最近、県内において、主に高齢者を対象とした訪問販売に関するトラブルが複数発生しています。
【事例1】
突然自宅に業者が訪問し、高額な布団を買わされた。全額その時に支払えず、後日残金を集金に来るが、クーリング・オフしたい。
【事例2】
一人暮らしの高齢者宅に作業員風の男性が突然訪問し、「部屋を片付けませんか?」と勧誘され、片付けたのち「このままでは帰れない。布団を買ってほしい。」と言われた。高額な料金を請求されたため、持ち合わせがない旨を伝えるとATMまで連れて行かれ、代金を支払された。
不本意な契約をしないために
○訪問予定のない業者を安易に自宅に招き入れない。
○まず相手の氏名や用件を確認して、必要がなければはっきり断る。
高齢者がいるご家族は、日ごろから家族同士で連絡を取り合い、
○高齢者宅に不審者が来ていないか
○知らないうちに高額の商品が購入されていないか
○高額な契約書はないか
などを確認するなど、特にご注意いただきますようお願いします。
また、訪問販売の場合契約から8日以内であれば、クーリング・オフが適用できます。