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市政へのご意見・ご提案(市民の声)

 働き世代のがんサロン運営について

  登録されている分類 [ その他 ]
2024年2月受付
 熊本市においては、熊本県のがんサロンネットワークと連携し長年にわたり市独自のがんサロンを開き、がん患者や支援者家族の思いを聞く場としてがんサロンを運営していただき感謝申し上げます。私は家族の立場で参加していますが、私の家族の治療法は国や厚労省で定めた標準の治療ではないことから、病院や医療政策担当課が主体のがんサロンではどうしても意見が偏り参加しにくいような状況です。
 「それぞれの患者の思いを聴く」という観点から患者さんではなく現場でファシリテーターやコーディネートをしていただく方をおいていただくように検討をお願いします。
 熊本において、行政独自に長年にわたり想いを共有する場を設けておられることに深く感謝しています。
 がんサロンが様々な多様な治療法を選択した家族や当事者にとって、更に参加しやすい交流・交歓の場となっていくことを望んでいますので、引き続き今の仕組みを維持していただけたら幸いです。

 回答致します

2024年2月回答
 がん患者やそのご家族が安心して想いを語ることができる場所として、熊本県内には約30か所のがんサロンが設置されており、本市においても、働いている方や子育て中の方がサロンに参加しやすいように、毎月第3土曜日に「働き&子育て世代のためのがんサロン」(以下、「同サロン」と言う。)を開催しております。
 同サロンは、がん患者の方に世話人として代表を務めていただくとともに、開催当日の司会進行やファシリテーターをお願いしておりますが、その理由として、行政や医療専門職等の支援者には話しづらいことも、がん患者の当事者同士だからこそ、話しやすい雰囲気が生まれ、お互いの体験や悩み、生活をおくるうえでの知恵等を分かち合い、相互に助け合いやすくなるということがあります。
 実際に、同サロンに参加した皆様からも「同じ立場の人だからこそ言えることがあり、不安な気持ちを理解し共感してくれるから、がんサロンに参加している。」との声も多くいただいておりますので、今後も同サロンのファシリテーター等につきましては、これまでと同様に世話人の方にお願いしたいと考えております。
 
【担当 医療対策課 096-364-3186】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp