離乳食Q&A~完了期編 最終更新日:2023年4月17日 (ID:31245) 印刷 よくある離乳食の疑問についてお答えします。今回は、完了期の疑問について。離乳食から幼児食へ。だんたんと家族と同じものが食べれるようになってきます。 Q 好き嫌いがでてきました。 A 日を変えたり、調理法、切り方、盛りつけなどを変えてみましょう。離乳期の好き嫌いは固定化したものではなく、その時の体調や気分によって変わるものです。急に食べなくなったり、別の食べ物ばかり欲しがったりを繰り返すこともあります。何回か食べなかったからと言って「嫌いな食べ物」と決めつけて食事に出さないのではなく、日を変えたり、調理法、切り方、盛りつけなどを変えてみましょう。にんじんを花形にくりぬいたり、お弁当箱につめてみるのも雰囲気が変わって食べてくれるかもしれません。一緒に食事を楽しむ中で励まし、少しでも食べられたらたくさんほめてあげましょう。 Q.おやつを与えてもいいですか? A.1日3回の食事で不足する栄養を補うのがおやつです。1日1~2回を目安に。乳幼児は胃の容量が小さいので、1日3回の食事ではエネルギーや栄養素が不足することがあります。そこで、離乳完了後は必要に応じて間食(おやつ)を与えましょう。 ☆おやつを与えるときのポイント☆(1)1日に1~2回、時間を決め、食事に影響しない量、生活リズムに沿って規則的に与えましょう。(2)与える食品は、おにぎり、いも類、牛乳・乳製品、果物がおすすめです。(3)麦茶やお水を補給するよいタイミングです。 Q 大人と同じものを与えていいですか? 固さ、大きさは子どもにあわせて。味つけは薄味で。離乳が完了したからといって、急に大人と同じものが食べられるわけではありません。奥歯が生えそろう3歳ごろまでは乳幼児の摂食機能はまだ発達段階であり、3歳ごろになっても大人より未熟です。そのため、食品の固さ、大きさについては子どもにあわせましょう。皮が口に残りやすい豆やトマトは、食べにくそうであれば皮をむきます。口の中でまとまりにくいひき肉やブロッコリーは、片栗粉でとろみをつけると食べやすくなります。また、味つけは、素材の味をいかした薄味が基本です。 ★その他、離乳食について心配なこと、不安なことなどありましたら、お気軽に中央区役所保健こども課 栄養士まで。