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市政へのご意見・ご提案(市民の声)

 市電の混雑の緩和について

  登録されている分類 [ 市電 ]
2023年10月受付
 市電を1両ではなく2両3両にし、また、カーブが多くつり革も高く安定しないため、手すりを多くして下さい。
 市電は何といってもルートが2本で分かりやすく、時間が多少ズレることもあるが、渋滞もなく安心して乗れます。
 しかし、車両が1両で、幅が狭いわりに人も多く、大きな荷物や大型のスーツケースを持っている人もいて、混雑します。この状態なら通勤通学の方が多い朝夕は、これ以上だろうと思います。
 市電延長の話があると聞きましたが、そうなれば、ますます朝夕も厳しくなるかもしれません。車両を、今の1両から、2両、3両へと増やしたら、多くの人は日常の苦痛が減っていくと思います。

 回答致します

2023年10月回答
 熊本市電の現状としましては、特に、朝夕のラッシュ時に混雑度が非常に高く、時期や天候によってはご乗車いただけないほどの混雑が発生していることから、市電の混雑解消に向けた取組は喫緊の課題であると認識しております。
 また、これまでも朝夕のラッシュ時には、増便や利用客の多い区間での折り返し運行など、混雑解消に向けた取組を行ってまいりましたが、更なる輸送力の向上が必要な状況が発生しておりますことから、現在、根本的な対策として、現行車両の1.5倍の輸送力を有する3両連結車両の導入を進めているところです。
 令和6年度中には2編成分を導入予定であり、計画的な車両の更新なども併せ、更なる混雑の解消に向け、取り組んでまいります。
 次に、市電車両の吊り手につきましては、「公共交通機関の車両等に関する移動等円滑化整備ガイドライン」を参考に、女性や高齢者の使いやすさに配慮するとともに、成人男性の使いやすさにも影響しない高さである1メートル60センチに統一しております。
 また、令和2年度には吊り手の形状を従来の丸型から、握りやすい三角型に変更するなど、利用者の使いやすい車両を目指し改善に取り組んでいるところです。
 加えて、手すりの増設につきましても、現行の市電車両における車内空間や構造、強度や他事業者の事例等を総合的に勘案しながら、検討してまいります。
 なお、3両連結車両の導入にあたっての事前アンケート調査において「立っている人がつかまりやすい手すりの設置」のご要望が多く見られたことから、座席端部、座席間や天井中央にも手すりを設置するなど、お客様が手すりを握れる箇所を可能な限り確保しておりますことを申し添えます。

【担当 交通局運行管理課 096-361-5241】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp