メッセージノート
熊本市では、市民一人ひとりが『人生の最終段階における医療』について理解を深め、自らの人生の最終段階に受けたい医療について考えるきっかけをつくるために、「メッセージノート」を作成しました。
~『人生の最終段階の医療』とは~
病状や衰弱が進み、治療回復の見込みがなく、やがて死を迎える状態になった時の医療を想定しています。
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自分らしく人生を最期まで生ききるために、これまでの人生を振り返り、これから何を大切にしてどのように生きていきたいか、人生の最期をどのように迎えたいかなど元気な時から、事前に考えたり、家族や身近な人たちと話し合ったりしてみることも大切ではないでしょうか?
「メッセージノート」が、その際のきっかけの一つになればと願っています。
メッセージノート 
(PDF:1.98メガバイト)
メッセージノートの内容
○ 事例『人生の最終段階の医療』とイメージしにくいかもしれません。
メッセージノートに4つの事例を掲載していますので、参考になさってください。
○ 主な内容
1.わたしのこと
1)自己紹介
2)わたしの歩んできた道
3)わたしの大切な人達
4)かかっている医療機関
5)今までかかった病気・アレルギー・使ってはいけない薬
6)お世話になっている人達
2.これからのこと
3.もしもの時のために(人生の最終段階に受けたい医療)
4.わたしの人生が終わったら・・・
5.メッセージ(伝えたいこと)
6.お役立ち情報
メッセージノートには、別紙「『人生の最終段階』に受けたい医療(私の想い)」が綴じ込んであります。
必ずこのメッセージノートの『3.もしもの時のために』を参考にして記入してください。
延命治療といってもなかなか判断がつかないこともあるかと思いますので、ぜひ「かかりつけ医」にも相談してみてください。
また、記入後はかかりつけ医にもご自身の考えや気持ちを伝えましょう。
※「人生の最終段階」に受けたい医療(私の想い)は、書き直せるようにあらかじめ3枚綴じ込んでいます。
すべての項目を記入する必要はありません。書きやすい項目からお書きください。
人の考えは、体調や環境の変化などで変わるものです。人生の節目節目で見直したり、書き足したりしましょう。
☆書いた後は、自分の想いを家族や周囲の人たちにも伝えておきましょう。
☆別紙は、もしもの時のために、保険証などと一緒にわかりやすいところに保管しておきましょう。
H27年度市政アンケート
平成27年12月実施 回答者1,847人
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半数以上の方が延命治療は受けたくないと答えています。 | 約3割の方しか、家族と話したことがないようです。 |
どのような生活を送ったとしても、誰にも死が訪れます。人生の終わりが近づいた時のために、どんな最期を迎えたいか考えておきましょう。
年齢を重ねて、病気と付き合いながら生活したり、体力が衰えてきたりする場合は、急に容態が悪化してしまう場合もあります。
災害時の備えと同じように、もしもの時のために備えておくことも大切です。
人生の最期の場面で、救急搬送され延命治療を受けると、命は助けられるかもしれません。
しかしながら、救命処置(延命治療)が行われると、口からは呼吸を助ける気管チューブを入れたり、人工呼吸器につながれたり、腕や足には点滴のチューブが入れられたり、排尿のためのチューブも入れられたり、さらに、呼吸状態、心臓の動きや血圧を測定する器具が取り付けられたりすることがあります。
このような本人の姿と対面した家族は、「こんなはずじゃなかった・・・」「ここまですることを本人は望んでなかったのに…」と困惑してしまうことがあるかもしれません。
人生の最期の場面で困らないよう、人生の最終段階の医療について、家族等と話し合って、事前に自分の意思を明確にしておきましょう。
メッセージノートの配布場所
熊本市に在住の方には次の場所で無料で配布しています。
・医療対策課(ウェルパルくまもと4階)
・区役所福祉課
・高齢者支援センター(ささえりあ)
出前講座をおこなっています
《講座名》
あなたが望む「人生の最終段階の医療」とは
《申込先》
熊本市医療対策課
TEL 096-364-3186
申込書 (ワード:40.5キロバイト)
両面印刷し、ファイリングしてください。(出力用紙サイズ:A4)
メッセージノート
(PDF:1.98メガバイト)
両面印刷してください(出力用紙サイズ:A4)
片面印刷してください。(出力用紙サイズ:A4)
メッセージノートには3枚挟み込んでいます。