1850年
6月27日、ギリシャのレフカダ島で次男として生まれる。
父:アイルランド人英国陸軍軍医補のチャールズ・ブッシュ・ハーン
母:ギリシャ人のローザ・アントニア・カシマチ
1866年
16歳のころ、回転ブランコで遊んでいたとき、ロープの結び目が左目に当たり失明。
1874年
日刊新聞シンシナティ・インクワイアラー社の正式社員となる。
1887年
ハーパー社の寄稿家として西インド諸島のマルティニーク島へ。
1890年
急きょ日本に行くことを決意し、来日。
島根県松江尋常中学校の英語教師となる。
1891年
身のまわりの世話をしてもらうため松江の士族・小泉湊の娘である小泉セツを雇う。松江市を出発し、熊本市へ移住。第五高等中学校(現在の熊本大学の前身校)の英語教師となる。
1894年
五高の瑞邦館で『極東の将来』と題して講演。熊本の美徳「簡易・善良・素朴」を愛し、生活信条とし無用なぜいたくと浪費を憎む精神であると結んだ。熊本市を出発し、神戸市へ移住。
1896年
帰化手続きが完了し、小泉八雲と改名。東京帝国大学文科大学の英文学講師に就任。
1904年
早稲田大学講師に就任。代表作『怪談』を出版。
心臓発作により他界。享年54歳。
来日・来熊のきっかけ
英訳された『古事記』に描かれた、美しい日本に引かれて来日。古事記に「日本の始まりの場所」と記されている出雲から、日本での暮らしをスタートさせます。出雲で妻・セツとの出会いを果たした後、山陰の厳しい冬の寒さに耐えられず来熊。
第五高等中学校(現・熊本大学)の英語教師として、本市で3年間過ごしました。
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