スケートボード類は、車輪が付いた板の上に立つため、もともと不安定であり、遊んでいて転ぶことは避けられません。その際に、手をついて腕を骨折したり、頭に衝撃が加わって脳に損傷が生じるなど、重大なけがが発生することがあります。
スケートボード類に限らず、遊びやスポーツには一定のけがを負うリスクがありますが、スケートボード類でどのようなけがが発生するか十分に知った上で、けがを最小限にする事前の準備が大切です。
発行:独立行政法人国民生活センター 本文イラスト:黒崎 玄
消費者へのアドバイス
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遊ぶ際には、スケートボードの部品にぐらつきや緩みがないかなど点検し、ヘルメットやプロテクターを正しく着用しましょう。・滑走が禁止されている場所や車・人通りの多い道路では遊ばずに、スケートボード施設や平らな広い場所で遊びましょう。
・スケートボードの使用などについて、ルールを定めている場所もあります。事前に確認するようにしましょう。
・保護者など周りの大人は、子どもと一緒に乗り方や遊び方のルールを理解し、遊ぶ際の装備や場所、時間帯などを子どもと決めましょう。
消費者トラブルで困ったら、一人で悩まず、まずは消費者センターにご相談ください。 (熊本市消費者センター相談専用ダイヤル:096-353-2500) 相談時間は、祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までです。 |