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令和2年(2020年)12月21日 第4回定例会後市長記者会見

最終更新日:2020年12月21日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

 

1 第4回定例会を終えての所感

 

2 お知らせ

・年末年始の新型コロナウイルス感染症に関する相談体制等について

 

3 今年の総括および来年の抱負 

 

4 質問

(1)幹事社代表質問(RKK・毎日)

(2)各社質問

会見録

 

市長発表

 まず初めに、本市上下水道局の職員3名と本市委託業者の従業員1名の新型コロナウイルス感染確認によりまして、上下水道局本館及び本庁舎6階フロアを閉鎖しておりましたが、昨日までに消毒作業及び職員等の検査が終了いたしましたので、本日よりいずれも通常通り業務を再開しております。市民の皆様にはご心配とご迷惑をおかけいたしまして、あらためてお詫び申しあげます。
 
それでは、第4回定例会を終えての所感を述べさせていただきます。
本定例会に提出いたしました予算案並びに条例案等につきましては、議会での慎重なご審議を経て、追加提案分も含めまして全て原案どおり可決いただきました。
これにより、新型コロナウイルス感染症の検査体制の拡充や、発熱等の症状がある方からの相談を受け、医療機関の案内を行う「熊本市受診案内センター」の設置を速やかに進めるなど、感染防止対策に全力で取り組んで参ります。
一般質問では、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、災害対策、人口減少対策、教育、デジタル化の推進、公共交通の利便性向上、雇用対策や中小企業の支援、地球温暖化等の環境問題など、いずれも本市の将来に関わる重要な政策課題について、議員各位から大変熱心にご質問をいただきました。
議論を通じていただきましたご意見・ご要望につきましては真摯に受け止め、感染拡大防止策や、市民生活や経済の回復に向けた支援などに全力に取り組んでまいりたいと考えております。
定例会を終えての所感は以上でございます。
 
次に、年末年始の新型コロナウイルス感染症に関する相談体制等についてお知らせいたします。
市民の皆様からの相談につきましては、年末年始も通常通り、無休で24時間対応いたします。発熱などの症状がある場合は、かかりつけ医や最寄りの医療機関などに、まずは電話で相談ください。相談する医療機関に迷う場合は、発熱患者専用電話にご相談いただきたいと思います。こちらで、診療・検査ができる医療機関をご案内させていただきます。また、新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談全般につきましては、県コールセンターに一本化をしておりますので、そちらへお願いいたします。
また、検査体制につきましても、熊本市環境総合センターをはじめ熊本市医師会PCRセンターや民間検査機関における検査体制を確保しておりまして、年末年始も無休で検査を実施いたします。
また、私も含め、幹部職員においても、年末年始も即座に新型コロナウイルス感染症への対応ができるよう体制を十分に整えたいと考えております。
現在の感染状況をお知らせいたしますと、新規感染者数は、12/15(火)から12/20(日)までの間で、本市で115名、県全体で165名となっておりまして、病床稼働率につきましては、昨日20日時点で、本市で76.4%、県全体で41%と、依然として非常に厳しい状況が続いております。
また、週末の中心市街地の通行量をみてみますと、12/19(土)が35,332人、1週間前の12日(土)が38,762人でしたので、前の週と比較いたしますと91.2%ということであります。また、12/20(日)は33,546人であり、1週間前の13(日)が35,147人でありますので、前週と比較いたしますと95.4%ということであります。少し減少しているものの、やはり多くの方が外出されている状況が続いております。
そこで、先週の記者会見でも申し上げましたが、市民の皆様にあらためて感染拡大防止について、3点願いをさせていただきます。
一点目に、同居するご家族以外の方との会食は控えていただきたいと思います。
二点目に、高齢者及び基礎疾患のある方は不要不急の外出を控えて下さい。
三点目に、感染が流行している地域への旅行・外出や年末年始の帰省等については、極力控えて下さい。
市民の皆様には、この年末年始を大変楽しみにされていた中、大変ご不便をおかけしますが、感染をこれ以上広げないためにも、どうか、ご理解・ご協力いただきますようよろしくお願い申し上げます。
 
最後に、本日の会見が本年最後の記者会見となりますので、1年を振り返っての所感を述べさせていただきます。
本年は、熊本地震からの復興を進めていく中で、新型コロナウイルス感染症の感染拡大という、我々がかつて経験したことのない危機に直面し、刻々と変化いたします局面において迅速な対応が求められてきました。
まずは、この場をお借りしまして、今まさにこの瞬間も感染症対応の最前線で多大なるご尽力をいただいております医療従事者をはじめ、全ての皆様に心から御礼と感謝を申し上げたいと思います。
本市では、これまで市民の皆様の命と健康、そして暮らしを守るために、リスクレベルに基づく先手先手の感染拡大防止策の実施をはじめ、保健所やPCR検査体制等の強化、また県と連携した医療提供体制の整備などに全力で取り組んでまいりました。
また、厳しい状況に置かれた地域経済を支えるために、国に先駆けまして店舗等に対する家賃の助成、あるいは中小企業等の資金繰りの支援など、これまで9次にわたる緊急対策を講じますとともに、10月には「熊本市経済再建・市民生活安心プラン」を策定したところでありまして、経済と市民生活を再建し、安心して暮らせる熊本づくりに向けて、引き続き全庁挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
 
熊本地震からの復旧・復興につきましてお知らせいたしますと、最大で約1万2千世帯に及んだ仮設住宅等の入居世帯数は、令和2年11月末時点で66世帯となりまして、99%以上の方々が恒久的な住まいへ移行されました。
また、来年4月の完全復旧・内部公開を予定しております熊本城天守閣をはじめ、被災したインフラや施設の復旧も着実に進みますとともに、近見地区の液状化対策につきましても、令和4年度の工事完了に向け整備を進めておりまして、復興への確かな手応えを感じているところです。
 
一方、本年は、県南部を中心に甚大な被害をもたらしました令和2年7月豪雨によりまして、あらためて自然の猛威を思い知らされますとともに、災害に対する備えの更なる強化を認識させられた年でもありました。
本市からは、被災地に対しまして、避難所運営や家屋被害調査など、これまでに応援職員延べ5,298名を派遣するなど、現在も支援を継続しておりまして、今後も1日も早い復旧に向けて全力でサポートしいきたいと考えております。
 
来る令和3年は、市民の皆様の安心安全な生活を守り抜くため、引き続き国や県、医療機関等の関係機関と連携しながら、時々刻刻と変化いたします感染状況、あるいは社会経済情勢、さらには市民の皆様や事業者の方々のニーズを見極めながら、必要な対策を迅速に講じてまいたいと考えております。
 
さらに、指定都市への移行から10年目となる来年は、熊本の未来を支える礎を築くため、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする脱炭素社会の実現を目指した取組をはじめ、防災・減災対応の強化、また「多核連携都市」の実現に向けた取組、ICTを活用した教育環境の整備や行政手続きのデジタル化による市民サービスの向上等を積極的に進めてまいりたいと考えております。
 
さらに、来年4月には熊本地震の発生から5年の節目を迎えます。引き続き、被災された全ての皆様方に寄り添った、きめ細かな支援に取り組むとともに、春の熊本駅周辺整備事業の完了や熊本城天守閣の内部公開の開始、秋の花畑広場の完成など、地震からの力強い復興と城下町熊本の新たな魅力創造に向けて、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
来る年も、「誰もが憧れる上質な生活都市くまもと」の実現に向けて着実な歩みを進めてまいりたいと考えております。
 
最後になりますが、年末の記者会見にあたりまして、市民の皆様をはじめ報道各社から賜りました市政へのご理解とご協力に、あらためて心から感謝申し上げますとともに、来年も更なるご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 
私からは以上です。

 

 

質疑応答

【記者】年末年始の相談体制について、無休24時間体制ということだったんですが、今、行っている中心市街地の出張PCR検査ですとか、そういったものの年末年始の体制はいかがでしょうか。

 

【市長】出張PCR検査については、お店の状況等々もありますので、そういった、お店の皆さんからの要望を受けて対応していきたいと考えております。今、この年末年始の体制の中で非常に重要なのは、感染を拡大させないために、我々がしっかり体制を整えておくということが重要ですので、そうしたいろいろなニーズについても、柔軟に対応していきたいと考えております。

 

【記者】年末年始、無休でという体制は異例のことだと思うのですが、職員の皆さんの残業など勤務時間の状況はいかがでしょうか。

 

【市長】それは、無休といいましても、もちろん、体制が無休であるわけでありまして、職員はきちんと適切に交代をしながらやっていきたいと思っています。ただ、やはり一部の現場においては、特に保健所、それから病院等々に関しては、どうしても残業等々が、出てしまうことがあります。市民の皆様の健康や命を守っていくためには、自分たち職員も健全な状態でなければいけませんので、他の局からの応援職員を例えば派遣をしたりということも、体制的に今整えておりますので、そうしたことで部の職員に負担が偏ることなく、体制をしっかり維持していきたいと考えております。ですから、年末年始は分散で、職員も休暇をとるようにしておりますので、そういったシフトをきちんと整えながら、そして、年中無休24時間ということにはなりますけれども、年末年始、市民の皆さんには、安心していただける体制をとるということが非常に重要だと思っております。

 

【記者】週末の通行量に関してなんですが、不要不急の外出、高齢者や基礎疾患があられる方に関しては、自粛を求められている中で、ちょっと減ってはいるんですが、あくまで微減といった状況なんですけども、そのことに関して、受け止めをもう一度お願いします。

 

【市長】先ほど私の方からお願いを申し上げましたけれども、感染が全国的に非常に深刻な状況になっている中で、例えば買物にしても、年末色々なもので買物されたりというのはあると思いますので、当然、土曜日曜の人手が今の状態であるということは、ある面では仕方がないと受け止めていますが、これ以上感染を拡大させないためには、日常的な感染を予防する対策、マスクであるとか、人との距離を保つであるとか、会話を減らすというようなことは、しっかりやりながら、年末の支度等々をしていただきたいと思っています。
そして、夜の会食に関しては、先ほどお願いを申し上げましたとおり、忘年会や新年会というのは、そこでリスクが非常に高くなっていますので、本当に申し上げにくいんですけどもこれは控えていただくべきだと考えています。
それから、会食をする場合も、普段一緒にいるご家族と会食をしていただいて、それ以外の方との接触は、極力減らしていただくということで、皆さんに協力をしていただくことで、年末年始何とか穏やかに年が越せるのではないかなと思っておりますので、こうした状況をぜひ御理解をいただきたいと思っています。

 

【記者】成人式に関してなんですけども、他の自治体を見ますと、止まらない感染拡大を受けて、天草市や苓北町については中止を決められています。熊本市に関しては、一生に一度のことだからということで、時間を空けたり会場分散を行うことで、開催する方針だと思うんですけれども、今後もそれは変わらないと見ていいんでしょうか。今後の状況によってはということも、念頭に置いていらっしゃるのかお答えをお願いします。

 

【市長】現時点においては、会場の収容率を50%以下にするというようなことであるとか、スペースを十分確保し、午前午後に分散して開催する予定でありますので、そうしたことで対応がとれるということで今は考えており、開催をするという方向で検討しておりますが、感染の状況によっては、中止をする可能性もございます。例えば、特別措置法に基づく緊急事態宣言が発出されるとか、感染がこれから年末年始にかけてさらに急拡大をしていった場合、この市民生活に甚大な影響を及ぼすということもあって、極力人が集まるイベントということについては控えていくべきだということが、総合的に判断された場合には、直前であっても中止をすることがあるということは、ぜひ新成人の皆さんや保護者の皆さんにはご理解いただきたいと思っています。
やはり一生に一度の大切な節目の日でありますので、そういう意味では、感染拡大に十分注意をして行動をするという大人としての自覚を促す日でもあると思います。ですから、新成人の皆さんやご家族の皆さんも、これはお祝いをするということでもありますけれども、こういう大変厳しい状況の中で、そういう対応をしなければいけないということでありますので、新成人の皆さんには、大人としての自覚を持って行動をしていただきたいと、そういうことを考える機会にもできればなと思っているところです。
今、お尋ねがあったとおり、今後少し状況が悪くなれば、中止もあり得るということでありますけれども、現時点では、開催する予定ということでお伝えしているところです。

 

【記者】感染予防の対策の中で、高齢者と基礎疾患のある方には不要不急の外出を呼びかけられましたけれども、今の状況を見ると、無症状とか軽症の方が多い若い方が、かなり出ている面もあると思うんですが、その辺については、外出自粛をできるだけ呼びかけるといったことは、考えていらっしゃいますか。

 

【市長】現時点では、重症化するリスクの高い高齢者や基礎疾患をお持ちの方々が、感染をしてしまうと非常に深刻な状況になりますので、ご家族にそのような重症化するリスクの高い方がいらっしゃる方々に対しては、外出についても十分注意をしていただく、あるいは控えていただくことが必要だと思っています。一方で、そういう方と接する機会が少ない方々であっても、これだけ感染が広がっているということを考えれば、やはり細心の注意をしていただくということ、外出等も必要最低限に留めていただくことが非常に重要だと思っています。その点は、ぜひ若い世代の皆さん方からの感染が広がっているということを考えると、そうした皆さん方の行動も抑制的であっていただきたいと思っております。

 

【記者】熊本市上下水道局の方の感染事例について、ちょっと問題があると思っていまして、というのは、12月9日に市長は会見をされて、小人数・短時間の会食をと自らおっしゃったと思うんですが、それが11日に9人の方で飲み会をされて、そのまま二次会に行かれたのが6人で、そのうち2人の方が、クラスターが発生した店で感染している。それについて、市長としてはどのように受け止めておられますか。

 

【市長】こうした市民の皆様へ呼びかけをさせていただいて、厳しい行動をお願いしている最中に、当市の職員がそうした行動をしていたということについては、大変申し訳なく思っております。
それを受けまして、実際こうしたことで、実は何度も職員に対して副市長等を通じて、あるいは総務局長を通じて、依命通達という形でそういった感染を防ぐために、行動をきちんと控えるようにということで、通知してきております。昨日、上下水道局事業管理者にも厳しく申し上げまして、今朝、私の方から総務局長を通じ、全職員に対して、各監督者がそうしたことをあらためて年末年始にかけて、しっかり控えるように指示させていただきました。特に、職場のいつもいる近い人間だったら大丈夫だろうという油断が、どうしてもそういう形で出てしまったと思いますので、ここは厳しく対応していくべきだと思っております。実際に感染者が出た場合にフロアを閉鎖したり、市民の皆様に行政の機能を提供できなくなったりということがあってはならないと思っていますので、私の方から厳しく担当の方にも申し伝えたところでありますけれども、市民の皆様にはあらためてお詫びを申し上げたいと思っております。

 

【記者】成人式について、楽しみにしてらっしゃる方もいらっしゃると思うんですが、ご判断をされるのが早くないと、県外から来られる方の飛行機のキャンセルだとかがあると思いますが、中止を検討される事例として、緊急事態が発出されるとおっしゃいましたけど、例えば熊本県内に発せられたと

きとかはどうされますか。

 

【市長】これは総合的に判断をするということになりますが、県外、例えば東京であるとか、大阪であるとか、こういった大都市圏に新成人の方も、学校であるとか就職等で行かれている方がいらっしゃると思います。こういう方については、もう既に感染拡大地域なので、できるだけ帰省は控えて欲しいということでお願いをしておりますので、そういう意味では、この参加について、抑制的にお願いしたいと思います。これは一生に一度という機会でありますけれども、感染をそこで拡大させては何にもなりませんので、そこはぜひ我慢をしていただくべきだろうと思います。
そして、全部を中止するという判断については、そういう東京や大阪等々大都市圏で、そうした重大な深刻な感染状況にさらに陥った場合には、即刻それは中止をするということで、早めに対応したいと考えております。ただ、現時点で取りうる限りの今感染対策を取るということと、あと熊本市内に在住の方で、ご家族とともに晴れの日を祝いたいという方もたくさんいらっしゃいます。ですので、細心の注意を払って参加をしていただけるように、今、対応を考えているところでございます。
一方で、今回ウェブ等リモートで、我々の式典の様子等も発信しますので、新成人の皆さんにも、そういうものも活用していただくということも、お願いしたいなと思っています。

 

【記者】関連なんですが、成人式は会場で気を付けたりとか、大変気を配られていると思いますが、大体成人式は、終わった後にみんなで懇親会をやったりとか、遅くまで飲むことがセットになっていると思うのですが、これについてはどういう働きかけをなさいますか。例えば、会場で市長からメッセージを出すなど何かありますか。

 

【市長】私のメッセージの中でしっかりお伝えしたいと思っていますが、基本的にはこういう制限された状況の中でも、みんなのお祝いを、新成人を少しでもお祝いをしてあげたいという周りの気持ちをしっかり受け止めれば、「楽しいから二次会やカラオケに行きましょう」ということはやはり控えるべきだろうと思います。ですから、皆さんには、ぜひそういったことを控えていただかないと、この開催というのが非常に厳しくなってくるということは、予め現時点で申し上げておきたいなと思います。

 

【記者】成人式に関連して、まだあと20日ほどありますが、各地の感染状況次第で、例えば、地域を区切ったり、県内在住の方限定にしたり等の段階的な措置みたいなものは何か検討されていますか。

 

【市長】今のところ、県からの要請が出ておりますけれども、感染拡大をしている地域からの帰省は控えてくださいということで、これは1月11日までの集中取組期間ということは、伝えておりますので、そういった地域におられる方々は、やはり、これはもう大変残念な話ですけれども、その地域から移動することなく、成人を祝っていただきたいと思います。
それから、もともと各区での開催等、いろいろなことを検討したのですが、スペース的に逆に密になってしまってはどうにもならない、会場がなかなかとれないということもありますので、今回は屋外、それから屋内であっても、比較的人の入り状況で、ある程度コントロールできる状況を今考えていますので、そういう中でぎりぎりの判断で今回こういう形で今のところ進めようと考えているところです。
基本的には熊本市内に在住している(方を中心にご参加いただき)、あるいはあまり移動しないということが非常に大事だということは、新成人の皆さんにも、ぜひご理解いただきたいと思っています。例えば、天草市であるとか苓北町の成人式が中止されたというのは、大半の参加者、8割以上の参加者がその市外・地域外ということも考えてということであったかと思いますが、熊本市内においては、基本的には熊本市内在住の方を中心に県内在住ということで考えているところでありますので、もちろん、このタイミングで帰省して体調に問題がないとか、いろいろなことを考えて久しぶりに会いたいという方もいらっしゃると思いますので、そういうことを全て一律に排除するということでは考えておりませんけれども、今回の成人式については、こんな状況に陥る成人というのも本当に気の毒に私自身も思いますけれども、成人式に必ず出ることだけが、お祝いではないと思います。大人の自覚を持つというのは、我慢することも一つかなと、あるいは周りのことを考えるということも一つかなと思いますので、そういうことで行動の変容が必要ということです。先ほど、記者さんからもお尋ねがあって、カラオケに行ったりとか、遅くまで飲みたいといった気持ちをいかに理性的に抑えるかということも、大人として求められることかなと思います。私自身それができていたかどうかということに関しては、なかなか難しいのですが、私自身は成人式に出ていませんので、ある意味ではそうやってお祝いをする環境があるというのは非常にうらやましいなと思っております。

 

【記者】成人式関連で、市内在住の新成人の方は、全体の何割くらいになるのでしょうか。

 

【市長】ご案内をしている7,702人というのは基本的に熊本市内の住民票登録をしている方が中心になると思います。もちろん住民票を熊本市に置いたまま県外に行かれている方もいらっしゃるかなと思いますけれども、それは少し確認させていただいて、また事務方から報告をさせていただきたいと思います。新成人の方、あるいはご家族の方に対しての呼びかけは、できるだけ県外から帰ってきての参加というのは、やはり今は控えていただいたほうがいいと思います。これは、感染拡大を防ぐという意味で、そして、ご自身やご家族の今後の健康やリスクを減らしていくためにも、そういう対応をお願いしたいということを、この場であらためて申し上げておきたいと思います。

 

【記者】時間短縮営業の要請については、県とのその後の調整状況はいかがでしょうか。

 

【市長】現時点で、先ほど申し上げましたとおり、昨日20日までの間、県全体での感染者数が165名ということでありますので、国の示す指標のステージ3というところまで今至ってない状況だということでありますので、今日かなり爆発的な感染が確認されない限りは、時間短縮営業の要請ということにはならないのかなと思っております。


 


 

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