年代・性別によって異なるがんのリスクを知り、この機会にがん検診を受診しましょう。
年代別・受診してほしいがん検診(なりやすい順)
年代別に特に気をつけてほしいがんを、男性は3つ、女性は5つ、なりやすい順に紹介します。
40代男性
40代男性の死亡原因の1位はがん(※1)です。
「がん=高齢者の病気」と思わず、検診で早期発見に努めましょう。
1.大腸がん 2.胃がん 3.肺がん
50代男性
50代は特に、定期的な検診で自覚症状が出る前に早期発見することを心がけましょう。
大腸がん、胃がん、肺がんは早期発見によって80%以上が治癒します(※2)
1.大腸がん 2.胃がん 3.肺がん
60歳以上男性
60歳を過ぎるとがんになる人は激増し、毎年、全国で約15万人の60代男性が、
がんになっています(※3)。
1.胃がん 2.大腸がん 3.肺がん
20代~30代女性
20歳を過ぎたら、2年に1度必ず子宮頸がん検診を受診してください。
子宮頸がんは早期のうちに治療すれば90%以上が治癒し、妊娠・出産にも大きな影響はありません(※3)。
子宮頸がんは、早期の段階では自覚症状がないため検診を受けないと見つけられません。
40代女性
40代女性のがん罹患率のトップは乳がんです。他にも、子宮頸がん、大腸がん、胃がんなどのリスクも高まり、乳がん以外のがんにも毎年全国で約7千人の40代女性がなっています(※3)
1.乳がん 2.大腸がん 3.子宮頸がん 4.胃がん 5.肺がん
50代女性
50代は、女性の体が大きく変わる年代です。がんで死亡する人の数も大きく増加します。
1.乳がん 2.大腸がん 3.胃がん 4.肺がん 5.子宮頸がん
60歳以上女性
「がんになったら治らない」。そう思っていませんか?がん検診を対象者がみな正しく受けると、毎年日本全国で約6万7千人の命が救われます(※4)
1.大腸がん 2.乳がん 3.肺がん 4.胃がん 5.子宮頸がん
※1 出典:人口動態統計(2018年)
※2 ここでいう「治る(=治癒)」とは、診断時からの5年相対生存率です。相対生存率は、がん以外の原因で亡くなる人の影響を除いた数値です。 出典:全がん協加盟施設における5年生存率(2011~2013診断例)
※3 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」(全国がん登録、2016年)
※4 国立がん研究センター希望の虹プロジェクトによる推計値
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