Q1.手数料の設定根拠は?なぜ45リットル35円なのですか?
A1.手数料は、ごみ減量効果と負担感のバランスなどから、同規模他都市では「1リットル1円」が中心であり、本市でも当初は「45リットル45円」と考えていました。
しかしながら、その後、市民生活への経済的配慮や近隣自治体との料金の均衡を可能な限り図る必要があることなどを総合的に勘案した結果、現在の手数料としたところです。
Q2.紙、資源物(びん・缶など)、ペットボトルはなぜ無料なのですか?
A2.有料化の目的は、「ごみ減量・リサイクル」ですので、リサイクルできるものを有料化の対象から除外することで、市民の皆様にリサイクルの推進に向けた更なる分別をお願いしたいと考えています。
Q3.せん定枝や落ち葉はなぜ無料なのですか?
A3.本市の環境施策の一つである緑化推進の観点及び大量に発生し減量が困難であることから、特に無料としております。
Q4.芝生や草・花は有料なのですか?
A4.有料です。せん定枝や落ち葉については、特に無料としているところであり、芝生や草花類は有料化の対象となります。なお、これらは乾燥させることで減量も可能ですので、ご理解いただきますようお願いします。
Q5.ごみ出しで使用する袋はなぜ透明(半透明)でなければいけないのですか?
A5.本市ではリサイクルと適正処理を推進するため、分別収集を行っています。分別ルールが守られていないごみに対しては、収集作業員が「ルール違反シール」を貼り、一定期間収集せずに周知することでルール違反者に改善を促す取組を行っています。
収集作業員が内容物を確認するため、ごみ袋は透明(半透明)で中身が見える必要があります。
Q6.カラス対策には、黄色い袋が有効ではないのですか?
A6.カラス対策には特殊な素材を混ぜた黄色い袋が有効と言われていますが、ごみステーションの条件によっては十分な効果がなかったり、製造コストがかかるほか、透明度が低いため不適正排出や収集時の安全性に懸念があるなどの課題があり、採用しているのは一部の自治体のみです。
また、通常の袋を黄色く着色しただけではカラス対策に効果がないため、本市としては通常の袋の仕様で作成することといたしました。
Q7.手数料収入の見込は?手数料収入の使途は?
A7.手数料収入は、年間(通年)約7億円を見込んでいます。一方、支出は、袋の製造や販売管理等の必要経費のほか、循環型社会の構築に向けたごみ減量・リサイクルのための施策に活用します。
Q8.手数料収入の具体的な使途は?
A8.有料化による新たな財源は、循環型社会の構築に向けた新たなごみ減量・リサイクルのために活用します。主な使途については、次のとおりです。
【指定収集袋製造等関係経費】
指定ごみ袋の製造や流通など家庭ごみ有料化制度の運営に必要な経費と、有料化に伴い経済的負担が特に増加する者に対する支援として実施しているごみ袋の無料交付に必要な経費に使用しています。
【資源物再資源化推進経費】
プラスチック製容器包装の分別収集や選別リサイクル、再商品化に必要な経費に使用しています。プラスチック製容器包装の分別収集についての詳細はこちらをクリック。
【資源物適正処理推進経費】
環境工場から出るごみ焼却灰をセメント原料としてリサイクルするための経費や、資源物の拠点回収で集めた樹木等の再資源化に必要な経費に使用しています。資源物の拠点回収についてはこちらをクリック。
【ごみ減量・リサイクル啓発推進経費】
家庭用生ごみ処理機購入助成金及び生ごみ堆肥化容器購入助成金や広報経費、リーフレットの印刷や新聞への広告掲載など、ごみ減量・リサイクル推進に関する市民への啓発に必要な経費に使用しています。家庭用生ごみ処理機購入助成金及び生ごみ堆肥化容器購入助成金についての詳細はこちらをクリック。
【きれいな街づくり推進経費】
ごみステーションの管理補助やルール違反シール作成に必要な経費に使用しています。