| 2025年2月回答 |
ご要望をいただきました公園や市施設全体のバリアフリー化の方針については、熊本市バリアフリーマスタープランにおきまして、国が示している移動等円滑化基準や移動等円滑化整備ガイドライン、市民の皆様からいただいたご意見等を踏まえまして、施設種別に定めております。例えば、一般トイレにつきましては、和式便器を洋式化するほか、洗浄ボタン等をJIS規格に合わせた形状・配置とすること等を目指しております。 一方で、公園だけでなく既存建築物の改修にあたりましては、必要十分なスペースを確保することをはじめとする構造上の制限等、施設ごとにさまざまな課題があるため、バリアフリー化推進に向けてそれぞれの施設における現状や課題の整理を行い、対応策や優先順位等の検討を施設管理者とともに進めているところです。 次に、公園のトイレのバリアフリー化につきましては、利用者の多い一定規模以上の公園から優先的に対応を行っております。本市の管理する公園は1,100カ所以上あり、遊具などが老朽化している施設も多いことから、施設の安全性の確保を優先して改修を進める必要がございます。 また、地域の公園トイレの清掃は、トイレの利用頻度にもよりますが、市が行う清掃は週に1〜2回程度で、それ以外は地域の公園愛護会の方々にボランティアで清掃していただいている状況です。管理人が常駐していない公園の洋式トイレを清潔に保つことは難しいため、洋式化については、地域のご要望や清掃の協力体制等も考慮しつつ対応しているところでございます。 今後とも、熊本市バリアフリーマスタープランに基づき、だれもが移動しやすく暮らしやすいバリアフリー環境整備の推進に努めてまいります。
【担当 公共交通推進課 096-328-2522】 【担当 みどり政策課 096-328-2523】 |
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