミについて知りたい方はNHKシチズンラボのHP新しいウインドウで(外部リンク)をご覧ください。
熊本市のセミ調査結果も報告しています。
 
 

ロアッソ熊本×セミ調査 結果

ロアッソ熊本のホームスタジアムでセミ調査を実施しました!

スタジアムには飲食店などが多数出店おり、その中に熊本市からもセミ調査のブースを出展し、試合前にスタジアム周辺でサポーターの皆さんと一緒にセミ調査をしました。


日時】令和4年8月7日(日)16:00~19:00


【場所】えがお健康スタジアム


【方法】1.セミ調査展示ブースで調査票を入手。

    2.スタジアム周辺でセミを見つけ、調査票に記入。

    3.セミ調査展示ブースに調査票を提出。


 参加者にはロアッソ選手のサイン入りクリアファイルなどの景品をプレゼントしました。




調査結果

【種類】
 スタジアム周辺にはアブラゼミが多く生息することがわかりました。アブラゼミやクマゼミは乾燥に強く、開けた場所を好むのでスタジアムや公園のような場所に多く生息している傾向があります。
 また、スタジアム周辺は森林になっている場所もあるので、薄暗い場所を好むツクツクボウシの声も聞こえていました。
種類

【判別方法】
 スタジアムには高い木が多く、セミを捕獲することが難しいため、鳴き声でセミの種類を判別する人が多かったです。
判別

【参加人数】
 73人の方々が調査に参加していただきました。(以下、報告件数が多い順。)
レンレン、バカぼん、きんちゃん、あゆ、りゅうく、しょうか、そうま、はーちゃん、ゆう、くみ、なな、けいとくん、クッキーバアバ、west fam、まき、ユズ、きー、あぶあや、キーちゃん、まこべ、大悟、みーたん、やまゆい、ヒナターレ、しんちゃん、あ、のの、おむたむ、たつや、さっきゅん、どっきかん、ひろみん、亀井のおっさん。(ニックネーム未記入者40人)

【参加年代】
 小学生とその親(40代)の参加が多く目立ちました。
年代
 

当日写真

セミ調査展示ブース
調査受付
セミ調査展示ブースセミ調査受付中
調査受付
セミについて勉強
景品選び中セミについて勉強中
景品選び中
セミを捕獲
セミに興味津々セミを捕獲

熊本市セミ調査2021 結果

 

調査結果

「熊本市セミ調査2021」について、市民の方から提出された調査票をとりまとめました。
 (※9月22日までに到着分の調査票について集計)
・調査期間:令和3年(2021年)7月5日(月)~9月10日(金)
・報告件数:1094件
・調査員:109名以上(調査票へのニックネーム未記載者は含んでいない)
・セミの数量:4786個(匹)(抜け殻:2807個、鳴き声:1210匹、成虫:769匹)
・確認できたセミの種類:全8種
  (クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ヒメハルゼミ、
  ハルゼミ)※ハルゼミは調査期間外ですが、4月に生息を確認しました。
 

【今回の調査から明らかになったこと】

・熊本市においてクマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、

 ヒメハルゼミ、ハルゼミの8種類のセミが報告された。

・例年通り、クマゼミ(40.1%)とアブラゼミ(30.3%)が多く、全体の約70%を占めた。
すべての区でクマゼミが一番多く報告された。
・夏休みの自由研究や宿題に活用されたため、小学生と高校生からの報告件数が多かった
・見つけた方法としては鳴き声(52%)、抜け殻(26%)、成虫(22%)と鳴き声が多かった
 これはコロナ禍で外出を自粛し、自宅の庭で聞こえた鳴き声を報告した人が多かったためだと考え
 られる。
・各区の参加人数が増えたことで、例年に比べ、各区におけるセミの種の割合に大きな差は見られな
 かった。
・ミンミンゼミが例年より多く報告されたが、熊本市を含む西日本の市街地では滅多に見られないため
 誤認の可能性がある。

 

熊本市セミMAP

  調査票を集計した結果、下図のような「熊本市セミMAP2021」が完成しました。
熊本市セミMAP2021

図-1 熊本市セミMAP2021 新しいウィンドウで 

  

各区ごとの報告件数             

  表-1 各区の割合
 

中央区

東区

西区

南区

北区

合計

割合

合計数の前年比率

クマゼミ

105

57

84

130

63

439

40.1%

+1.3%

アブラゼミ

78

37

80

84

52

331

30.3%

+1.3%

ツクツクボウシ

25

24

16

23

17

105

9.6%

+1.1%

ニイニイゼミ

4

6

16

20

8

54

4.9%

+0.9%

ミンミンゼミ

8

7

10

18

10

53

4.8%

+2.0%

ヒグラシ

11

2

3

4

6

26

2.4%

+1.4%

ヒメハルゼミ

0

2

2

1

0

5

0.5%

+1.0%

ハルゼミ

0

1

0

0

4

5

0.5%

+1.7%

わからなかった

20

10

21

10

15

76

6.9%

+5.4%

合計

251

146

232

290

175

1094

100.0%

+1.4%

                  ※報告いただいた個数ではなく、データの件数で集計しています。

 

各区の特徴

 表-2 各区の特徴

各区の特徴 

中央区

・各区の中で情報総数が2番目に多かった。
・公園や熊本城周辺から情報が多かった。

・成虫を見つける割合が多かった。

東区

・各区の中で情報総数が最も少なかった。
・すべての種の情報が寄せられた。
・公園や学校からの情報が多かった。

・抜け殻を見つける割合が多かった。

西区

・ハルゼミを除くすべての種の情報が寄せられた。

・文徳高校や崇城大学周辺からの報告数が多かった。

・鳴き声を聞く割合が多かった。

南区

・各区の中で情報総数が最も多かった。

・ハルゼミを除くすべての種の情報が寄せられた。

・自宅の庭や銭塘小学校からの報告数が多かった。

・抜け殻を見つける割合が少なかった。

北区

・ヒメハルゼミを除くすべての種の情報が寄せられた。
・公園や植木小学校、立田山周辺からの情報が多かった。
・春にはハルゼミの生息が確認された。

 

 

各種セミの報告状況

 
セミMAP2021(クマゼミ)セミMAP2021(アブラゼミ)

セミMAP2021(クマゼミ) 新しいウィンドウで

 <報告データ>439件

・抜け殻:1612個

・鳴き声:534匹
・成 虫:468匹
   セミMAP2021(アブラゼミ) 新しいウィンドウで

<報告データ>331件

・抜け殻:930個

・鳴き声:293匹
・成 虫:237匹
セミMAP2021(ツクツクボウシ)セミMAP2021(ニイニイゼミ)
   セミMAP2021(ツクツクボウシ) 新しいウィンドウで

<報告データ>105件

・抜け殻:15個

・鳴き声:161匹

・成 虫:25匹
   セミMAP2021(ニイニイゼミ) 新しいウィンドウで

<報告データ>54件

・抜け殻:140個

・鳴き声:41匹

・成 虫:16匹
セミMAP2021(ミンミンゼミ)セミMAP2021(ヒグラシ)

<報告データ>53件

・抜け殻:49個

・鳴き声:51匹

・成 虫:18匹

・抜け殻:10個

・鳴き声:34匹
・成 虫:2匹

セミMAP2021(ヒメハルゼミ)セミMAP2021(ハルゼミ)

・抜け殻:2個

・鳴き声:12匹
・成 虫:0匹

・抜け殻:12個

・鳴き声:5匹
・成 虫:1匹


 

フォトギャラリー

市民の方から調査時の写真を送っていただきました。
セミ写真セミ写真セミ写真
セミ写真セミ写真セミ写真
ロアッソ熊本ロアッソくんロアッソ熊本
セミ写真セミ抜け殻セミ抜け殻
 

調査にご協力いただいた方々(ニックネームを記載の方のみ掲載)
※敬称略。報告数が多い順。

ブンジロウ、くまゼミ―、りょうちゃん6才、まっすー、馬、モトムラ、yanyan、セミのとも、だいちん、はるゆあゆの、第二高校生物部、ひー、りんくん、かとう、らうみくん、吉武大家族、ゆう、たく、ゆーあ、彼岸花、立田山自然探検隊、かずさ、くまぽん、ソウタ、トモ、トモヒサ、みゆ、A、シミー、ヨッシー、環境共生課、竹ちゃん、氷、アマテラス、さと、しんちゃん、たえ、たつや、ハシモトヒマリ、ヘラゼミ、メロンクリーム、ルドルフ、れの、虫取り小僧、RT、sanpo、えびちゃん、えり先生、ケビン、こういっちゃん、じゅんな、シロパンJr.、しんじろう、せみせみ、ちょび、つかサック、トモチャン、ハンミョウ、まなぶん、リー、りくりく、大社、天パー、kohei、Kuronokikoushi、malfoy、meiwa、na、saya、taka、tkサック、yossi、あ?ちゃん、あいママ、かなかな、くまモンゼミー、コトコアッカーマン、サクラ、サッカー小僧、チェッコリ信岡、ちっちぃー、テン、てん、ドラゴン、ニャ~、ハリボー、ヒナ、ひまなオッサン、まなはる、みーさ、ももか、もりもり、やす、ゆうちぇいママ、よっちゃん、リオっち、りゅーや、ロアッソ熊本、柿ピー、慧じろう、山ノ神のちかちゃん、紫、女子高生、神龍、中央区1丁目、虫好き小僧、電車大好き、優くん、由美ママ
 
 

熊本市以外のセミ調査について

実は熊本市以外にもセミ調査を実施している自治体や活動団体はたくさんあります。
今年はNHKシチズンラボでもセミ大調査を実施していますので、日本全国のセミについて知りたい方はNHKシチズンラボのHP新しいウインドウで(外部リンク)をご覧ください。熊本市のセミ調査結果も報告しています。
 
 

今後について

市民参加型の熊本市セミ調査へのご協力ありがとうございました。
今年で3年目となった熊本市セミ調査。報告件数も年々増え、今年は1000件を突破しました!
学校の夏休みの宿題でセミ調査を活用いただくことが多くなってきました。自由研究にもオススメなので来年もぜひご参加ください!
また、熊本市と一緒にセミ調査をやりたい企業や団体がいましたらご一報ください。
 
 

熊本市セミ調査2020 結果

 

調査結果

「熊本市セミ調査2020」について、市民の方から提出された調査票をとりまとめました。
 (※9月18日までに到着分の調査票について集計)
・調査期間:令和2年(2020年)7月6日(月)~9月11日(金)
・報告件数:805件
・調査員:96名(個人・団体含む)
・セミの数量:3911個(匹)(抜け殻:1440個、鳴き声:1199匹、成虫:1272匹)
・確認できたセミの種類:全8種
  (クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ヒメハルゼミ、
  ハルゼミ)※ハルゼミは調査期間外ですが、4月に生息を確認しました。
 

【今回の調査から明らかになったこと】

・熊本市においてクマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、

 ヒメハルゼミ、ハルゼミの8種類のセミが確認された。ヒメハルゼミは初めての確認だった。

・報告件数はクマゼミ(41.1%)とアブラゼミ(31.7%)が多かった
・全体の報告件数が昨年の約1.4倍に増えた。(587件→805件)
調査員が昨年の約2倍に増えた。(45人→96人)
・区別の報告件数では東区の増加が目立った。これは、学校や団体単位での調査が実施されたため。
・クマゼミとアブラゼミは市内全域で確認され、特に中央区や東区の市街地や住宅地で多く確認され
 た。他のセミが生息していない樹木の少ない場所にも生息していた。
・ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ヒグラシは樹木の多い公園や、立田山・熊本城周辺・江津湖など
 樹木がまとまっている場所で多く確認された。
・ヒグラシは金峰山や立田山などの森が広がっている場所で多く確認された。

 

熊本市セミMAP

  調査票を集計した結果、下図のような「熊本市セミMAP」が完成しました。
熊本市セミMAP2020

図-1 熊本市セミMAP2020 新しいウィンドウで

 

各区ごとの報告件数           

 

中央区

東区

西区

南区

北区

合計

割合

合計数の前年比率

クマゼミ

75

109

58

41

48

331

41.1%

+1.2%

アブラゼミ

36

91

43

42

43

255

31.7%

+1.2%

ツクツクボウシ

16

25

16

17

20

94

11.7%

+1.8%

ニイニイゼミ

4

14

8

14

19

59

7.3%

+1.8%

ミンミンゼミ

2

21

0

2

1

26

3.2%

+1.5%

ヒグラシ

0

3

9

2

4

18

2.2%

+2.3%

ヒメハルゼミ

0

4

1

0

0

5

0.6%

(初観測)

ハルゼミ

0

0

0

0

3

3

0.4%

+3.0%

わからなかった

2

5

1

3

3

14

1.7%

+2.3%

合計

135

272

136

121

141

805

100.0%

+1.4%

 ※報告いただいた個数ではなく、データの件数で集計しています。

 ※割合は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が必ずしも100%にならない。

 

各区の特徴

 表-2 各区の特徴

各区の特徴 

中央区

・情報総数135件で4番目に多かった
・クマゼミが75件と最も多く、アブラゼミが36件、ツクツクボウシが16件、ニイニイゼミが4

 件、ミンミンゼミが2件だった。
・熊本城周辺や各地の公園からの情報が多かった。
・黒髪小緑化ボランティア隊からの情報が寄せられた。

東区

・情報総数272件で最も多くの情報が寄せられた。
・クマゼミが109件と最も多く、アブラゼミが91件、ツクツクボウシが25件、ミンミンゼミが

 21件、ニイニイゼミが14件、ヒメハルゼミが4件、ヒグラシが3件だった。
・水前寺公園や動植物園、江津湖周辺からの情報が多かった。
・学校(東部中学校や東稜高校など)の学級や部活動単位での情報提供が多く、それによって

 情報総数が最も多かった。

西区

・情報総数136件で3番目に多かった。
・クマゼミが58件と最も多く、アブラゼミが43件、ツクツクボウシが16件、ヒグラシが9件、

 ニイニイゼミが8件、ヒメハルゼミが1件だった。
・住宅地や金峰山周辺からの情報が多かった。

南区

・情報総数121件で情報総数が最も少なかった。
・アブラゼミが42件と最も多く、クマゼミが41件、ツクツクボウシが17件、ニイニイゼミが

 14件、ヒグラシが2件、ミンミンゼミが2件だった。
・住宅地や農耕地周辺、雁回山近隣からの情報が多かった。
・田迎南小や飽田東小児童育成クラブからの情報が寄せられた。
・くまモン元気隊(熊本トヨタ、ユナイテッドトヨタ熊本etc)からの情報が寄せられた。

北区

・情報総数141件で2番目に多かった。
・クマゼミが48件と最も多く、アブラゼミが43件、ツクツクボウシが20件、ニイニイゼミが

 19件、ヒグラシが4件、ハルゼミが3件、ミンミンゼミが1件だった。
・立田山周辺からの情報が多かった。
・楠小や楡木小、龍田小、再春館一本の木キッズクラブからの情報が寄せられた。

 

 

各種セミの報告状況

【クマゼミ】
〈報告データ〉331件
 ・抜け殻:858個
 ・鳴き声:477匹
 ・成 虫:737匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・すべての区で確認され、抜け殻、鳴き声、
  成虫ともに最も多く報告された。
 ・特に中央区・東区で多く確認された。
 ・午前中に鳴き声が多く聞かれた。
 
セミMAP(アブラゼミ)
【アブラゼミ】
〈報告データ〉255件
 ・抜け殻:274個
 ・鳴き声:365匹
 ・成 虫:408匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・すべての区で確認され、抜け殻、鳴き声、成虫と
  もにクマゼミに次いで多く報告された。  
 ・特に東区で多く確認された。
 ・鳴き声はほぼ一日中確認された。
 
セミMAP(ツクツクボウシ)
【ツクツクボウシ】
〈報告データ〉94件
 ・抜け殻:89個
 ・鳴き声:230匹
 ・成 虫:75匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・すべての区で確認された。
 ・わかりやすい鳴き声なので、鳴き声での情報が多
  かった。
 ・夏の盛りを過ぎてから鳴き声を聞くことが多かっ
  た。
 ・鳴き声は、午後に多く確認された。
 
セミMAP(ニイニイゼミ)
【ニイニイゼミ】
〈報告データ〉59件
 ・抜け殻:27個
 ・鳴き声:73匹
 ・成 虫:36匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・すべての区で確認された。  
 ・成虫は低い位置にいることも多く、目立たない。
 ・鳴き声はほぼ一日中確認された。
 
セミMAP(ミンミンゼミ)
【ミンミンゼミ】
〈報告データ〉26件
 ・抜け殻:40個
 ・鳴き声:22匹
 ・成 虫:4匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・全体的に報告数は少なく、西区では情報が得られな
  かった
 ・東区で多く確認された。
 ・8月中旬以降の報告数が増えた。
 
セミMAP(ヒグラシ)
【ヒグラシ】
〈報告データ〉18件
 ・抜け殻:8個
 ・鳴き声:14匹
 ・成 虫:5匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・中央区区以外の区で確認された。
 ・特に西区での報告が多く寄せられた。
 ・主に森林に生息する。
 
セミMAP(ヒメハルゼミ)
【ヒメハルゼミ】
〈報告データ〉5件
 ・抜け殻:0個
 ・鳴き声:2匹
 ・成 虫:5匹
 
〈生息・分布の傾向〉
 ・東区から4件、西区から1件の報告が寄せられた。
 ・主に人の手が入っていない照葉樹林に生息する。
 
 
【ハルゼミ】
〈報告データ〉3件
 ・抜け殻:1個
 ・鳴き声:2匹
 ・成 虫:0匹
生息・分布の傾向〉
 ・北区の立田山で生息を確認した。
 ・松林に多く、春~初夏に鳴く。
 

 

フォトギャラリー

市民の方から調査時の写真を送っていただきました。
写真1写真2写真3

 写真4

写真5

写真

写真8写真8写真9

 写真

写真
写真
写真写真写真
 

調査にご協力いただいた方々(ニックネーム)

 くまゼミ―、はるゼミ―、一点突破、60代(西区城山大塘)、セミの庭、しゅん、T.S、立田山自然探検隊まっすー、こっちゃん、セミっ子、ことちゃん、ヤドカリ、山脈よたん、りんくん、30代(東区佐土原)、環境共生課、しんちゃん、yanyan、こう&そう、Flower、TOM、はるひと君のとおちゃん、S、セミ人間、たくま、ひまわり、20代(北区龍田)、ハマ、ハヤハヤテ、ユナイテッドトヨタ熊本、りょうま、なわとびこぞう、みさき、30代(西区河内町)、60代以上(北区立福寺町)、イシカワゴエモン、エナガ、ジル、セナ、そうめんトトロ、とんとん、なる、ユッピー、ロコロコ、ワニパパ、30代(中央区手取本町)、いけちゃん、いっぽんのき、いわい、熊本トヨタ自動車(株)、コニー、セミミンガ、まっすー、東稜高校生物部、60代以上(北区楠2丁目)、MyMy、エリ、かんとき、キャサリン、黒髪小緑化ボランティア隊、こうへい、のんちゃん、はるか、リーリエ、60代以上(中央区新大江)、60代以上(北区楠)、いしだ、うっちゃん、おうま、おたか、きょん、クリーチャー、なっちゃん、ニシカン、満月、ゆうと、30代、40代(南区近見)、60代以上(西区蓮台寺)、アンタレス、くままま、スカイ、ナック、みひゆ、ヨシ子さん、レインボー、50代(中央区手取本町)、記名無し9名。
※敬称略。報告数が多い順。ニックネームを記載されていなかった方は年代(住所)を記載しています。
 
 

自由研究

市内在学の小学生が熊本市セミ調査を題材にした自由研究を送ってくれたので、本人了承のもと掲載させていただきます。

 

 

セミの鳴き声の記録(初鳴き・鳴き終わり)

環境の変化が生物に及ぼす影響は大きく、気象庁でも気象状況の推移を知ることを目的に全国の各地方気象台で生物季節観測(セミについては初鳴きの確認)を実施しています。
今回は西区城山にお住いの方(80代男性)が20年以上近所のセミの鳴き声の初鳴きと鳴き終わりを記録しており、本人了承のもとデータを公開させていただきます。
初鳴き・鳴き終わり
                  ※提供いただいたデータを市で加工(グラフ化)しております。
PDF 初鳴き・鳴き終わり 新しいウィンドウで(PDF:635.5キロバイト)
 

今後について

市民参加型セミ調査へのご協力ありがとうございました。
熊本市ではこの調査を最低10年は継続し、熊本市の環境の変化を探っていきます。
来年(2021年)の夏も調査予定ですので、今年参加した方も、参加できなかった方も来年度以降の調査へのご協力お願いいたします!
 
 

熊本市セミ調査2019 結果

 

調査結果

「熊本市セミ調査2019」について、市民の方から提出された調査票をとりまとめました。
 (※10月1日までに到着分の調査票について集計)
・調査期間:令和元年(2019年)7月8日(月)~9月13日(金)
・報告件数:587件
・調査員:小学生~60歳以上
・セミの数量:1731個(匹)(抜け殻:1111個、鳴き声:325匹、成虫:295匹)
・確認できたセミの種類:全7種
  (クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、ハルゼミ)
   ※ハルゼミは調査期間外ですが、5月に鳴き声を聞いたとの報告がありました。
 

【今回の調査から明らかになったこと】

・熊本市においてクマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシ、

 ハルゼミの7種類のセミが確認された。

・報告件数はクマゼミとアブラゼミが多く、全体の80%を占めた。
・クマゼミとアブラゼミは特に中央区や東区の市街地で多く確認され、他のセミが生息していない緑の
 少ない場所にも生息していた。
・ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、ヒグラシは立田山や熊本城周辺、江津湖など緑がまとまっている場
 所で多く確認された。
・立田山周辺の緑地では市内で確認された全7種類が確認された。

 

熊本市セミMAP

  調査票を集計した結果、下図のような「熊本市セミMAP」が完成しました。

熊本市セミMAP 2019

図-1 熊本市セミMAP 2019 新しいウィンドウで

  

各区ごとの報告件数

                 表-1 各区ごとの報告件数     (単位:件)

 

中央区

 東区 

 西区 

南区

北区

 合計 

割合

  クマゼミ

 128

 49

 19

 40

 29

 265

  45.1%

  アブラゼミ

 95

 31

 13

 41

 25

 205

  34.9%

  ツクツクボウシ

 10

 9

 8

 12

 13

 52

    8.9%

  ニイニイゼミ

 4

  0 

 5

 5

 19

 33

    5.6%

  ミンミンゼミ

 1

 0

 2

 11

 3

 17

    2.9%

  ヒグラシ

 1

 0

 1

 1

 5

 8

    1.4%

  ハルゼミ

  0 

  0 

 0

  0 

 1

 1

    0.2%

  わからなかった

  0 

 1

 2

 3

 0

 6

    1.0%

  合計

 239

 90

 50

 113

 95

 587

 100.0%

                  ※報告いただいた個数ではなく、データの件数で集計しています。

 

各区の特徴

 表-2 各区の特徴

各区の特徴 

中央区

・市内で確認された全7種のうち、ハルゼミを除く6種が確認された。

・特にクマゼミとアブラゼミが多く確認された。

・報告件数は各区の中で最も多かった。

・自宅の庭や「熊本県立劇場」、「白川公園」からの報告が多かった。

・水前寺の熊本武道館の街路樹でミンミンゼミの鳴き声が確認された。

東区

・クマゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシの3種が確認された。

・特にクマゼミとアブラゼミが多く確認された。

・5つの区の中で唯一、ニイニイゼミ、ミンミンゼミ、ヒグラシが確認されなかった。

・報告件数は西区に次いで、2番目に少なかった。

・自宅の庭や「熊本動植物園」、「水前寺江津湖公園」などからの報告が多かった。

西区

・市内で確認された全7種のうち、ハルゼミを除く6種が確認された。

・クマゼミとアブラゼミが多く確認された。

・報告件数は各区の中で最も少なかった。

・自宅の庭や「中島中央公園」、「花岡山公園」などからの報告が多かった。

・中原町の「中島中央公園」でミンミンゼミの鳴き声が確認された。

南区

・市内で確認された全7種のうち、ハルゼミを除く6種が確認された。

・報告件数は中央区に次いで2番目に多かった。

・雁回山周辺や「アクアドームくまもと」などからの報告が多かった。

北区

・市内で確認された全7種すべてが確認された。

・クマゼミとアブラゼミが多く確認されたが、ツクツクボウシやニイニイゼミも比較的多く確認

 された。

・報告件数は中央区、南区に次いで3番目に多かった。

・立田山周辺や桜ヶ丘ニュータウン内の公園、「武蔵塚公園」などからの報告が多かった。

・立田山の夏の森や雑草の森でミンミンゼミの抜け殻が確認された。

・5月に立田山憩いの森でハルゼミの鳴き声が確認された。

 

 

各種セミの報告状況

【クマゼミ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:554個
 ・鳴き声:148匹
 ・成 虫:179匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・すべての区で確認され、抜け殻、鳴き声、成虫と  
 もに最も多く報告された。
・特に中央区・東区・南区で多く確認された。
・鳴き声は、6時から11時の午前中に多く確認され
 た。
 

 

セミMAP(アブラゼミ)
【アブラゼミ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:283個
 ・鳴き声:106匹
 ・成 虫:99匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・すべての区で確認され、抜け殻、鳴き声、成虫と
 もにクマゼミに次いで多く報告された。  
・中央区・東区・南区で多く確認された。
・鳴き声は、6時から19時まで、ほぼ一日中確認さ
 れた
 
セミMAP(ツクツクボウシ)
【ツクツクボウシ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:23個
 ・鳴き声:38匹
 ・成 虫:6匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・すべての区で確認された。
・わかりやすい鳴き声のほか、区別が難しい抜け殻
 での報告も寄せられた。
・鳴き声は、14時から19時の午後に多く確認され
 た。
 
セミMAP(ニイニイゼミ)
【ニイニイゼミ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:136個
 ・鳴き声:15匹
 ・成 虫:3匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・東区以外の区で確認された。  
・泥が付着した小さな抜け殻は区別しやすいため、
 抜け殻での報告が多く寄せられた。
・鳴き声は10時から19時まで、ほぼ一日中確認さ
 れた。
 
セミMAP(ミンミンゼミ)
【ミンミンゼミ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:29個
 ・鳴き声:9匹
 ・成 虫:8匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・東区以外の区で確認された。
・特に南区での報告が多く寄せられた。
・鳴き声はほぼ一日中確認された。
 
セミMAP(ヒグラシ)
【ヒグラシ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:23個
 ・鳴き声:5匹
 ・成 虫:0匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・東区以外の区で確認された。
・特に北区での報告が多く寄せられた。
・夏(調査期間中)に確認できるセミの中では最も
 報告が少なかった。
 
セミMAP(ハルゼミ)
【ハルゼミ】
〈報告データ〉
 ・抜け殻:0個
 ・鳴き声:1匹
 ・成 虫:0匹
 
〈生息・分布の傾向〉
・北区の立田山憩いの森で5月に聞かれた鳴き声が報
 告された。
 

 

☆セミの見分け方についてはPDF セミの見分け方マニュアル 新しいウィンドウで(PDF:995.4キロバイト)を参照

 

フォトギャラリー

市民の方から調査時の写真を送っていただきました。
羽化の瞬間羽化の瞬間羽化直後

 

 

 

これから羽化羽化羽化

 

セミの抜け殻セミ抜け殻セミ抜け殻
セミ抜け殻クマゼミアブラゼミ
クマゼミクマゼミニイニイゼミ
セミ抜け殻(全4種)

 

調査にご協力いただいた方々

 くまゼミ―、40代(中央区本山)、60代(中央区本山)、くまもとライフボート、しんちゃん、よたん、まっすー、50代(西区島崎)、小学生(南区)、りんくん、60代以上(北区清水岩倉)、シロウ、タクちゃん、みつき、りんご、コウタ、さと、だいや、こうすけ、あいちむ、キョウコサン、ココちゃん、再春館一本の木キッズクラブ、NAO、アイリンカ、きーちゃん、コーチャン、なっちゃん、みーちゃん、ゆーあ、三葉虫、由美、60代以上(西区城山大塘)、タック―、セミミンガ、ひな、まはら、立田山自然探検隊、大福、60代以上(北区鶴羽田)、60代以上(西区島崎)、60代以上(東区画図)、ヤッチャン、はたこう、メイ。
※敬称略。報告数が多い順。ニックネームを記載されていなかった方は年代(住所)を記載しています。
 

今後について

今年が初開催の市民参加型セミ調査へのご協力ありがとうございました。
熊本市ではこの調査を最低10年は継続し、熊本市の環境の変化を探っていきます。
今年参加した方も、参加できなかった方も来年度以降の調査へのご協力お願いいたします!
 
 

セミセミクイズ!

 

セミセミクイズ!クマゼミ親子からの挑戦状

夏の主役セミ!!でも、実は謎だらけ!
クマゼミ親子からのクイズにチャレンジして、全問正解を目指そう!

 

セミくまパパ

第1問第2問

正解はココ 新しいウィンドウでをクリック

正解はココ 新しいウィンドウでをクリック

 

第3問第4問

正解はココ 新しいウィンドウでをクリック

正解はココ 新しいウィンドウでをクリック

 

第5問第6問

 正解はココ 新しいウィンドウでをクリック

正解はココ 新しいウィンドウでをクリック

 

セミくま

 

 

何のためのセミ調査?

 熊本市は平成28年3月、「熊本市生物多様性戦略~いきもん つながる くまもとCプラン~」を策定しました。これは、私たちのまちや暮らしを自然と寄り添いながら、魅力的にしていくための計画です。そのためには様々な立場にある一人ひとりが行動を起こし、連携・協働して取組んでいくことが大切です。

 具体的な行動の一つに「自然環境についての情報の収集・整理、観察・モニタリングによって状況を把握する」ことがあります。この一環として「セミ調査」が行われています。

 

失敗しないセミ調査

失敗しないセミ調査
 

  • セミセミクイズを印刷して使用する場合はこちら
  • PDF セミセミクイズ 新しいウィンドウで(PDF:1.42メガバイト)

 

このページに関する
お問い合わせは
環境局 環境推進部 環境政策課
電話:096-328-2427096-328-2427
ファックス:096-359-9945
メール kankyouseisaku@city.kumamoto.lg.jp 
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