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市政へのご意見・ご提案(市民の声)

 動物園の修理および補充について

  登録されている分類 [ 動物公園 ]
2024年4月受付
  久しぶりに孫をつれて動物園に行きました。
 まず、入口ゲートは新しくなって良かったのですが、正面の「くもざる」のコーナーの周りの水が藻でいっぱいで緑色になっており、びっくりしました。なぜ水の入れ替えをしないのだろうかと不安になりました。
 次に、右回りで檻の方を見に行くと、動物はいなくて調整中の貼り紙があったので、その先も次々と見て行くと、いくつも調整中とあり、これで動物園と言っていいのだろうかと思われました。また、遊技場の場所に行くと、故障したモノレールもまた、調整中でした。どうしてこうも調整中ばかりで、すぐに修理か補充が出来ないのか疑問です。
 中央の池も緑色で不潔に感じられ、すぐ水を入れ替えてほしいです。もう少し他県の動物園を見て参考にする等して、対策を取ってほしいと思います。檻を見た孫から「どうして動物はいないの?」と尋ねられ、返答に困りました。
 全体的に年々動物園として後退しているように感じます。もっと魅力的な動物園にしていただきたいと思います。孫もしょんぼりして帰りました。どうか、また見に来たいと思う、皆が楽しめる動物園にしてください。

 回答致します

2024年5月回答
  クモザルの水モート(堀)につきましては、動物たちが逃げ出さないようにするため、逸走対策用に水を張っておりますが、当園では、地下水を使用しており、水道水とは異なり塩素が入っていないため、温かい日には藻が発生する場合がございます。現在、水モートについては、月一回の水の入れ替えと清掃・消毒を実施しているところですが、今回のご指摘を受けまして、水質管理のための機械設置や薬剤、清掃消毒の頻度を増やす等の対策を検討してまいります。
 次に、展示準備中の獣舎につきましては、ご来園いただいている皆様を大変お待たせしておりまして、申し訳ございません。動物の死亡や他園への移動により、獣舎に空きが出ることがございますが、次に展示する動物種に合わせた放飼場や寝室の整備、新しい獣舎へ移動する動物は馴致(その環境に馴れさせるための準備)が必要であるため、空きが出た獣舎に、すぐに他の動物を移すということはできない状況です。今回ご指摘をいただきました、正門から入って右側にあります獣舎には、以前はマレーグマを飼育展示しておりましたが、繁殖目的のために他の動物園へ移動し、空き獣舎となっております。現在、この獣舎にはツキノワグマの展示を予定しており、動物の状況を確認しながら馴致を進め、近々展示を開始いたします。
 なお、一部の老朽化した施設については、解体を予定しているところです。
 次に、園の中央付近に位置する池の水につきましては、ろ過循環し再利用を行っておりますが、季節によっては、落葉や藻の発生などが水の濁りや臭いの発生源となっており、ご来園いただいた皆様にはご迷惑をおかけしておりますことから、今後も、池の水質管理に加え、様々な対策を検討し環境保全に努めてまいります。
 なお、モノレールにつきましては、安全対策の強化のため長らく運休しておりましたが、ようやく令和6年4月末より運行を再開することができました。その他の遊戯施設につきましても、ご利用の皆様の安全を確保するため、保守点検や天候状況等により一時的に運休しご迷惑をおかけすることもございますが、ご来園の際には、ぜひともご利用いただければと存じます。
 現在、熊本市動植物園におきましては、「愛され続ける水辺の動植物園へ」をコンセプトに、熊本市動植物園マスタープランを策定し、令和11年の開園百周年に向けて、様々な取組を進めておりまして、今後も、皆様からのご意見を踏まえ、より良い動植物園を目指してまいります。

【担当 動植物園 096-368-4416】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp