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現在国内各地でアライグマによる農林水産業被害、生活環境被害、生態系被害が問題となっており、平成18年に外来生物法による特定外来生物*に指定され、国や自治体による防除が行われています。
熊本市内では、平成22年に南区城南町で初めて確認されて以降、これまでに65件のアライグマが確認されています。(下表参照)
平成29年以降、相次いで確認や捕獲があり、熊本市内でのアライグマの生息域の拡大が懸念されています。
〔熊本市内におけるアライグマ確認一覧〕
No.
確認年月日
場所
確認状況
頭数
特徴等
参考
1
平成22年 9月19日
南区城南町鰐瀬
写真
成獣
2
平成29年 6月21日
南区野田
足跡
3
平成29年 9月23日
北区植木町豊岡
撮影
4
平成30年 1月16日
西区西松尾町
道路上死体
成獣・オス
報道資料 (PDF:879.4キロバイト)
5
平成30年 8月15日
南区城南町阿高
捕獲
報道資料 (PDF:613.8キロバイト)
6
平成30年 8月25日
南区富合町平原
報道資料 (PDF:304.3キロバイト)
7
平成30年 9月23日
北区植木町鈴麦
報道資料 (PDF:302.4キロバイト)
8
平成30年11月 7日
北区植木町平原
報道資料 (PDF:277.5キロバイト)
9
平成30年12月 6日
10
平成30年12月23日
11
平成31年 1月 9日
12
平成31年 2月 9日
13
平成31年 3月 2日
14
令和元年 5月 5日
15
令和元年 7月25日
16
17
令和元年 8月 4日
18
令和元年 8月12日
19
令和元年 8月13日
20
令和元年 9月 9日
21
22
令和元年10月12日
23
令和元年10月16日
24
25
26
令和元年10月17日
27
令和元年11月 8日
28
29
令和元年11月16日
30
令和元年11月13日
南区日吉
31
令和 2年 1月21日
32
令和 2年 2月17日
33
令和 2年 4月10日
34
35
令和 2年 4月30日
36
成獣・メス
37
中央区島崎1丁目
38
令和 2年 5月 5日
39
令和 2年 5月 8日
西区河内町河内
報道資料 (PDF:588.1キロバイト)
40
令和 2年 5月12日
東区下江津5丁目
報道資料 (PDF:571.3キロバイト)
41
令和 2年 6月23日
42
令和 2年 8月 2日
43
令和 2年 8月 6日
44
令和 2年 8月12日
45
令和 2年 11月8日
令和 2年 11月12日
令和 2年 11月18日
令和 2年 11月25日
令和 2年 12月1日
令和 2年 12月3日
北区植木町山本
令和 2年 12月5日
北区和泉町
令和 2年 12月8日
令和 2年 12月10日
令和 2年 12月12日
令和 2年 12月17日
令和 2年 12月20日
令和 2年 12月30日
令和 3年 1月1日
令和 3年 1月3日
令和 3年 1月4日
令和 3年 1月8日
令和 3年 1月18日
令和 3年 1月26日
熊本県内では現在のところアライグマによる被害は確認されていませんが、アライグマは適応能力が高く、日本の野外には天敵となる生物がいないため、一旦定着するとどんどん増えて、今後農作物・生活環境・生態系へ被害を及ぼすおそれがあります。
そのため、アライグマによる被害を防止するには、生息するアライグマをいち早く発見し、駆除を行うことが効果的です。
本市では平成25年7月に「熊本市アライグマ防除実施計画書」を策定し、アライグマ勉強会・防除講習会の開催、アライグマ生息状況調査など、アライグマの早期発見・早期対策を目的とした取組を行っています。
平成29年11月:参加者 19人
平成29年12月:参加者 21人
また、アライグマの捕獲従事者の育成と効果的な捕獲を目的として、アライグマの生態や捕獲方法の講義を中心とした防除講習会を開催しました。
平成30年2月:参加者 33人
令和2年1月(第1回):参加者 21人
令和2年1月(第2回):参加者 31人
令和2年7月(第1回):参加者 43人
アライグマの生息の可能性がある地域において、痕跡(足あと・爪あと・ふん・食痕など)の調査や、自動撮影カメラの設置による生息状況調査を行っています。
自動撮影カメラ
カメラ設置の様子
〔自動撮影カメラによるアライグマの撮影画像(北区植木町)〕
〔アライグマ生息状況調査報告書〕
平成29年度熊本市アライグマ生息状況調査報告書 (PDF:7.78メガバイト)
平成30年度熊本市アライグマ生息状況調査報告書 (PDF:9.44メガバイト)
令和元年度_熊本市アライグマ生息状況調査報告書 (PDF:2.8メガバイト)
・参考チラシ・・・ 熊本県にアライグマ生息拡大の危機が迫っています! (PDF:1.34メガバイト)
○アライグマの特徴(他の動物との見分け方)
〔足あと〕
◎指の数は5本(手・足ともに)
◎指が長い
〔食痕(食べたあとの痕跡)〕
◎スイカ・メロン等は500円玉大の穴から
中身をくり抜いて食べている
〔参考〕アライグマと見間違いやすい動物と見分け方のポイント
タヌキ
・尾(しっぽ)にしま模様がない
・手足が黒い
・目と目の間の黒いすじがない
・耳のふちが黒い
アナグマ
・尾(しっぽ)にしま模様がなく、短い
ネコ
・尾(しっぽ)にしま模様がある個体もい
るが、体型や目のまわりの黒い部分など
の特徴が異なる
○環境省九州地方環境事務所
・外来生物対策-九州地方におけるアライグマ対策について(外部リンク)
〇熊本県
・熊本県にアライグマ生息域拡大の危機が迫っています!!(外部リンク)