難病指定医(協力難病指定医)について
難病の患者に対する医療等に関する法律における、難病の患者の方に対する医療費助成制度においては、医療費助成の申請を行う際に必要な診断書(臨床調査個人票)は、都道府県知事又は指定都市の市長から「指定医」の指定を受けた医師が作成しなければなりません。 指定医には、診断書の作成区分に応じて、「難病指定医」と「協力難病指定医」の2種類があり、要件等は次のとおりです。
■ 難病指定医と協力難病指定医の要件
【難病指定医(新規申請用及び更新申請用の診断書のいずれも作成可能です)】
次の(1)(2)の要件を満たした上で、(3)(4)のいずれかを満たすこと。 (1) 診断又は治療に5年以上従事した経験を有すること
(2) 診断書を作成するのに必要な知識と技能を有すること
(3) 学会が認定する専門医の資格を有すること
※ 専門医資格についてはこちらを参照。
厚生労働大臣が定める認定機関が認定する専門医の資格20190424 (PDF:321.7キロバイト)
(4) 都道府県知事又は指定都市の市長が行う研修を修了していること
【協力難病指定医(更新申請用の診断書のみ作成可能です)】
次の(1)(2)(3)の全ての要件を全て満たすこと
(1)診断又は治療に5年以上従事した経験を有すること
(2)診断書を作成するのに必要な知識と技能を有すること
(3)都道府県知事又は指定都市の市長が行う研修を修了していること
オンライン研修の実施について
- 熊本市では、難病指定医養成研修をオンライン研修として実施します。
オンライン研修サービスの利用に際し、これまでは受講の申し込み後に医療対策課よりオンライン研修の『ログインID』と『パスワード』を発行しておりましたが、令和3年8月5日より、当課で申込を受理後利用者登録用URLを送付、利用者ご自身で『ログインID』『パスワード』その他必要情報等を登録していただくことになりました。 -
1.熊本市保健所医療対策課にEmailで「 R3.8.5~指定医オンライン研修サービス申込書 (エクセル:17.5キロバイト)」を提出
※Emailのタイトルを【難病指定医オンライン研修の申し込みについて】としていただきますようお願いいたします。
2. 当課から申込者にオンライン研修利用者登録用URLを送付
3. 利用者自身でユーザー登録申請
※登録が完了したら、登録したメールアドレスに登録完了通知メールが自動送信。利用者自身で登録したログインID,パスワードでログイン
4.オンライン研修サイトの講義の受講及びテストの実施
※講義は2種類あります。
《難病指定医向けオンライン研修》
難病指定医・・・新規・更新申請時における臨床調査個人票を作成できる資格
《協力難病指定医向けオンライン研修》
協力難病指定医・・・更新申請時における臨床調査個人票を作成できる資格
5.修了証を印刷
6.修了証の写しと指定医申請に必要な書類を併せて、熊本市保健所医療対策課へ提出
受講対象者
新たに指定医申請を行う若しくは指定医の更新が必要で専門医資格を有しない医師
※専門医資格を有する場合は、研修を受講せずに指定医の(更新)申請が可能です。
専門医資格を有しない場合は研修の受講が必要です。
指定医の資格更新は5年毎に必要となります。
指定医申請手続きについて
指定医、指定医療機関の申請書(新規・変更・辞退・再交付、更新)については、こちらをご覧ください。