熊本市の環境トップへ

熊本市の環境ホームページ(スマホ版)熊本市の環境ホームページ

  • 音声読み上げ リードスピーカーを起動します
  • 文字サイズ 拡大標準
  • 背景色 青黒白

ごみステーション管理の取り組みを紹介します

最終更新日:2023年8月23日
環境局 資源循環部 廃棄物計画課TEL:096-328-2359096-328-2359 FAX:096-359-9945 メール haikikeikaku@city.kumamoto.lg.jp
 「ごみステーション」とはごみ集積所のことですが、その管理は利用する方々で行われています。そのため、ごみステーションを清潔に保ち地域の美観を向上させるためには、一人一人の意識が大切です。しかし、中にはごみ出しルールを守らない人がいるために、違反ごみが収集されず取り残される・ごみが散乱するなど、ごみステーションの管理に苦慮されている地域もあるようです。

 そこで、自治会の取り組みによってごみ出しマナーが改善された事例を紹介しますので、改善策の1つとして是非お役立てください。

違反ごみ、地域外からのごみの持ち込み対策事例

ごみ出し日をお知らせする看板 囲いをつけたごみステーション
ごみ出し日を知らせる看板 全体に囲いを設置してごみの投げ捨てができないように工夫されたごみステーション

 このごみステーションは、以前は「指定日以外に出す」「分別していない」などルール違反のごみが多量に出されたり、通行車両からごみが投げ捨てられるなど、マナーの悪いごみステーションでした。
 そこで、以下のことに取り組まれたところ、現在ではルール違反のごみは少なくなったそうです。
・ごみ出し日の周知やマナー向上の啓発のため自治会オリジナルの看板や標語の掲示
・ごみステーションの側面と上部に囲いを付け、ごみを投げ込まれにくい形状に改良
・ごみ出しカレンダーの配布を手渡しで行い、ごみの出し方やルールを説明
・「町内会だより」で、ごみ出しの現状や正しいマナー・ルールを紹介
・減量美化推進員を中心に、収集日のごみ出し指導や違反ごみの整理を実施

 今後も根気強く取り組みを続けていきたいとのことです。

【田迎南校区第2町内自治会】

違反ごみ、地域外からのごみの持ち込み対策事例

 桜木校区第5町内自治会
 駐車場に設置された自治会オリジナルの啓発看板

 この場所は駐車場の土手にごみステーションがあり、通勤途中に町外の人がごみを捨てる、分別されていないごみや決まったごみ以外のごみが多く捨てられている状態でした。

 駐車場整備をきっかけに道路沿いにあったごみステーションを駐車場敷地角に移動しましたが、ごみ出しマナーは改善されませんでした。

 その状態を改善するために、以下のことに取り組まれたところ、町外からのごみの持ち込みや違反ごみが減少したそうです。

・自治会で啓発チラシを作成し、約120世帯に配布

・ごみ置き場ステーションにオリジナルの啓発看板を設置

 今後の取り組みとしては地域住民で当番を決め、ごみステーションを管理し、ごみ出しマナーの向上を目指していきたいとのことです。

【桜木東校区第5町内自治会】

違反ごみ対策事例

 川尻校区第9町内自治会
 金網で囲まれ、見やすい大きな看板が設置されたごみステーション

 ここは消防団倉庫横に隣接する場所にごみステーションがあり、以前はごみ出し3原則(決まったごみを・決まった日に・決まった場所に)が守られていない状態でした。その状態を改善するために以下のことに取り組まれ、現在ではルール違反のごみは少なくなったそうです。

ごみステーションを金網で囲い、使わない時は施錠

ブロックで死角になっていた部分を除去し、見やすく改良

早朝からごみステーションで自治会役員と隣保班の当番による指導や整理

自治会の定例会議を毎月開催し、違反ごみについて情報を共有

 現在では、ごみステーションが良好な状態に保たれており、今後も自治会での取り組みを根気強く続けていきたいとのことです。

【川尻校区第9町内自治会】

カラス等によるごみの散乱防止事例

 ポケット状になったネットにごみを入れている
 ポケット状になったネットにごみを入れている

 
ポケット状にするため、ネットの端をビニール紐で縫っている
ネットの縫い付けに使用した手芸用の針

ポケット状にするため、ネットの端をビニール紐で縫っている

ネットの縫い付けに使用した手芸用の針


 このごみステーションは、以前から燃やすごみの日にカラスによるごみの散乱に悩まされてきました。そこで、自治会長のアイデアでごみステーションのネットの両端をポケット状に縫い、ごみを出すときはその中に入れるようにしたところ、カラスの被害はほとんどなくなったそうです。カラスは、ネットをかけていてもネットと地面のわずかな隙間からごみを突こうとするが、ネットがポケット状だとごみが直接地面に接しないため、カラスが突きづらいようだとのことでした。

また、ごみが広がらないため朝の登下校時の子どもたちなど歩行者の交通安全の面や、風水害時の飛散防止など、思わぬメリットもあったといいます。

ただ、通常のネットと違い、ごみを出す際にポケット状になったネットの上からごみを入れる必要があり、高齢の方等はごみを持ち上げるのが負担になるといったデメリットもあるとのこと。そのため、町内では通常のネットとポケット状のネットを、ごみステーションごとに利用される方に合わせて使い分けているとのことです。

【春竹校区第2町内自治会】

カラス等によるごみの散乱防止事例

手書きイラストの啓発ポスター
文章の啓発ポスターも手書きでより親しみやすく

手書きイラストの啓発ポスター

文章の啓発ポスターも手書きでより親しみやすく


 このごみステーションは、カラスからごみを守るためのネットが設置してあるものの、ごみ出し後にきちんとネットがかけられていない時があり、そういったごみを狙ったカラスの被害が続いていました。そこで、ごみを出される方々にネットをしっかりかけてもらうため、啓発ポスターを設置したそうです。啓発ポスターのイラストはごみステーション近辺に住んでいるご家庭のお子さんが描かれたもので、ポスターを掲示したところネットがしっかりかけられるようになったとのことです。現在は町内の他のごみステーションにも同じポスターを掲示し、ごみを出される方々に周知しているとのことでした。イラストだと、日本語が得意でない外国の方にも分かりやすく周知できるメリットもあるそうです。

【白山校区第4町内自治会】

ごみ出しルールの周知・啓発事例

 曜日ごとに出せるごみの種類が一目で分かる看板
 曜日ごとに出せるごみの種類が一目で分かる看板

  
ごみが飛散しないようにフェンスにくくりつけた金網
カラスからごみの中身が見えづらいように、ネットは黒いものを設置

ごみが飛散しないようにフェンスにくくりつけた金網

カラスからごみの中身が見えづらいように、ネットは黒いものを設置


  この町内では交通量の多い道路に面したごみステーションへのポイ捨てや、分別ルール違反、収集曜日以外のごみ出しが多くあったといいます。

 その状態を改善するために、ごみステーションにオリジナルの啓発看板を設置されました。この看板は自治会長がパソコンを使って製作され、ご自身で印刷からラミネート、設置まで行われたものです。また、同様のものをごみカレンダー配布時に一緒に各家庭に配布し、周知に努められています。

また、ごみが飛散しないようにごみステーション横のフェンスに金網を設置したり、カラス避けネットにはカラスからごみ袋の中身が影になって見えづらいように黒色のものを設置するなど、色々工夫しておられます。この黒色のネットはカラス対策だけでなく、目立たないため町内の景観の維持にもなるとのことでした。

なお、自治会長から、このオリジナルのごみステーション啓発看板のデータをご提供いただいていますので(ご提供ありがとうございます!)、以下からダウンロードし、お住まいの町内のごみの収集曜日等に修正のうえご活用ください。


★看板製作時のワンポイントアドバイス(自治会長から)★

・看板となる紙は「写真用紙(光沢あり)」を使うと、仕上がりがより綺麗で色落ちしづらい

・ラミネート加工するときは、印刷した紙の四隅に15mm×15mmほどの切り込みを入れてからラミネートすると、四隅に穴を空けても紙に雨がしみ込まず長持ちする

・看板の四隅の穴はハトメをするとより強くなる

【出水校区第1町内自治会】

このページに関する
お問い合わせは
環境局 資源循環部 廃棄物計画課
電話:096-328-2359096-328-2359
ファックス:096-359-9945
メール haikikeikaku@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:5353)
新しいウィンドウで このマークがついているリンクは新しいウィンドウで開きます
※資料としてPDFファイルが添付されている場合は、Adobe Acrobat(R)が必要です。
PDF書類をご覧になる場合は、Adobe Readerが必要です。正しく表示されない場合、最新バージョンをご利用ください。
copyrights(c) 2018 Kumamoto City Allrights Reserved
copyrights(c) 2013 Kumamoto City Allrights Reserved