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【報道資料】ビアガー電試走中の市電のドア開き事案(インシデント)の発生について

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報道資料

 令和6年(2024年)6月21日(金)17時36分頃、交通局より出庫したビアガー電試走中の市電において、田崎橋方面へ進行中、水道町交差点手前の下り坂でブレーキ操作を行った際に、勾配により運転席後ろドアが開き、ドアが開いた状態で約15m走行する事案が発生しました。なお、乗客にけが人は発生しておりません。
 本事案発生に伴い、市民の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことに対しまして、深くお詫びしますとともに、再発防止に取り組んでまいります。

 

1 発生日時   令和6年(2024年)6月21日(金)17時36分頃


2 発生場所   熊本市中央区水道町交差点付近


3 行先・車両   貸切(ビアガー電)  交通局前発(17:27)田崎橋行


4 運転士   運行管理課 監督 男性(40代)


5 乗客数   約25名(局職員3名、スタッフ2名、取材班6名、一般14名) ※けが人なし


6 経緯

(1)事案発生の経緯  

 ・ビアガー電試走準備のため、交通局車庫内において、交通局総務課職員が当該車両のドアコックを開いた状態で荷物を積む作業を行った。

 ・出発時間になり、当該運転士は、交通局車庫内にてドアを閉める際、車内の交通局総務課職員にドアコックを閉めるよう指示したが、

  車内の交通局総務課職員はドアを閉め、ドアコックは開いた状態のままだった。

 ・出発後、水道町交差点手前の下り坂でブレーキ操作を行った際に、勾配により運転席後ろドアが開き、そのままの状態で約15m走行した。

 ・本日、インシデントにあたるものと判断し、九州運輸局に報告したもの。


(2)本事案判明の経緯

  令和6年(2024年)7月5日(金)運行のビアガー電において、交通局車庫内で出発の準備中であった車両のドアを確認した職員が、

  ドアコックが開いていることに気づき、ドアコックを閉める操作を行うとともに、監督長に報告した。

  7月8日(月)、上記事案を受け、確認等を行ったところ、6月21日の試走中にも同様の事案が発生していたとの報告があり、

  ドライブレコーダーにて本件を確認したもの。


7 原 因   ドアコックの閉め忘れ

  ※ドアコック:鉄道車両やバスなどの自動ドアを非常時に手動で開けるために装備されている機器。

         非常の際に車内のコックやスイッチを操作することで、空気または電気の回路を遮断し、ドアを手で開けることができる。


8 再発防止策  

  ・担当運転士による出庫点検の確実励行

  ・車両資格、知識を有したもののみが車両の取扱いを行うことを再度徹底する



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