◆トラブル防止のポイント◆
クレジットカードを適切に利用できてこそ大人です!
手元や口座にお金がなくても買い物ができるという意味では借金をしていることと同じです。トラブルに遭わないためにも、クレジットカードの仕組みや支払方法をきちんと理解したうえで、適切な管理の下で利用しましょう。
延滞に注意!利用の際には、支払計画を立てて利用しよう
期限までに支払いができなくなると延滞となり、個人信用情報機関に延滞情報が登録されます。延滞を放置したり、繰り返すと、住宅や自動車のローンが組めなくなる等の不利益を受ける恐れがあります。クレジットカードを利用する際は計画的に利用しましょう。
手数料が発生する分割払い、リボ払いに注意!
「分割払い」「リボルビング払い」を選択した場合には所定の手数料がかかります。特に、リボ払いは、毎月の支払額が一定となる仕組みですが、残高に対して手数料が発生するため、残高が多く、支払金額が少ない場合等には、支払いがなかなか終わらないといった事態に陥るおそれもありますので、クレジットカード申込時などには意図しない支払方法とならないよう十分に確認し、注意してください。
カードの管理は適切に、利用明細は必ず確認!
暗証番号は他人に推測されない番号に設定し、カードを他人に貸与しない等適切に管理しましょう。不正利用の被害にすぐ気づくためにも、カードの利用明細は定期的に必ず確認する習慣をつけましょう。万が一、身に覚えのない請求があった際には、速やかにカード発行会社に連絡しましょう。
悪質事業者等から「クレジットカードで支払えばよい」とそそのかされても応じないで!
実態の分からない情報商材や副業などもうけ話のトラブルが増えています。「お金がない」と断っても、悪質事業者や知人から「クレジットカードを作ればよい」「稼ぎから支払える」等といって、クレジットカード決済を持ちかけられトラブルに遭うケースがあります。クレジットカードを作らせて支払わせるような事業者は信用しないでください。
2022年4月から『18歳で大人』に!
未成年者は、原則として、契約をするにあたって親権者等の同意を得なければなりませんが、同意を得ずになされた未成年者による契約は取り消すことができます。他方、大人になると一人で契約できる反面、原則として一方的にやめることはできません。
成年年齢引き下げにより、20歳代に多いトラブルが18歳、19歳でも増えることが懸念されます。
不安に思ったとき、トラブルにあったときは消費者ホットライン(局番なし188)または消費者センター(096-353-2500)に相談を!
【若者向け注意喚起シリーズ】バックナンバー
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消費者トラブルで困ったら、一人で悩まず、まずは消費者センターにご相談ください。 (熊本市消費者センター相談専用ダイヤル:096-353-2500) 相談時間は、祝日・年末年始を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までです。 |