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令和4年(2022年)3月15日(火)に熊本市東区東町3丁目地内でセアカゴケグモが確認され、駆除を行いました。
詳細は「8.これまでの発見箇所及び調査結果」をご覧ください。
セアカゴケグモについて
セアカゴケグモはオーストラリア原産のクモで、日本に輸入される資材などに付着して、国内に侵入してきたと考えられています。平成7年に大阪府で初めて発見されて以来、令和2年(2020年)7月現在、青森県、秋田県を除く45都道府県で生息が確認されています。熊本市内では、平成25年8月に北区鶴羽田1丁目で初めて発見され、平成30年9月及び令和3年(2021年)6月に東区東町4丁目、令和元年(2019年)5月に中央区渡鹿1丁目、8月には東区東本町、令和2年(2020年)年7月に東区東町1丁目で生息を確認しています。
他の地域にもセアカゴケグモが生息している可能性がありますので、ご注意ください。
セアカゴケグモは毒を持っているため、咬まれると健康被害を引き起こす場合があります。
ただし、おとなしい性格をしているので、こちらから捕まえたり触ったりしなければ、咬まれることはありません。
セアカゴケグモを見つけても、素手で触らず、生息域を広げないためにその場で駆除しましょう。
また、セアカゴケグモは、外来生物法の「特定外来生物」に指定され、防除等の対策の実施や飼育・生きたままの移動(運搬)の禁止等が規定されています。
外来生物法とは
正式には、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」のこと。
この法律は、特定外来生物の飼育、輸入等について必要な規制を行い、野外等において特定外来生物の防除を行うこと等により、特定外来生物による生態系、人の生命・身体、農林水産業への被害を防止することを目的としています。
「特定外来生物」として国が指定した生物は、飼育・栽培・運搬・販売・輸入などが原則として禁止されています。