2025年4月回答 |
学校トイレの洋式化は、児童・生徒が安心して学べる教育環境の確保と災害時の避難所機能の強化のためにも大変重要だと認識しており、令和3年度から最優先課題として順次整備を進め、令和12年度末を目標に全ての洋式化が完了するよう取り組んでいるところでございます。 該当小学校の校舎トイレの洋式化につきましては、令和7年度に設計を開始し、令和8年度に工事を行う予定となっております。また、その小学校の体育館には現在トイレがありませんが、校舎の工事と一緒に設置する予定です。 熊本市には、小学校92校、中学校42校の学校がございますが、大便器の総数は約7,700基あり、令和2年度時点では洋式便器が約2,900基(37%程度)でした。 トイレの洋式化につきましては、主に小学校の児童が日常使用するトイレから改修を開始し、これまでに約1,100基の工事を行い、令和5年度末時点で約3,700基の和式便器が残っております。令和6年度の工事実績につきましては、最終的に24校で578基が完了予定となっており、校舎の新築や改築でも洋式便器が設置され、洋式便器の割合が増えたことから、令和6年度末時点での洋式化率は61%程度になる見込みとなっております。 今回いただきましたご意見を真摯に受け止め、こども達をはじめ、市民の皆様が学校施設を安心して快適にお使いいただけますよう、今後ともスピード感を持って施設整備に努めてまいります。
【担当 教育委員会 学校施設課 096-328-2709】 |
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