地域とのつながりが希薄になりがちな若年層の方々にも「まちづくり」を身近に感じてもらうため、地域の課題や魅力をマンガで表現する「中央区まちづくりマンガスクール」を開催しました。
小学5年生から中学2年生までの12名の受講生が、夏休み期間中に「まちづくり」について学び、それぞれが興味を持った活動をテーマにオリジナルのマンガを描き上げました!
▼スクールの様子



まず初日に、まちづくりセンター職員から「まちづくりとはどのようなものか」の説明と実際にあるまちづくり活動の紹介がありました。
これを聞いた受講生たちは、マンガにしたいまちづくり活動を選び、講師であるイラストレーターのさいきゆみさんから「自分が描きたいものをストーリーにする方法」などを学び、マンガ作成がスタートしました!
▼第6回(最終回) 講評会の様子



最終回では、熊本コアミックスの谷中さん、講師のさいきゆみさん、中央区の大田区民部長から、完成したマンガへの感想やアドバイスがありました。講評のあとには、受講者や保護者から「マンガ家になるには」や「アナログとデジタルはどちらを描いていけばいいのか」などの質問がありました。
完成作品
「中央区まちづくりマンガスクール」とは

「中央区まちづくりマンガスクール(まちスク)」とは
地域活動について知る機会がない子どもたちが、「まちづくり」をテーマとしたマンガを描くことで、地域の課題や魅力に気づき、地域の一員としての気持ちを育むことを目的としたマンガスクールです。
講評者
■株式会社 熊本コアミックス 谷中 卓 氏
【プロフィール】
漫画出版社・熊本コアミックス SMAC!編集部に所属する漫画編集者。海外出身の漫画家とともに読切作品や連絡作品を作りつつ、公立高校では日本で唯一のマンガ学科がある熊本県立高森高等学校にて高校生をプロデビューさせるべく漫画制作の指導を行う。
■中央区まちづくりマンガスクール講師 さいき ゆみ 氏
【プロフィール】
熊本市を中心に活動するイラストレーター、イラスト講師。小学生から大人まで、幅広い年齢層の初心者向け講座や、プロのイラストレーターを目指すスクールの講師など多数。アナログの線画をデジタルでペイントした世界観あるイラストを得意とする。
■中央区区民部長 大田 就久