友好都市・ハイデルベルク市(ドイツ)
ドイツ連邦共和国
バーデン・ヴュルテンベルク州
ハイデルベルク市
締結日:平成4(1992)年5月19日
ホームページ:http://www.heidelberg.de/ | |
ハイデルベルク城 | カール・テオドール橋 |
概要
「古城と大学の街」ハイデルベルクは、13世紀に建てられたといわれる「古城」、ネッカー河沿いに広がる「旧市街」、対岸の「哲学の道」といった名所を擁し、年間約350万人もの人々が訪れる国際観光都市です。
また、14世紀にドイツ最古の大学として創設されたハイデルベルク大学をはじめとしてバイオ研究や、医療関係の多くの研究機関が集まる研究都市でもあります。現在では最新のテクノロジーに支えられた、印刷機械や電機技術、金属、化学製品製造などの産業も盛んです。
[人口 16万人、面積 109平方キロメートル]
締結の経緯
昭和39年、当時の石坂繁熊本市長が、西独政府の招きにより全国市長会訪問団の団長として、ハイデルベルク市を訪問したのを契機に、大学と城、そして市内を流れるネッカー河、と多くの類似点を有する両市の友好の歴史が始まりました。
以後、様々な分野にわたる民間団体同士の交流のほか、平成元年の熊本市の市制施行100周年記念式典のためのハイデルベルク市長や芸能グループの来熊、平成2年、共通の課題である地下水保全をテーマに熊本で開催された水資源国際会議へのハイデルベルク市議会議員の参加等、両市友好の機運が高まっていきました。
平成4年5月、ハイデルベルク市において「平和と環境に対する共通の責任」を理念とする友好都市協定が調印されました。また、同年9月には熊本市において再調印が行われるとともに、地球的規模の環境問題をテーマとした催しを開催し、さらに広い分野に及ぶ活発な交流事業が展開されることとなりました。