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離乳食Q&A~後期編

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離乳食後期によくある疑問についてお答えします。離乳食に飽きてきて、むら食いや遊び食べに困っていませんか?

Q 遊んでばかりで食べてくれません。

 

A お腹はすいていますか?食事時間を見直してみましょう。

お腹がすいていないと、あまり離乳食が進まず、遊んでしまうこともあるかもしれません。食事と食事の間隔はあいていますか?前の母乳やミルク、食事との間隔を見直してみましょう。

立ち上がって逃げ出してしまう子もいます。でも、追いかけて食べさせる必要はありません。追いかけられるのが楽しくて、それ自体が遊びになってしまいます。お母さんは食卓に座り、赤ちゃんが近づいてきたら「座って食べようね」と声をかけて決まった場所に座らせて食べさせてあげましょう。

Q 手づかみ食べしやすい食材はどんなものですか?

手づかみ食べは、特別なメニューを用意する必要はありません。いつものお野菜を食べやすい大きさにカットするだけで大丈夫です。 おすすめの食材をご紹介します。
 

切るだけ!コロコロお野菜

コロコロお野菜
ゆでた野菜や、パン、果物などを食べやすい大きさに切るだけで、立派な手づかみメニューになります。最初は、サイコロ型でつまんで食べる練習を。慣れてきたら、少し大きめに切って、前歯を使って自分なりの一口量を噛み取る練習をしましょう。にんじんや、だいこん、さつまいもなどの根菜類がおすすめです。
 
 

はさむだけおにぎり

おにぎり
のりでご飯をサンドし、キッチンバサミで食べやすい大きさにカットします。ご飯だけでは、手がべちゃべちゃになってしまいますが、のりでサンドすることで汚れにくく、つかみやすくなります。間にはさむご飯に、しらす干しをまぜてもよいですね。
 
 

野菜たっぷりお好み焼き

お好み焼き
食べづらいキャベツや小松菜などの葉物野菜は、お好み焼きにしても食べやすくなります。小麦粉を水で溶いた生地に、みじん切りにした野菜や、しらす干しなどを混ぜて焼きます。にんじんなどの根菜類はすりおろして混ぜてもよいですね。かつお節や、すりごまなどをいれると、風味がアップします。

Q.あまり手づかみ食べしません。

 

A.無理強いせず、見守りましょう。

生後9~11か月くらいになると、赤ちゃんがお皿を自分の方へ引き寄せたり、スプーンを取ろうとしたりします。これが「自分で食べたい!」というサインです。このようなサインが見られたら「手づかみ」で食べる経験をさせましょう。手が汚れるのを嫌がる場合は、パンを使ってみてもよいでしょう。ロールサンドなどにすると、あまり汚れずに食べることができます。自分から食べるようになるには、食事のときにお腹がすいていることが大切です。たっぷり遊んで、規則的な食事のリズムを作りましょう。また、お母さんも一緒に手づかみ食べしてみるのもよいですね。同じメニューを手でつかんで食べて、「おいしいね」と笑顔で語りかけてあげてください。次第に興味がわいてくると思います。

 

手づかみ食べは、片付けが大変ですが、「自分で食べたい」という赤ちゃんの意思表示です。食べ物を目で見て、手指でつかんで固さを確かめ、口に運んで入れるという、目と手と口を連携させる運動です。手づかみ食べは、スプーンやフォークなどの食具が上手に使えるようになるうえでも重要な役割を担っています。汚れてもいいように、あらかじめ赤ちゃんの椅子の下にシートや新聞紙を敷き、赤ちゃんにエプロンを着せるなど、後片付けが簡単になるよう工夫するとよいでしょう。

 

 

☆離乳食について心配なこと、不安なことなどありましたら、中央区役所保健こども課 栄養士までご相談ください。

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