第4回アジア・太平洋水サミット 現地展示会
現地展示会について 第4回アジア・太平洋水サミットの公式サイドイベントとして、企業や市民団体等が水などに関する技術・製品・取組などを各ブースで紹介する「現地展示会」を開催しました。 2日間で、国内外から延べ約700名が来場し、各ブースの展示をご覧いただきました。 【日時】 2022年4月23日(土) 12:30~18:40 4月24日(日) 10:30~17:00 【場所】 熊本城ホール1階 展示ホールB 【出展団体】 25団体28ブース 【展示内容】 出展内容に応じて5つのテーマに分けて展示しました。 展示内容の詳細は、画面左(スマートフォンの場合は上)メニューの各団体名をクリックしてご覧ください。
インフラシステム/テクノロジー (1)国土交通省 九州地方整備局 (テーマ:九州地域と水) | (2)国土交通省/独立行政法人水資源機構 (テーマ:持続可能な水資源管理とダム再生事業への支援) | (3)次世代のためにがんばろ会&国土交通省 八代河川国道事務所 (テーマ:球磨川流域の歴史・環境と令和2年7月球磨川豪雨災害について) | (4)国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所 (テーマ:荒川下流域における流域治水の取り組み」 | (5)大成建設株式会社 (テーマ:大成建設の水インフラ事業に関する取組) | (6)スマートエナジー熊本株式会社 (テーマ:スマートエナジー熊本の地域エネルギー事業) | (7)一般社団法人 全国さく井協会 九州支部 (テーマ:災害時における水の備え) | (8)株式会社テクアノーツ(飛島建設グループ) (テーマ:「水草除去船を用いた水域環境保全への取組み」 | (9)アズマソーラー株式会社 (テーマ:熊本から世界へ 太陽熱で安全な水をお届けします。) | (10)SIP「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」 (テーマ:SIP国家レジリエンスが拓く安全で安心な社会) |
くまもとの自然エリア (11)公益財団法人熊本市上下水道サービス公社 (テーマ:世界の水と熊本の水の飲み比べ) | (12)阿蘇ユネスコ世界ジオパーク (テーマ:阿蘇の破局噴火が育んだ熊本の水) | (13)白川中流域土地改良区協議会/豊かな地下水を育むネットワーク (テーマ:~白川中流域の水田が、熊本地域の地下水を育みます~) | (14)水と緑ワーキンググループ (テーマ:益城の冬水田んぼとサントリーホールディングス株式会社の水の国応援プロジェクト) | (15)NPO法人くまもと未来ネット/有機無農薬の百草園 (テーマ:生命と水を守るオーガニック農業を持続可能にするために~私たちにできることは?~) |
未来への継承エリア (16)NPO法人ディスカバリーくまもと (テーマ:次世代へ継承 「世界に熊本の魅力を発信! ~熊本の地下水」) | (17)国立大学法人熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター (テーマ:水循環を核とした研究と熊本の発展に向けた取り組みの紹介) | (18)ユース水フォーラムくまもと (テーマ:ユース水フォーラムくまもとの高校生たちが作成した応募動画やこれまでの活動内容の紹介) | (19)ユース水フォーラム・九州 (テーマ:ユース水フォーラム・九州の応募動画や活動内容の紹介) |
世界/宇宙から見た水問題 (20)台北駐日経済文化代表処・台湾屏東県政府 (テーマ:持続可能な伏流水――台湾地下ダム「二峰圳」 | (21)宇宙航空研究開発機構(JAXA) (テーマ:宇宙技術による水問題対策への貢献) |
文化・研究/サスティナビリティ (22)八坂かっぱクラブ(大分県) (テーマ:大分ん水の仲間を見ちょくれ!) | (23)滋賀県 (テーマ:琵琶湖の水環境を守る滋賀県の取組) | (24)コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社 (テーマ:コカ・コーラシステムが取り組む「水資源保護活動」と「廃棄物ゼロ社会」) | (25)ミツカン水の文化センター (テーマ:「水に感謝し、水の大切さを伝える」 ミツカン水の文化センター) |
国土交通省 九州地方整備局【テーマ:九州地域と水】九州地域における「水循環」「水の効率的利用」「水環境」「治水」などの水に関する取り組みについてのパネル展示や情報発信を行いました。 【動画】 国土交通省 独立行政法人水資源機構【テーマ:持続可能な水資源管理とダム再生事業への支援】 アジア諸国では、都市化などに伴う水需要増加といった従来型のニーズに加え、「気候変動」「既存施設の機能低下」など、水資源管理におけるリスクが増大しています。これらの課題への効果的対策として、既存ダム・貯水池の能力を最大限に発揮させる「ダム再生プロジェクト」の提案や、ダム再生や統合水資源管理に関する日本国内の実績、海外への技術支援を紹介しました。 【動画】 国土交通省八代河川国道事務所&次世代のためにがんばろ会【テーマ:球磨川流域の歴史・環境と令和2年7月球磨川豪雨災害について】 河川管理者や地域と連携し、(1)球磨川下流域の歴史について(2)球磨川下流域の環境について(3)令和2年7月球磨川豪雨災害について(4)市民と連携した川づくりについて、パネル展示や高校生による発表会を行いました。 【動画】
国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所【テーマ:荒川下流域における流域治水の取り組み】 荒川下流河川事務所は、デジタルとグリーンによる流域治水を推進することでSDGs達成に貢献し、荒川下流域の関係者のウェルビーイングな状態の変容を目指しています。 3D洪水ハザードマップや3D河川管内図の公開による河川管理のDX、ミズベ・グリーンコミュニティ構築の促進によるグリーンインフラの展開など、日本におけるマルチステークホルダーパートナーシップによる流域治水の事例を紹介しました。 【動画】大成建設株式会社【テーマ:大成建設の水インフラ事業に関する取組】 大成建設は、1873年の創業以来、建設技術を駆使して国内外の基礎作りに貢献。今後、ゼネコンが世界での活路を求める上では、海外の水インフラ事業への参画やPPP事業の展開が不可欠と考えています。 展示では、水に関する4つの技術の他、熊本県内の建築・土木施工実績の紹介や、新阿蘇大橋施工記録、津波解析、ボスポラス海峡トンネルの動画を放映しました。 【動画】 スマートエナジー熊本株式会社【テーマ:スマートエナジー熊本の地域エネルギー事業】 スマートエナジー熊本株式会社は、熊本市の東西2か所のごみ焼却施設で発電されるカーボンフリーの地産電力を熊本市公共施設にて地消すること、市公共施設における電力の利用を最適化すること、そして熊本市の防災力を向上させることを目的に、JFEエンジニアリングと熊本市により設立されました。エネルギーや環境分野における総合エンジニアリング事業を展開するJFEエンジニアリングが持つ高い技術力を基盤とした地域エネルギー会社で、今回は、その高い技術力による同社の事業を紹介しました。 【動画】 一般社団法人 全国さく井協会 九州支部【テーマ:災害時における水の備え】 災害時に最も必要とされる、大量のきれいな生活用水の確保のために、熊本の豊富な地下水を利用した、災害時の停電でも使用できる手動式ポンプを備えた防災井戸システムを展示しました。 【動画】 株式会社テクアノーツ(飛島建設グループ)【テーマ:水草除去船を用いた水域環境保全への取組み】 鹿児島県薩摩郡の鶴田ダムにて、3ヶ年に渡って行った「鶴田ダム緊急水面清掃工事」の外来種排除による水域環境改善への取り組みを中心に、奥日光湿原(湯の湖)・彦根市旧港湾等での希少種・絶滅危惧種の保護・再生、刈取った水草の再資源化、本技術の海外輸出実績(ODA・マラウイ共和国/JICA・インドネシア)などについて紹介しました。 【動画】 アズマソーラー株式会社【テーマ:熊本から世界へ 太陽熱で安全な水をお届けします】 これまでの太陽熱温水器の機能に加え、太陽熱エネルギーで純水(蒸留水)を生成し、飲用水と給湯用温水を同時に採取出来る商品を紹介。雨水や河川水からも生成出来るため、災害時やインフラ設備の未発達な海外諸国での飲用水の確保にも期待ができます。 【動画】 SIP国家レジリエンス(防災・減災)の強化【テーマ:SIP国家レジリエンスが拓く安全で安心な社会】 大規模災害時のSociety 5.0の構築を目標とする、国家のレジリエンスを高めるSIP新技術の研究開発の中から、激甚化する風水害における災害対応オペレーションを支援する、「非常時地下水利用システム」と「市町村の避難判断を支援するシステム」を展示・紹介しました。 【動画】 公益財団法人熊本市上下水道サービス公社【テーマ:世界の水と熊本の水の飲み比べ】 熊本の水を含む国内外の水数種類を各々試飲していただき、水道水源となる熊本の地下水の美味しさや素晴らしさをPRしました。 【動画】 阿蘇ユネスコ世界ジオパーク【テーマ:阿蘇の破局噴火が育んだ熊本の水】 阿蘇の原型は、過去4回の破局噴火によりつくられました。そして噴火によって発生した火砕流は、九州北部を覆い、海を超えて山口県まで到達しています。この破局噴火こそが、阿蘇や熊本の大地をつくり、豊富な地下水の源となっています。 このブースでは、阿蘇の観光スポットと熊本の地下水の意外な関係について紹介しました。 【動画】 白川中流域土地改良区協議会/豊かな地下水を育むネットワーク【テーマ:~白川中流域の水田が、熊本地域の地下水を育みます~】 熊本の地下水を育む白川中流域の水田(大津町、菊陽町、熊本市東部)は、他の地域にくらべると5倍以上も水がしみ込みやすく、たくさんの地下水が生まれます。 今回は、水が循環する模型を展示し、地下水を育む仕組みについて紹介しました。 【動画】 水と緑ワーキンググループ【テーマ:益城の冬水田んぼとサントリーホールディングス株式会社の水の国応援プロジェクト】 熊本地域(阿蘇西麓台地から有明海にかけての11市町村)の約100万人 は、同一水源の地下水を生活用水として共有していて、地下水保全の取り組みは、自治区を超えた多くの関係者による活動です。 ここでは、2010年から益城町津森地区においてサントリーと地元の農家が取り組んできた冬水田んぼと、2016年4月のサントリーによる震災後の田んぼの復旧と、創造的復興について紹介しました。 【動画】 NPO法人くまもと未来ネット/有機無農薬の百草園【テーマ:生命と水を守るオーガニック農業を持続可能にするために~私たちにできることは?~】 地下水を蓄える要素として、水田農業は突出しています。そこで、地下水の流れ(軌跡図)の上に、農家数をシールで示し、さらに、農畜産物を購入できる店舗を別のシールで表現。会場は来場者参加型にし、一緒に持続可能な農業と「水循環」について考えました。 また、近年問題になっているマイクロプラスチックが農業にどのように影響しているか、考えるきっかけとなる展示を行いました。 【動画】 (くまもと未来ネット) NPO法人ディスカバリーくまもと【テーマ:次世代へ継承 「世界に熊本の魅力を発信! ~熊本の地下水」】 地元の小学生とその保護者が、熊本の地下水や江津湖について、世界に発信するため英語でプレゼンテーションを行いました(実演 日本語解説あり)。 また、昨年夏休みに実施した次世代育成事業「子ども英語でボランティアガイド養成講座」の写真展示と映像や、その他、世界に誇る緑に囲まれた熊本の歴史的名所も映像で紹介しました。 【動画】 国立大学法人熊本大学 くまもと水循環・減災研究教育センター【テーマ:水循環を核とした研究と熊本の発展に向けた取り組みの紹介】 展示会では、くまもと水循環・減災研究教育センターを中心に、熊本大学の水と自然環境に関係する研究・教育および熊本の発展に向けた取り組みを紹介しました。 【動画】 ユース水フォーラムくまもと【テーマ:ユース水フォーラムくまもとの高校生たちが作成した応募動画やこれまでの活動内容の紹介】 水に関する以下の3つのテーマを設定し、展示を行いました。 (1)熊本の水自慢 (2)五感で感じる水(大きな熊本県のマップを、二次元コード入りのコンテンツとして掲示) (3)未来のWater Collection in Kumamoto(高校生たちが来場者と一緒に熊本県のマップに書き込みながら展示物を制作) 【動画】 ユース水フォーラム・九州【テーマ:ユース水フォーラム・九州の応募動画や活動内容の紹介】 ユース水フォーラム・九州への動画応募作品を上映。作品応募高校希望校による活動報告プレゼン発表や、作品を展示しました。 【動画】 宇宙航空研究開発機構(JAXA)【テーマ:宇宙技術による水問題対策への貢献】 地球規模の水に関わる課題解決に向け、JAXAでは様々な人工衛星を開発・運用しています。展示では、JAXA の人工衛星や、宇宙から地球を観測することでどのような情報が得られるかを紹介しました。また、人工衛星によって観測された水に関する情報が、農業・防災・気象などの様々な分野で役立てられている具体的な活用事例も展示しました。 【動画】 八坂かっぱクラブ(大分県)【テーマ:大分ん水の仲間を見ちょくれ!】 2007年12月大分県別府市で第1回アジア・太平洋水サミットが開催されました。14年を経て、度重なる災害にも県民、企業、行政が一体となって復興に取組んできましたが、天然資源の減少や少子高齢化に伴う山野の荒廃等が危惧されています。その中でSDGsの実現を目指し、地元の水環境を保全すべく、今回の展示会では、地域で活動を続ける団体の様子を紹介しました。 【動画】 滋賀県【テーマ:琵琶湖の水環境を守る滋賀県の取組】 滋賀県には、日本で一番大きな湖である琵琶湖があり、行政、県民、研究者、企業等が一体となってその水環境の保全・再生に取り組んできました。 本ブースでは琵琶湖と、これらの県民一体となった取組について以下の3つのテーマで展示を行いました。 ・琵琶湖の水環境保全の取組と琵琶湖版のSDGsであるマザーレイクゴールズ(MLGs)の紹介 ・琵琶湖と滋賀の自然環境の紹介 ・琵琶湖周辺で育まれた滋賀県の水環境ビジネスの紹介 【動画】 コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社【テーマ:コカ・コーラシステムが取り組む「水資源保護活動」と「廃棄物ゼロ社会」】 ・サスティナブルフレームワーク ・水資源保護活動 ・World Without Waste についての展示を行いました。 【動画】 ミツカン水の文化センター【テーマ:「水に感謝し、水の大切さを伝える」 ミツカン水の文化センター】 創業以来、「水」の恩恵を受け、「水」によって育てられてきたミツカングループが1999年に設立した、「水」をテーマとする社会貢献活動「ミツカン水の文化センター」。 その活動を、2021年度に発行した機関誌『熊本』『北海道東川町』『Z世代』特集号を具体例として紹介。水の大切さや水への感謝の気持ちを抱くきっかけづくりを目指しました。 【動画】
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