姉妹都市・サンアントニオ市(アメリカ)
アメリカ合衆国 テキサス州
サンアントニオ市
締結日:昭和62(1987)年12月28日
ホームページ:http://www.sanantonio.gov/
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リバーウォーク |
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アラモ砦(The Alamo) |
概要
1718年に誕生し、人口約150万を擁する全米第7位の大都市サンアントニオ市は、アメリカ合衆国テキサス州南西部、ベア郡内に位置しています。テキサス州内においては、ヒューストンに次ぐ第2位の大都市であり、メキシコと国境を接し、人口の約6割をラテン系(ヒスパニック系)民族が占めています。
サンアントニオ市は、毎年約2,000万人の観光客が訪れる全米有数の国際観光・コンベンション都市であり、特に有名なのは、テキサス共和国独立戦争の際の激戦地「アラモの砦」です。また、市内中心部には、湧き出でた地下水からなるサンアントニオ川が流れ、水辺の散歩道「リバーウォーク」は、緑の景観と治水を見事に調和させた都市計画の一例として、世界の都市づくりの模範となっています。同市は、2014年6月、5度目の優勝を果たしたNBA全米プロバスケットボールチーム「サンアントニオスパーズ」の本拠地でもあります。
また、同市植物園内には、1989年、両市友好のシンボルとして建設された日本庭園「熊本園」があります。
[人口 約143万人 面積 1,307平方キロメートル]
締結の経緯
市制施行100周年を控えた昭和62年(1987年)、21世紀を目指したまちづくりに取り組んでいた本市は、本市の国際交流を推進するため、我が国と最も緊密な関係にある米国との姉妹都市締結実現に向け、市議会、市民各界各層の協力を得ながら諸準備を開始しました。
同年7月、本市の姉妹都市としてふさわしい米国の複数の都市へ姉妹都市調査団を派遣し、テキサス州南西部に位置し、アラモの砦に象徴される歴史、さらにリバーウォークにみられる水と緑の美しい環境を擁し、ハイテク産業を核とした新たな経済発展に取り組むサンアントニオ市が、本市ともっとも共通点を有する都市として注目を集めました。
この調査報告を踏まえ、両市代表団が相互に訪問し具体的協議を重ねた後、同年12月28日、サンアントニオ市長を本市に迎え、姉妹都市締結の調印式を執り行いました。