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市政へのご意見・ご提案(市民の声)

 小学生のタブレット端末の持ち帰りについて

  登録されている分類 [ その他 ]
2025年3月受付
 小学生のタブレット端末については、学校での保管を希望します。
 現在通学中の小学校では、タブレット端末を毎日のように自宅に持ち帰って来ます。そのため、ランドセルの重さが4〜5sになります。さらに、上履きや傘なども、手に持って通学をしています。これは、60sの大人が12〜15sの荷物を背負い、毎日歩いて通勤することと同じです。家が遠い児童は、このような状態で30分近く歩いて通学しています。
 4月からはキーボード一体型になるため、今よりさらに重くなるのではないかと不安です。せめて、体格がまだ小さい低学年だけでも学校保管にできないのでしょうか。
 以前住んでいたところでは、タブレット端末は各教室にあるキャビネットに入れて自宅には持ち帰らないルールでした。こどもたちは、タブレット操作はすぐに習得していきます。以前、授業参観に行った時にタブレットを触るのがやめられない児童がいましたが、大人がスマホをつい触るのと同じだと思います。自宅にタブレットを持ち帰らなければ、依存症や近視の心配も減ります。
 こどもたちの体と心の健康のためにも、タブレットの学校保管について検討をお願いします。

 回答致します

2025年4月回答
 今回、ランドセルが重くタブレット端末の持ち運びが大変であること、タブレット端末の使い方次第では健康被害が心配であることを踏まえ、タブレット端末を学校で保管できないかとのご意見をいただきましたが、現在、本市では学用品の持ち帰りの負担を軽減するよう各学校において取り組んでいるところです。
 具体的には、「児童生徒の発達段階や各学校の実態(道具を置くスペースや通学距離等)に応じて、基本的に家庭に持ち帰る必要のない学用品に関して最大限の配慮をし、学校に置いてよいものについては、学校全体で共通理解を図ること。」とし、登下校の携行品の軽量化に取り組んでおります。
 また、本市では、「自ら学びに向かう力を育む教育の推進」を掲げ、タブレット端末の適切な活用に向けて、リーフレットを配付しております。その中で、使用状況を知ることができる機能やインターネットの使用制限について掲載する等、保護者の皆様のご理解をいただきながら適切な利用を推進しております。
 タブレット端末につきましては、授業や家庭学習などで使うことから、毎日の持ち帰りを基本とし、充電の協力をお願いしておりますので、ご理解をいただければと存じます。
 今後も、お子様の学習環境をよりよくするために、皆様のご意見を大切にしてまいりたいと考えております。

【担当 教育委員会 指導課 096-328-2721】

  担当課
政策局 秘書部 広聴課
096-328-2075
kouchou@city.kumamoto.lg.jp