Q&A
攻撃してきますか?
おとなしい性格なので、人を襲うことはありません。こちらから捕まえたり、触ったりすると咬まれることがあります。びっくりすると死んだふりをするので、動かなくても絶対に素手で触らないようにしましょう。
オス・メスともに毒を持っていますか?
人に影響を与える毒を持っているのはメスのみです。
咬まれた場合に、死亡例はありますか?
国内では死亡例はありません。
クモの巣に特徴はありますか?
普段よく見る幾何学的な円形模様をしたクモの巣とは形状が大きく異なります。
セアカゴケグモの巣は、枯葉や木の枝等を粘着力の強い糸で巻き込んだものが多く、不規則な網状が特徴的です。餌となる昆虫の死骸が巣に絡まっていることも多くみられます。
冬でも活動しますか?
活動が盛んな時期は、気温が温かい5月から10月です。冬は、グレーチングの下や自動販売機の裏など温かい場所でじっとしていることが多いようです。
卵はどれくらいで孵化しますか?
卵のうの中には約100個の卵が入っていて、その卵は、約20日で孵化します。
そのため、駆除しないと、どんどん増えてしまいます。
駆除する時、どんな薬剤が効きますか?
市販のゴキブリ、ハエ、カなどに使用されている家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)で効果があります。殺虫スプレーがない場合は、靴を履いた状態で踏みつぶしてください。卵のうは、割りばしなどでつまんでポリ袋などに入れてから、殺虫剤を吹きかけてください。卵のうは、殺虫剤が効きにくいのでしっかり駆除してください。駆除した後は、どちらもゴミとして処分してください。
普段から気を付けることはありますか?
生息しそうな場所に注意し、家の周りの掃除や整理整頓に努め、ゴケグモが生息しにくい環境を作ることです。そうすることで、生息域の拡大や咬傷被害などの防止に繋がります。
庭の手入れや外で作業をする時は、軍手など厚手の手袋を着用してください。また屋外に出しっぱなしにしていた靴やサンダルを履く時は、中に潜んでないか確認をした後に着用しましょう。