東区の概要
東区は、熊本市の東部に位置し、五つの区の中ではもっとも人口の多い地域です。
区域内には国道57号(通称東バイパス)や県道36号線(通称第二空港線)、県道103号線(通称国体道路)等の主要幹線が走り、商業施設や医療機関、学校や福祉施設等も多く、都会の姿を見せる一方で、北には託麻三山、南には江津湖の自然が広がり、都市の利便性と自然とが調和した住環境に優れた地域です。
◆自然
区の北部には、託麻三山とそれに隣接して熊本県民運動公園があり、南部には1日40万トンもの湧水量を誇り、貴重な植物、魚が生息する江津湖や120種700頭の動物と5万点の植物を有する動植物園等があり、市民の憩いの場となっています
◆歴史・文化
区の南部には、幕末の思想家横井小楠の家塾跡横井小楠記念館があり、小楠に関する資料のほか、勝海舟や吉田松陰、西郷隆盛などのゆかりある人々の書も展示されています。また、本格的ホールを持つ健軍文化ホールは「生活文化拠点」として市民に利用されています。
◆商業とまちづくり
新がんばる商店街77選にも選ばれた健軍商店街をはじめ、各地域で医商連携や環境、健康支援等、地域に根ざした商店街活動が行われています。また、区唯一の商工会、託麻商工会でも青少年健全育成や福祉への支援活動等、人にやさしく、地域に愛される取り組みが行われています。
◆農業
区域には、営農活動に主体的に取組む組織も育成されており、整備された水田に、米、麦、大豆が大規模に生産されています。
また、区の北東部では、酪農、肉用牛、養豚、馬の生産が盛んに行われ、本市畜産の中心となっています。