令和6年10月5日開催 おれんじトーク(女性消防班)
令和6年10月5日(土)、熊本県総合防災訓練の終了後に中島小学校の図書室をお借りして、中島校区女性消防班の6名の方々と「女性消防班の活動について」をテーマにおれんじトークを実施しました。
女性消防班の古川さんの入団したきっかけは平成28年の熊本地震。近所に住む老夫婦に避難を促した際「避難所に行くと迷惑をかける。ここで死んでもよかけん」と話す夫婦の言葉にショックを受け、「困っている人たちの力になりたい」と感じ、消防団への入団を決心したそうです。
中島校区女性消防班は、「できる人が、できるときに、できるしこ」をモットーに班員で支え合いながら活動しており、2か月に1回の勉強会や啓発活動を実施しています。
また、これからも消防団活動を継続し、顔の見える関係性の構築と、住民同士が気軽に声をかけ合えるなど、地域力の向上を図っていきたいと展望を話されていました。
班員からは、区長に対して、中島校区は海が近いため、津波災害に対して高所避難できる施設や、中島校区には白川にかかる橋がないため、生活道路・避難経路として橋がほしい、地域防災力の向上として、高齢者世帯への家具転倒防止グッズの配付を検討してほしいなどのご意見がありました。
区長からは、「皆様からのご意見を真摯に受け止め、関係部署へ要望を伝えるとともに、区としても出来る支援策を考えてまいりたい。これからも女性消防班の勉強会や啓発活動を通じて、防災意識の向上と地域力の強化に努めていただけることに期待しております」と話がありました。
ご参加された女性消防班の皆様、ご協力ありがとうございました。