4月【新年度を迎えてのご挨拶】
4月1日、桜の開花が宣言されました。まるで、熊本の新たなスタートを待っていてくれたかのようです。小中学校の入学式にも、文字どおり花を添えてくれます。
昨年4月の熊本地震の発生から、1年を迎えます。
「復興元年」と位置づける本年度は、これまで、ご支援・ご協力賜りました、多くの皆様への感謝の気持ちを忘れることなく、新しい熊本の創造に向け、北区においても歩みを進めてまいります。
被災されたお一人おひとりの、一日も早い生活再建を支援し、地域防災力の強化、市民が主役のまちづくりの推進にも力を入れてまいります。
まちづくりの原点は「地域」、そして、そこに暮らす「市民」です。区役所は、「地域力」を活かし、つなぎ、その可能性を伸ばす役割を担っています。
4月から、植木、北部、清水、龍田と4地区の出張所等が再編され、それぞれ「まちづくりセンター」が設置されました。地域に根ざした活動をより積極的に、展開してまいります。各校区を担当する職員も配置されました。どうぞよろしくお願いします。
「自ら考え、自ら見直し、自ら行動する市役所」の最前線で、「ず~っと住みたい“わがまち北区”」を合言葉に、区民との絆を大事にする区役所でありたいと願っています。
本年度も、一層のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。
北区長 野口 恭子
10月【区役所をもっと身近に!】
早いもので、29年度も6ヶ月が過ぎました。
本年度は、『復興を加速』、『地域力を向上』、『住民満足度を向上』、の3つのキーワードを念頭に取り組んでいます。
福祉課内の地域支え合いセンターでは、被災者の不安や悩みに寄り添いながら、日々の見守りや相談業務を行っています。今月は、「みなし仮設住宅等入居者交流・相談会」を開催し、住まいの確保、地域との交流、心のケアや健康づくりを進めます。
各まちづくりセンターでは、地域担当職員が地域との関係づくりを進めています。また、本年度から総務企画課に防災担当職員が配置されました。熊本地震を教訓にした地域防災力の強化が求められる中、早速、29ヵ所の分散備蓄倉庫はじめ管内全ての備蓄倉庫の棚卸しを実施しました。現在、いざというときの自助・共助のしくみである「校区防災連絡会」の設立支援にも取り組んでいます。
区役所は、地域の身近な拠点施設です。そこで、市民が利用しやすい窓口づくりに取り組んでいます。レイアウトやポスター・チラシの配置が変化していることにお気づきでしょうか?あわせて、区役所の情報提供のあり方改善にも取り組んでいます。北区の広報手段である「市政だより/区からのお知らせ」、「北区ホームページ」、「フェイスブック/熊本市北区役所」等について、わかりやすくタイムリーであることはもとより具体的なデーターの充実に努めたいと考えています。
北区では、それぞれの取り組みを通した身近に感じて頂ける区役所を目指しています。
北区長 野口 恭子
【北部東校区防災連絡会(9月開催)】