令和5年度 北区健康まちづくり報告会を開催しました
令和5年(2023年)11月29日(水)、植木公民館にて『令和5年度北区健康まちづくり報告会』を開催しました。
平成24年度から『校区単位の健康まちづくり』がスタートし、この報告会もコロナ禍で3年休止していましたが、少しずつ校区や地区単位での活動が再開してきた中で、熊本市健康まちづくり活動方針の改定の機会にあわせて開催しました。
当日は北区管内から41名の各校区自治協議会および健康まちづくりを推進する会の地域役員の方にご出席いただき、まちづくりセンターなどの北区役所関係各課職員32名と実施しました。
〈自分の体を知る〉
開会前に『自分の体を知ろう』という目的で、体組成や血圧や腹囲測定を行いました。
当日実施できた測定内容は即日で体格のわかる項目でしたが、身体の中を正しく知るためには年に1回は特定健診を受けることが大切です。
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血圧測定をしました。 毎日家庭血圧を測っているという方もいました。 |
〈熊本健康アプリ『もっと健康!げんき!アップくまもと』について説明〉
熊本健康アプリ『もっと健康!げんき!アップくまもと』についても紹介しました。
このアプリは、日々の健康づくり活動を行うことでポイントが付与され、ポイントが貯まると協力店等で特典を受けたり、抽選会に参加できたりすることができるものです。
気軽に楽しみながら、生活習慣の改善に取り組むことで、健康づくりを続けるきっかけづくりを目的としたものです。報告会にご出席の方々も多数ダウンロードされました。
熊本健康アプリ『もっと健康!げんき!アップくまもと』の詳細はこちら
☞熊本健康アプリもっと健康!げんき!アップくまもと (genki-up-kumamoto.jp)
〈北区の健康課題と今後の区の健康まちづくりの活動方向性について説明〉
北区では、特定健診を受ける前の20~30代のうちから生活習慣が乱れている人が多いと考えており、『若い世代の生活習慣の乱れを改善し、早いうちから肥満や生活習慣病を予防するような正しい生活習慣を身に付けること』の必要性から、
『北区民の血管を守ろうプロジェクト』として題して、
(1) 体を知る
(2) 好ましい食行動
(3) 運動の継続 の3点について具体的な内容を検討しており、行政だけではなく、教育分野や農業、企業などとも連携を図りながら取り組みを推進していくことを説明しました。
〈共有の時間〉
同じ校区や近いエリアで『報告を受けての感想』『「血管を守るために自分の校区でできること』について話し合いました。
「北区全体でみても健診の受診率は低いため、健診を受けることを広げていくようにしたほうが良いと思う。」「校区に健康まちづくり委員会がないため、これから作っていきたい。やっぱりだれか引っ張っていく人や、みんなで役割分担しながらじゃないと難しい。」など、たくさんの意見が出ました。
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30分の共有の時間もあっという間に過ぎ、盛会のうちに閉会しました
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健康まちづくり活動は、地域の皆様と協働で取り組むことで持続的で効果的な活動となります。地域の特性に応じた活動の展開には、地域の皆様の知恵やつながりが欠かせません。今後の活動においても、一緒に考えていきたいと思います。