2024年12月回答 |
今年、熊本市電の運行におきまして、脱線による重大事故をはじめ、信号冒進によるインシデントなどを連続して起こしてしまっていることにより、利用者や市民の皆様に多大なご迷惑とご不安をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。 市電に対する信頼を大きく損ねておりますことを改めて認識し、市民の皆様をはじめとする利用者の皆様が安心して快適にご乗車いただけますよう、安全運行に努めてまいります。 ご提案いただきました「信号機の信号と熊本市電のコンピュータを連動させること」につきましては、鉄道においては、その安全対策として、自動列車制御装置や自動列車停止装置など、既存の信号保安装置を用いた新しい技術開発が進んでいる一方で、路面電車においては、道路上を自動車と一緒に走行するというその特性上、交差点(信号)が多いことや車両がコンパクトであるがゆえスペースの問題等があることから、鉄道のような技術開発が進んでおらず、ご提案いただいたような仕組みの商品が現時点ではございません。 そのような中、現時点でも実施可能な安全対策として、ドライブレコーダーを活用した注意喚起装置や信号の視認性を向上させるための補助表示灯の設置を検討しているところでございます。 今後とも新たな技術開発の動向を注視していくとともに、熊本市電を皆様に安心してご利用いただくことができますように、引き続き安全対策について積極的に取組んでまいります。
【担当 交通局 運行管理課 096-361-5241】 |
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