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市政へのご意見・ご提案(市民の声)

 市電の女性優先車両について

  登録されている分類 [ 市電 ]
2024年10月受付
 熊本市交通局は、現在、女性優先車両を導入しています。
 毎朝、7時〜8時に乗車していますが、運転士の解雇もあって運転士不足により減便も行われているため、新水前寺駅電停は以前にも増して、歩道橋の新水前寺駅側の階段にまで乗客が列をなしている状況です。
 電車が到着すると当然、列は進むものの、女性優先車両の時は女性だけが後方車両に乗車し、男性列が進みません。前方車両には男女ともに乗るので、女性は早く乗車できます。その結果、列があまり進まないためのあおりを、後ろに並んでいる男性だけが受けている状況です。
 熊本市は、渋滞改善に向けた公共交通機関の利用を呼びかけていますが、この男性差別的な交通行政はそれをないがしろにするものでもあります。交通行政の改善、または市の上記呼びかけにつき「渋滞改善に向け公共交通機関の利用を促進するものの、その負担は男性にのみお願いします。」などと訂正をしていただきたいと考えます。

 回答致します

2024年11月回答
 熊本市交通局では、令和6年6月に車両故障等による車両不足や人員不足、乗務員への労働環境改善を目的としたダイヤ改正を行いました。
 これにより、多くの利用者の皆様にご不便をおかけしておりますことにつき、深くお詫び申し上げます。
 女性優先車両につきましては、残念ながら市電の車両内で痴漢や盗撮などの迷惑行為が毎年発生しており、本市が把握しているものについては、その全てが男性から女性に対するものであったことから、痴漢等の犯罪被害を受けるおそれのある女性のお客様に対し、少しでも安心してご利用いただける環境を提供することを目的として導入いたしました。
 女性優先車両は、あくまでも市電をご利用になる皆様に対して任意のご協力をお願いするものであり、性別によって乗車を拒否するものではないことから、今後の運行にあたり、改めて車内アナウンスの徹底や掲示等の工夫を行い、この取り組みの趣旨を皆様にご理解いただけるように努めてまいります。
 なお、令和6年度から令和7年度にかけて3両編成の新型車両を各年度2台ずつ導入する予定であり、先日お披露目した新型車両も令和6年中の運行開始を予定しています。加えて、令和7年度以降も計画的な車両の更新を予定しており、少しずつではございますが、輸送力の強化も図ってまいります。また、ダイヤにつきましても、運転手及び車両が安定して確保でき次第、改めて改正を行う予定です。

【担当 交通局運行管理課 096-361-5241】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp