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令和3年(2021年)6月25日 第2回定例会後市長記者会見

最終更新日:2021年6月25日
政策局 総合政策部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

 

 

1 令和3年第2回定例会所感

 

2 報告

 ・第79回熊本市新型コロナウイルス感染症対策本部会議について

 ・ワクチン接種について

 ・「江津湖花火大会」及び「熊本城マラソン」の中止について

 ・「熊本市域街路樹再生計画」について

 

3 質問

 (1)幹事社代表質問(熊日・共同)

 (2)各社質問

 


 

会見録

 

市長発表

はじめに、令和3年第2回定例会を終えての所感を述べさせていただきます。
本定例会に提出いたしました予算案及び条例案等につきましては、議会において慎重にご審議いただきました結果、全て原案どおり可決いただきました。

また、追加提案いたしました「新型コロナウイルス感染症に係る緊急対策」第18弾及び  第19弾につきましても、原案どおり可決いただきましたので、速やかに実施してまいります。
また、一般質問では、ワクチン接種など新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、防災体制の強化、農水産業の振興や経済対策、デジタルトランスフォーメーションの推進など、いずれも本市の将来に関わる重要な政策課題について、議員各位から大変熱心にご質問をいただきました。議論を通じていただきましたご意見・ご要望については真摯に受け止め、市政運営の糧として取り組んでまいります。

 

次に、第79回熊本市新型コロナウイルス感染症対策本部会議を本日開催いたしましたので、その内容についてご報告します。
現在の本市の感染状況ですが、6月18日から24日までの1週間で新規感染者数は20人と大幅に減少し、病床使用率は25日10時時点で21.3%、重症病床使用率は16%となっており、病床のひっ迫は緩和されつつあります。
また、本日、県から発表されましたが、本市の確保病床数が新たに6床増床され、182床から188床となります。医療提供体制も拡充され、病床使用率が国分科会指標のステージ 2 を見通せる状況となりました。
そこで、県市合同専門家会議の皆様のご意見を踏まえ、本日の対策本部会議におきまして、27日(日)をもって「熊本市医療非常事態宣言」を解除する方針を決定いたしました。市民の皆様及び事業者の皆様のご理解とご協力、そして医療従事者の皆様のご尽力によるものであり、改めて心より感謝を申し上げます。

 

また、「熊本市医療非常事態宣言」の解除に伴いまして、市有施設について、6月28日(月)以降、準備の整った施設から順次開館・利用再開いたします。
なお、熊本城につきましては、特別公開の再開及び天守閣内部公開を開始いたします。天守閣内部公開「熊本城特別公開第3弾」につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により公開開始を延期しておりましたが、6月28日(月)に特別公開を再開し、天守閣内部の公開を開始することといたしましたのでご報告いたします。
公開を心待ちにされていた皆様には、大変長らくお待たせいたしましたが、ようやくリニューアルした展示内容、大天守最上階からの景色等をご覧いただけるようになります。公開にあたりましては、混雑状況に応じて入場制限等を行う場合がございますので、お時間に余裕をもってお越しいただきますとともに、マスクの着用などの感染防止対策にご協力をいただきますようお願いいたします。詳細については、お手元の資料をご確認ください。
また、本市主催イベント等につきましても、6月28日(月)以降、感染防止対策を徹底した上で再開いたします。

市民の皆様へのお願いでございますが、現在、感染力がより高いと言われる新たな変異株、デルタ株の感染が全国で確認されております。本市においても監視体制を強化し、デルタ株の主要変異である「L452R変異」を検出するPCR検査を行っており、6月23日時点で累計113件の検査を実施しておりますが、全て陰性となっております。現在のところ、熊本市内、熊本県内において、この変異株の検査についてはすべて陰性が確認されております。
しかしながら、今後、感染力の強いデルタ株が本市に広がりますと、感染の再拡大が急速に起こる可能性がございます。ここで気を緩めますと、早期のリバウンドに繋がり、医療提供体制が再び厳しい状況となる恐れがあることから、市民の皆様には、宣言が解除された後も、基本的な感染防止対策を徹底していただくとともに、県が示されております「会食時の感染リスクを下げる4つのステップ」を遵守するなど、決して気を緩めることなく、行動していただきますようお願いいたします。
本市といたしましても、引き続き感染防止対策に取り組むとともに、感染拡大の予兆が見られた際は、できる限り早いタイミングで、市民の皆様へメッセージを発してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

次に、ワクチン関係について、4点、お知らせとご報告をいたします。
1点目は、高齢者のワクチン接種状況についてご報告です。高齢者のワクチン接種につきましては、高齢者施設入所者及び従事者から先行して開始し、順次実施してきたところです。
65歳以上の対象者が約20万3千人に対しまして、1回目の接種が終わった方は、国への報告ベースですが、昨日6月24日時点で約10万9千人の接種が終わっております。接種率は約54%となります。
また、第4期までの予約数については、医療機関の独自予約分等もありまして、推計値となりますが、約16万7千件、予約率にして約82%となっております。
65歳以上の方を対象に、6月19日(土)から開始しました第4期の受付状況ですが、昨日6月24日時点で、約1万2千件の受け付けを終わりました。そこで、残りの予約数は約5万件ということでまだ余裕がある状況です。このような状況から、接種を希望される65歳以上の方については、ほぼ予約が完了されたものと認識しており、7月中には接種を完了できるものと考えております。
ただし、ひとり暮らしの高齢者などで、接種を希望されながらなかなか予約ができていない方もいらっしゃる可能性がありますことから、民生委員の方や「高齢者支援センターささえりあ」などによる、お声かけも実施して、確実な接種につなげてまいりたいと考えております。

 

2点目は、6月19日(土)から開始した第4期の予約受付の追加募集についてお知らせいたします。
先ほども申し上げましたが、第4期予約受付につきましては、予約枠にまだ余裕があることから、明日26日(土)から、接種券が届いていれば年齢に関係なく、基礎疾患を有する方、障がいを有する方を対象に前倒しで予約を受け付けます。
また、基礎疾患を有する方、障がいを有する方は、かかりつけの医療機関へ受診の際に、ワクチン接種予約のご相談をお願いいたします。
また、障がいを有する方の中で、接種に支援が必要と考えれれる方を対象とした集団接種会場を「熊本市障がい福祉センター希望荘」に開設いたします。希望荘での接種の予約については、市内9カ所に設置している障がい者相談支援センターにご相談ください。
さらに、45歳以上の方も前倒しで予約を受け付けることといたしました。混雑を回避するため、まず55歳以上の方を、障がい者、基礎疾患をお持ちの方と同じ明日6月26日から受け付けを開始いたします。そして、45歳以上の方を6月27日(日)からといたしますので、分散予約にぜひご協力をお願いします。
なお、予約受付の終了日は6月30日です。これは第4期の追加募集で前倒しの募集ということで、第1回目の接種期間が7月5日から7月25日ということになりますので、よろしくお願いいたします。
なお、7月10日から開始する予定の第5期の予約受付につきましては、第4期の予約状況を見ながら、対象者の年齢区分をどこまで拡大するか、前倒しするかを判断いたしますので、詳細は確定次第改めてお知らせいたします。

 

3点目は、企業等の従業員に対するワクチン接種環境の整備についてのお願いです。
企業等の従業員の皆さまが、スムーズにワクチンを接種できる環境を整えるため、経済団体に対して、企業等におけるワクチン休暇等の周知や導入に向けた支援について、ご協力をお願いしたところです。
また、ワクチン接種は、本人の意思に基づき接種するものですので、接種していない方に対する職場での不利益などの取り扱いが起きないよう、注意喚起についてもお願いしたところです。
また、本市の職員におきましては、総務省の通知に基づき、ワクチン接種時の休暇等、必要な対応を行っております。

 

4点目は、これまで検討を進めておりました中学生・高校生の集団接種の方針についてお知らせします。
学校集団接種に関しましては、6月22日に文部科学省・厚生労働省の連名により、「生徒へのワクチン接種を学校集団接種により行うことは、現時点では推奨するものではない。」との通知が発出されました。
そこで、この通知を踏まえまして、教育委員会と協議をしました結果、当初検討していた学校単位による集団接種は実施しないことと決定しました。ワクチン接種をするかどうかは各ご家庭で判断いただき、医療機関や集団接種会場において、個別に接種をしていただければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

続きまして、「江津湖花火大会」及び「熊本城マラソン」についてご報告いたします。
「江津湖花火大会」及び「熊本城マラソン」、それぞれの実行委員会において、各委員に対し、開催の可否について意見聴取しましたところ、「中止はやむを得ない」との意見で一致したことから、昨年度に引き続き今年度も中止することが決定されました。
両実行委員会の会長であります私としましても、大変残念ではございますが、新型コロナウイルス感染症の先行きが見通せない中、まずは市民の皆様、来場者の皆様の命と健康を守ることを最優先に考えた次第です。
市民の皆様におかれましては、今年度の開催を楽しみにされていた方も沢山いらっしゃると思いますが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

 

最後に、「熊本市域街路樹再生計画」についてご報告いたします。
現在、市民の皆様から様々なご意見をいただいております「熊本市域街路樹再生計画」についてですが、本市では近年街路樹について、“安全性の低下”、“景観性の低下”、“維持管理費の増大”といった課題を抱えております。
例えば、こちらの写真の通り、樹勢衰弱による倒木、巨木化による歩道の幅員の不足、根上がりによる構造物の損傷、生育環境に伴う景観性の低下など、多くの問題が発生している状況です。
今年5月20日には通町筋で倒木が発生しております。このときは、偶然にも人的、物的被害はなかったものの、道路の安全性の確保については、人命にも関わる大変重要な問題であります。
また、こちらのグラフにもある通り、平成24年度以降、樹木の成長に伴う管理経費の増大、人件費の上昇等を要因として街路樹管理や道路除草に要する経費が、年々増加傾向になっていることも大きな課題となっております。
このようなことから、学識者の皆さん、専門家の皆さん、公募の市民の皆さんからなる委員会を設置し、「安全で快適な道路空間の形成」、「景観と都市の魅力向上」、「適正な維持管理」を行うため、沿線の14校区と中心商店街において延べ約300名の方々にご参加いただいた説明会でのご意見も踏まえまして、令和元年度にこの計画を策定しました。
しかしながら、報道でも様々なご意見が出されており、市に対してもご意見やご要望をいただいているところです。本来であれば、この(モニター画面の)ように等間隔に樹形を整えた街路樹として適切に整備されている状況というのが、本市が対策を施した後の将来のイメージになります。ただ、樹木の伐採については、多くのご意見もいただいているところでありまして、私としましても、街路樹が抱える課題やこれまでの経緯も含めて、改めて丁寧な説明や議論が必要だと考えました。
そこで、一旦本計画を中断いたしまして、「熊本市街路樹再生計画策定委員会」をもう一度再開することといたします。この委員会での議論を含め、新たな視点や市民の皆様のご意見を幅広くいただきながら、必要な見直しも行いつつ、景観や街並みといった将来の姿、10年後、50年後も市民が誇れる街路樹としていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

私からは以上です。
 

 

質疑応答

 【記者】最初に市のコロナ対策本部会議のことについてお聞きします。今日同じタイミングで熊本県も対策本部会議を開いて、27日までで時短営業の解除をするということが決まっております。このことについては、当初13日までのまん延防止等重点措置の期間でしたが、県独自の対応ということで延長された経緯があります。市民の中には解除を待望する方がいる一方で、依然不安を抱かれる方も多いかと思います。このことについて市長の解除についての受け止めを教えてください。

 

【市長】まず、この解除については、感染が確実に減少をしてきたということ、それから熊本市においては、特に病床が非常に逼迫をしてしまったということで、医療非常事態宣言を発出して、この第4波では中等症や重症の患者さんの割合も大変多かったという状況がずっと続いたわけでありますけれども、ここ数週間の間でどんどん病床も逼迫状態から解消されてきたということ、そして病床使用率も低下して、これまで県や医療機関の皆さんにも多大なるご協力をいただきながら、病床の確保にも努めていただいて、今日も先ほどの発表項目の中で申し上げましたとおり、新たな病床も県のほうで確保いただいたと発表がありました。そうしたことも踏まえて、まず専門家の皆さんのご意見を伺って、その上で感染の状況の落ちつき、それから病床が一定程度確保できたということで、解除しても良いとの評価をいただきました。今回、熊本県の独自の措置も前倒しして解除されるということが今日決定され発表されましたので、それとあわせて検討した結果、医療非常事態宣言についても解除するということになりました。この2か月間、飲食店だけでなく多くの皆さんがかなり制限を強いられる中で生活をされておられましたので、ご協力に対して本当に感謝を申し上げたいと思います。一方で、先ほども申し上げましたが、(医療非常事態宣言が)解除になったからといって感染予防をおろそかにしては、また感染が再拡大していくことにつながりますので、どうか皆さんには、慎重に、徐々に行動の範囲を広げるといったことについても、ぜひ今まで以上に気を付けながら行動していただきたいということをお願い申し上げます。

 

【記者】医療非常事態宣言のことについて、重ねてお聞きします。市の基準として、一般病床50%、重症病床25%というのがあって、数字的には下回ったということだと思うんですけれども、先ほども予兆があればということでおっしゃっていましたが、その予兆というのが今言ったような数字になって、もしまたこの数字を病床使用率が上回った場合は、医療非常事態宣言を独自にされるようなお考えなのでしょうか。

 

【市長】当然この基準だけではなく、専門家の皆さんのご意見も踏まえながら、慎重に判断をしていかなければならないと思います。医療非常事態宣言を出すというのはどういうことかと言いますと、感染が拡大し、仮に重症化した方々の命を救うための病床が確保できない状態を防ぐために、医療非常事態宣言を早めに発出をして、必要な病床を確保していこうということです。今回医療非常事態宣言は解除されましたが、今東京あたりでは新規感染者数がまた少し増加しているというような傾向が見られるということですので、そうしたものを注視しながら、この熊本でも助かる命を助けられるようにするために、医療非常事態宣言についてはまた検討していきたいと思います。ですから、病床使用率が上がってくるということは、それだけリスクが高まるということですので、その数字をしっかり見ながら、これまでもこの宣言を発出する閾値をお示ししておりますので、それを1つの目安にしながら、あとは専門家の皆さんと状況を判断しながら、皆さんにはできるだけ早めにアラート発出をしていきたいと思います。ですから、この第4波のときもそうなのですが、医療非常事態宣言を発出する前に、既に皆さんにはいろいろな警戒をしていただくようにお願いをしてまいりました。ただ、その状況がさらに悪くなったということで、医療非常事態宣言を発出したということでありますので、こうならないように、ぜひご協力をいただきたいと思います。

 

【記者】もう1点医療非常事態宣言解除後のことについてお聞きしたいんですけれども、今、市の施設であるとかイベント等についての方針を説明いただいたんですけれども、経済的な部分として、これまで熊本市としての宿泊助成だとか、プレミアム商品券の発行なんかについて、予算を専決されたかと思います。その辺についての具体的なスケジュール等についての考えをお聞きしたい。

 

【市長】ある程度感染が落ちついた状況になると、またそういう経済的な対策もすぐスタートできるようにということで、実は、専決処分で予算も確保させていただいております。今回こうして解除になったということも踏まえまして、近日中にそうした対応を発表させていただきたいと考えております。現在、担当部局で取りまとめを行っておりますので、早ければ週明けぐらいには、いつ頃からプレミアム商品券を受け付けるか、あるいは県とも連動しながら、例えば、県内の皆さんに限った「LOOKUP Kumamotoキャンペーン」というようなものを再開させるかといったことについて、今、内部的に整理を行っておりますので、また決まりましたら報道の皆さんにも発表させていただきたいと思います。

 

【記者】熊本城マラソンの中止についてお伺いしたいんですが、花火大会は8月なんですけどもマラソンは来年の2月ということで、各種大会を実施すると判断されているマラソン大会とかもあると思うのですが、なぜ中止なのか理由を教えてください。

 

【市長】熊本城マラソンは次が第10回目ということで記念すべき大会でもありますので、ランナーの皆様が、中止のリスクや、感染状況やワクチン接種の状況もまだ完全に見通せてないような中で、安全安心を確保しながら開催をするということはまだなかなか難しいと考えました。実行委員会の中では、大会に関わる全ての方が、不安なく参加できる大会でなければならないというご意見や、冬の時期にもし感染が再拡大をしてしまった場合に医療機関の協力体制が整うか大変不安であるという意見(がありました)。それから、新型コロナの影響で、応援していただく協賛の方々を獲得するのもなかなか困難であるということ。それから、開催可否の判断をぎりぎりまで待って、仮に感染が拡大したため中止をしますということになるとランナーの皆さんにとっても非常に負担が増えますし、また関係者についても、経費の増大などのデメリットも非常に大きくなるということから、早い時期に判断をしたほうがいいだろうということです。賛否両論いろいろあると思いますが、この感染状況やワクチンの接種状況が、まだまだこの冬までは不確実な状況であるということなどを総合的に考えて、2年連続という形になりますけども、今回までは中止せざるを得ないと判断したということでございます。

 

【記者】熊本城特別公開についてですが、4月下旬に予定していて、市民の皆さんや市長も本当に楽しみにされていたと思うんですが、改めて今回ようやく内部を公開できるようになったことについてお気持ちをお聞かせください。

 

【市長】熊本城天守閣を4月26日に、皆さんにお披露目をするということで、熊本地震からちょうど5年が過ぎた節目の年、そして節目の月に公開をということでみんなで準備をしてきましたが、そうした中で、新型コロナウイルスの感染拡大と重なってしまったわけです。この2か月間、本当に多くの皆さんからいつ公開がされるんだと日々お問合せをいただいて、期待感も非常に高かったということであります。この2か月間、皆様の安全や健康を守っていくためにもやむを得ない措置ということでありましたが、今回医療非常事態宣言も解除されるということになりまして、感染防止対策の徹底をしていただきながらも、晴れて皆さんに見ていただくことで、熊本においては、一定程度感染状況が落ちついたという状況、そしてこの熊本地震からの復興を実感していただく、非常に大きな良い機会であると考えております。熊本が数々の困難に打ち勝っていくということ、熊本城は復興のシンボルでもありますけれども、非常に皆さんの心の中の支えにもなるものでありますので、多くの皆さんがまたそれをご覧になって、元気になった、勇気をもらった、よし頑張ろうというように、コロナ禍という非常に厳しい状況の中でも前向きになっていただけるような公開にしていきたいと思いますし、多くの皆さんにもぜひご期待をいただきたいと思っています。

 

【記者】熊本城の特別公開は、前回の場合は県内在住者限定でしたが、今回は(そういった制限は)なしということでよろしいでしょうか。

 

【市長】今回は、熊本の医療非常事態宣言も含めてですけれども、制限が撤廃されておりますので、特に県内限定という形はとっておりません。一方で天守閣の内部に皆さん入っていただく場合は、きちんと数を計算して、内部が密にならないように、一定程度で人数を制限するということです。天守閣内部でもカメラであるとか、QRコード等でも、(入城者数を)計りながら対応していくということになりますので、その辺は少しお待たせをしたり、整理券を配ったりする可能性がありますけれども、ぜひ安全な観覧をしていただけるように、最大限の配慮をしていきたいと思っております。

 

【記者】中高生の集団接種については、慎重に検討するとおっしゃっていました。先ほど、国からの通知を受けて(今回の判断に至った)とご説明いただきましたけど、決定までにどんな議論があったのか教えて下さい。

 

【市長】特に若い世代の皆さん方の接種については、中学生、高校生の保護者の皆さんが大変心配なさったということがございます。学校で集団接種ということになりますと、1つは、あなたは打ったのか打たないのかというような差別的なことになってしまう恐れもあることが懸念されております。例えば、当初は夏休みの期間であれば、学校単位で希望する方が、非常に効率よく接種できるのではないかと考えたわけでありますが、個人個人の事情を考えますと、一般の方の接種と同じように予約していただいて、それぞれのご家庭で判断していただいて、集団接種会場や大規模接種会場、それぞれの医療機関等での個別接種を選択ができるようにしたほうが望ましいだろうと思っています。早く受けたいというニーズもあると思っていましたので、夏休みの間に学校単位の集団接種ということも検討したのですが、今の予約状況から接種予約の受付の前倒しをさせていただいており、恐らく7月の10日前迄、7月8日ぐらいには全ての対象者の方に接種券が届きます。そうしますと、例えば個別の医療機関にご相談されることもできますし、今後の発表ということになりますが、予約の受け付けを前倒しすることによって、熊本市の枠で予約される場合も早く接種していただくような対応もとれるということです。あるいは、職域の接種で、ご家族も一緒にというところもあるように伺っております。そうした場合には、この接種券が届かなくても接種できると思いますが、届けば安心して一緒に接種していただくというように、選択肢が広いほうが良いのではないかと考えたということです。

 

【記者】競輪場の再開が正式に決定したことになると思うのですけれども、それについて、地震から5年過ぎての思いを聞かせてください。

 

【市長】競輪場の被災状況は非常に深刻でありましたので、我々もどうやって再開をするのかということは、これまでもかなり慎重に議論をさせていただきました。今回の議会でもこの設計の予算等の可決をいただいたことで、ある意味では公共施設の中で1番最後という形になってしまったわけでありますが、ようやく競輪場が再建できる目途が立ったということは、私自身も非常にうれしく思っています。これは競輪のファンの皆さんだけでなく、いわゆるアマチュアスポーツの競技をされる学生さんたちにも、非常に喜ばしいこととなりますし、また近隣の皆さんも、いつまで被災した状況のまま放置してあるのかということで大変ご不安に思っておられますので、アスベスト等の除去も適切に行っていかなければならないということで、今はそういったリスクを早く取り除くということが、必要かと思っております。
それから、今後、リニューアルをいたしましたら、競輪だけでなく、様々なスポーツイベント等の行事に使えるようになる、あるいは、防災拠点として避難施設として競輪場をご利用いただけるように、設計することになりますので、そういう意味では地域の皆さんにも愛される施設になるのではないかと考えております。

 

【記者】街路樹再生計画についてお伺いしたいんですけれども、計画の中断という表現で説明されましたが、これはもう少し具体的に言うと、今できている計画の中で、この秋から伐採という手順だと思うんですけれども、その伐採について、一旦とめるという理解でよろしいでしょうか。策定された計画の見直しも含めて検討するということでしょうか。

 

【市長】まず、この計画については、委員会を開催していただきます。今回、(この計画については)賛否いろいろな声が上がっていると思います。この街路樹に対することということで、熊本は森の都というふうに世に謳われて久しいわけでありますが、熊本の皆さんが非常に緑を愛しておられるという証でもあります。計画については、これまでもたくさんのご意見を聞きながら進めてきたわけですが、沿線の自治会や商店街や住民の皆さん方だけでなく、広くこの熊本市の緑というものについて、多くの方が関心をお持ちだということがわかりました。一方で、計画策定のプロセスの中でいろいろなご意見は伺ってきましたが、例えばパブリックコメントなどで、きちんと手続を行って多くの皆さんからの意見を聞いたらいいじゃないかというような声もご要望としていただきました。そうしたことの手法、住民の皆さんへ先程のリスク、緑を守るというだけでなく倒木の恐れや、幅員が不足する、また景観性の課題がある、生育していない、それから根上がりで歩道も含め構造物も大変傷んでいるような状況があります。それから、これはつい先月のことでありますが、倒木についてもこういったリスクもあるということですから、緑を守りながらも、適正な管理もあわせてしていかなければ、我々としては、長く熊本の緑を持続・維持していくということは難しいと考えました。ですので、この委員会をもう一度再開をしていただいて、委員長をはじめ委員の皆さんに、また市民の皆さんにもいろいろなご意見を伺いながら、この計画について、どこか修正する点があるのか、あるいは、この計画自体をプロセスも含めて、きちんとお知らせをしていくなど、そういった機会を作っていくことが私は極めて重要だと思いました。そういった市民の合意形成という意味でのプロセスをしっかり大切にしていきながら、今までもそれをないがしろにしてきたわけではなく、きちんとしたプロセスをもとにやってきたのですが、もう一度より多くの幅広いご意見をさらにいただきながら、少し時間はかかりますけれども、この計画を実りあるものにしていけるような、多くの皆さんが納得していただけるような対応をしたいと考えています。

 

【記者】委員会の開会については、いつまでに議論を再開されるのでしょうか。

 

【市長】まだ具体的に再開をいつ始めるかということは確定しておりませんので、できるだけ早い時期に委員の先生方にもご相談申し上げて、再開をしていただきたいと考えています。一旦、計画自体はある程度でき上がったものがありますので、皆さんに改めてお示しをする、そして知っていただく、直接市長への手紙等でいろいろなご意見も数件いただいておりますので、例えばホームページ等で発表をさせていただいて、そしてご意見をまたさらにいただきながら進めていくということが非常に重要だと思っています。

 

【記者】マラソンの中止についてお伺いいたしますが、どういう状況になれば開催が今後可能になると現時点でお考えなのかお尋ねしたいと思います。従来、冬は感染症が拡大する時期でして、開催時期の見直しでありますとか、参加者の縮小、開催規模の縮小とか、そういったものは検討されたんでしょうか。

 

【市長】まだ開催規模を縮小したり、開催時期を見直すということは考えずに、今年度の大会についてどうするかということで皆さんにお諮りをいたしました。開催時期についても、これまで多くの方々が参加をされる中で、熊本市内の様々な行事やスポーツ(の状況を踏まえ、この熊本城マラソンは)1万数千人の方がランナーとして走られるだけでなく、数十万規模の沿道のお客さんやボランティアやスタッフの皆さん、こういった皆さん方が集結をするということでありますと、やはり今まで開催してきた時期と一定程度バランスをしっかり考えなければいけないということで、今のところ時期の変更について何か実行委員会の中で議論したということはありませんし、今後感染症拡大しましても、マラソンの時期というのは冬の時期がコンディションとしても良いと思いますので、そういう意味では今のところその時期でと思っています。
どうすれば開催できるかということでありますけど、ワクチンも一定程度の皆さんが接種されて、そして世界全体でも感染状況が落ちついて、特に国内において一定程度の収束が見られるという状況になったときと考えております。ですので、来年の2月の開催は中止ということになりましたけれども、再来年の冬ぐらいに一定程度感染が収束していれば、それはもう開催をできるのではないかと思います。その判断も、ランナーのエントリーが7月ぐらいということになりますので、それを考えますと、来年の今頃に次の大会の開催の可否については最終的な判断をすると思います。

 

【記者】ワクチンの接種についてなんですが、ワクチン接種を受けない人に対しての差別等といったものがないように、ワクチン接種を受けない自由といったものが、今話題になっていると思うんですけども、市長としてはワクチン接種を受けないと決められた人に対するフォロー等についてどのように考えられていますか。

 

【市長】私から担当にも指示をいたしまして、本市には例えば人権相談等々も行っている窓口がございますので、そうしたところで皆さんに、このワクチン接種を受けないことによる差別的なことがあったといったことであれば、訴えていただけるような窓口をそこでも設けるようにということで、今その検討をしているところです。
ワクチン接種についても、今、河野大臣も、例えば接種のリスクについて間違った解釈や説については、否定をするということもされていますけれども、やはり市民の皆さんが、適切で正しい情報を得られるように、我々としても最大限の努力をしていきたいと思います。実際にこれはワクチンについては、積極的に受けたいという方に対しては、今、接種をどんどん進めておりますので、滞りなくやっていくということ。そして、「ちょっと心配だな」あるいは「様子を見たいな」という方もいらっしゃると思いますので、そういう方々に無理に打ちなさいというわけではなく、よく判断していただけるような情報を提供していくということ、そして、「もう私は受けません」「受けたくない」という方に対しては、そういう方々をしっかり尊重するということです。そして、そういう差別等が起こらないように、行政としては最大限の配慮を行うということが必要だと思っています。

 

【記者】変異株について、お尋ねいたします。デルタ株への置き換わりが懸念されるというお話がありましたけれども、改めて市としての変異株への監視体制を教えてください。

 

【市長】今、変異株については、大変危惧をしているところでございまして、今はこれまでアルファ株、英国変異株については、4月以降熊本においても、このアルファ株が占める割合が増えたということがあります。一方で、デルタ株については、5月21日に国立感染症研究所から、このPCRによるデルタ株の検査方法が示されました。そこで、我々としては今、熊本市の環境総合センターにおいて、これまで検査を行ってきたところです。113件の検査を行って全員陰性を確認したということでございますけれども、環境総合センターだけでなく、今は民間の検査機関においても検査を実施しておりますので、これで感染が見られたとなった段階で、また改めて皆さんには、注意喚起をしていきたいと思っております。
今デルタ株は高い感染性を持っていると言われておりますけれども、重篤度等については、まだ今までの変異株との違いが分かっていません。ですので、県内での事例は今報告をされていませんが、国内の感染事例等も十分注視しながら、国とも連携をとって情報を得ながら、早め早めの対策ができるように警戒していきたいと思っています。

 

【記者】「医療非常事態宣言」解除に伴う熊本市の対応ということで、小中学校、保育所、企業等への検査キットの配布とありますけれども、規模感だったり、配布時期等決まっていることがありますか。

 

【市長】これは抗原検査キットを、保育園幼稚園、小中学校、民間企業等を対象に配布するということにしております。この数は、担当のほうから説明させます。

 

【事務局】配布想定数でございますが、保育園と幼稚園には450キット、小中学校には150キット、民間企業等には1,500キット、高齢者・障がい者施設には1,800キットを今のところ予定しております。

 

【市長】合計で3,900キットです。

 

【記者】若年層や中心歓楽街を対象にした感染防止対策ということで、市としてはこれまで青パトでの見回り等にも増員するなどして、力を入れていたと思うんですけれども、見回りについては、依然として継続されるのでしょうか。

 

【市長】見回りについては、基本的にこうした様々な制限が解除されるということでありますので、それについては行う予定はございません。見回りについては行いませんが、場合によっては、例えば青パトによって皆さんに警戒をしていただくようなことや、日頃の感染予防について徹底していただくようなことをアナウンスしていくということはあると思いますが、(営業時間や酒類の提供等の)時間制限も解除されますので、厳密に見回りをするということは考えていないということで、27日で終わるということになります。


 

 

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