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市政へのご意見・ご提案(市民の声)

 熊本市の街路樹再生計画に関する提案

  登録されている分類 [ その他 ]
2023年10月受付
@伐採後の道路の様子がどのようになるのかイメージしやすいように、伐採後予想される道路の様子を写真や動画、CG作成し公開するなど視覚で理解できる情報の提供があると良いと思いました。
 また公開する際は、QRコードを読み取ってご覧くださいとだけするのではなく、テレビに流したり、新聞なり役場の壁なり道の駅の休憩所なり、パッと人の目に入るように情報を公開する必要があると思います。

A街路樹一本一本の伐採理由を一覧表にする熊本市のHPの「令和5年度の伐採情報[随時更新]」に、この場所のこの木はこの日に伐採しますというお知らせが出ているのですが、お知らせ日の翌日や三日、四日後には伐採されており、もう少し早く知らせたり、見る側に分かりやすいように一本一本の伐採理由の一覧表を地図と併せたものの作成をしてくれたらいいと思いました。
 街路樹を伐採するにしても、木そのものは健康であるのに人間の都合から伐採することになった木について、それらの木を伐採せずに移植することは費用面で難しいのでしょうか? 近くに移植後の環境として適切な場所が確保されれば移植可能となった実例もあるようですから、伐採だけが方法ではないと思います。
 木を伐採するならば、伐採後の木がどのようになるのかも示してほしいです。ただ燃やされてしまうのか、別のものに形を変えて再利用されていくのか。伐るまでにとどまらず、その先木がどうなるのかの説明は必要と思います。


 回答致します

2023年10月回答
 本市の街路樹は、これまで都市景観を向上させ、緑陰による快適な道路空間を提供してまいりました。しかしながら、近年では、街路樹の巨木化及び老朽化による路面環境の悪化や風雨時の倒木等「安全性の低下」、生育環境の違いによる樹高・樹形のばらつき等「景観性の低下」、将来的な財政負担の増加による「維持管理の増大」等、多くの課題を抱えておりまして、街路樹の最適な維持管理に向けた新たな取り組みへの転換期を迎えているところです。
 このような中、本市におきましては、これらの課題を解決し、道路利用者の安全性や快適性を確保するため、熊本市域街路樹再生計画に基づき、街路樹の一部伐採や補植、植え替えを行っていくこととしております。
 また、熊本市域街路樹再生計画に掲げる、重点路線整備計画では、長期的、且つ計画的な樹木の維持管理を行うこととしておりまして、ご提案にありますような整備前と整備10年後の予想写真等を掲載し、樹形や樹木同士の間隔などを視覚で理解できるよう情報の提供を行っているところでございます。
 今回、いただきました動画等による周知方法につきましても、今後の情報発信の参考とさせていただきます。
 次に、本市ホームページに掲載しております「街路樹の伐採情報」につきましては、熊本市域街路樹再生計画を進める一方で、道路パトロール等で発見される、早急に撤去を要する危険な街路樹を可能な限り事前に情報提供しているものでございます。そのため、発見から伐採までの期間を長く空けることができず、お知らせが伐採の直前になりますことは、ご理解をいただきたいと存じます。
 次に、街路樹の移植につきましては、移植費用の算出に加え、その樹木が移植に対応できる良好な生育状態にあるか、適切な移植先が確保できるかといったことを勘案し移植の可否を決定しております。 
 また、特に歴史的な謂れのある古木や地域の皆様の愛着のある樹木等、特別な配慮が必要な樹木については、より詳細な調査を行い、個別の検討を行っているところです。
 なお、伐採後の街路樹については、同計画にもお示ししておりますとおり、公園等のベンチの材料や堆肥の原料等に使用されるチップに加工する等の再利用を図っていくこととしておりまして、加えて、伐採によって植栽の連続性が失われた箇所等については、幼木の補植などの検討も行っているところでございます。

【担当 みどり公園課 096-328-2409】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp