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熊本の地下水位情報

最終更新日:2024年2月9日
環境局 環境推進部 水保全課TEL:096-328-2436096-328-2436 FAX:096-359-9945 メール mizuhozen@city.kumamoto.lg.jp

地下水位の現状(はじめに)

  地下水位の現況

   30万年前から9万年前まで、阿蘇火山は、4度にわたる大爆発を繰り返し、隙間の多い溶岩を含む多くの火砕流を噴出しました。

   その火砕流の上に、水を透し易い火山灰などが降りつもり、熊本地域の約1千平方キロメートルに及ぶ地下水をはぐくむ地層が出来上がりました。

         この地層は、隙間に富んだ地質からなるため、雨水を地下に透し易いという特徴があり、染み込んだ水は、水を透しにくい基盤岩や粘土層の上に貯えられ、地形にそって水位の高い方から低い方へと流れています。

   阿蘇西麓に降った雨水や白川中流域の水田の水が地下へ浸透し、ゆっくりと流れてきて、熊本の主な地下水となっています。

   しかし、この地下水は私たちの目で見ることができないため、熊本市内の20地区に33本、大津町の2地区に2本の地下水の水位を観測するための井戸を配置して、継続的な観測を行っています。

   地下水位は常に一定ではなく、1年の内で降水量の多い梅雨時期に水位の上昇が始まり、その後は水田からの地下への浸透水により、稲刈りが始まる秋時期まで上昇が続きます。

   そして、秋から冬にかけて、地下水位は緩やかに低下し、翌年の梅雨の前まで低下が続くという変化を毎年繰り返しています。

   また、1日の内でも、都市生活が始まる前の早朝が地下水位は一番高く、都市活動の開始とともに下降が始まり、夜になって地下水採取量が減る頃から、地下水位は上昇に転じます。

   このように、周期的に上昇と下降を繰り返す地下水位ですが、年単位でこの地下水の上昇と下降の状況をみると、長期的な下降傾向を示しており地下水量の減少を示すものとして、地下水量の保全が必要な状況となっています。

 

 

      ■地下水システム図■

 

システム図


 



 

 

 

 

熊本市の地下水位情報

 

観測所の位置図

 
観測位置図


各観測所の地下水位

 市内20か所(33本)の地下水位の情報

 

 番号

場所 

 令和元年度

(2019年度)

 令和2年度

(2020年度)

   令和3年度

(2021年度)

 令和4年度
(2022年度)
 令和5年度
(2023年度)
  1 水前寺

  2 田迎(浅)
  3 田迎(深)
 

  4

 日向東
  5 日向西

  6 力合(浅)

  7 力合(深)

  8 武蔵ケ丘

     
       
  9 御幸木部(深)
 10 御幸木部(浅)
 11 沖新中島No.1(浅)

 
 12 沖新中島No.2(地沈)

 13 沖新中島No.3(深)

 14 江津No.1(浅)

 15 江津No.2(浅)

 16 白川(深)
 17 白川(浅)

 18 上南部

 19 健軍

 20 北部(浅)

 21 北部(深)

 22 御幸笛田(地沈)
 23 御幸笛田(深)

 24 天明No.1(深)
 25 天明No.2(地沈)

 26 天明No.3(浅)

 27 河内

 28 池亀(浅)

 29 池亀(深)
 30 長嶺

 31 飽田(地沈)

 32 飽田(深)

 33 春竹
                 ※令和5年度(2023年度)は12月25日までの情報です。
 
 
このページに関する
お問い合わせは
環境局 環境推進部 水保全課
電話:096-328-2436096-328-2436
ファックス:096-359-9945
メール mizuhozen@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:27515)
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