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河川等の整備について

最終更新日:2024年6月21日
 本市では、激甚化・頻発化する豪雨災害等による浸水被害を軽減させるため、下記のような河川の整備等を実施しています。


河道の拡幅・護岸の整備【例:旧天明新川(南区御幸木部2丁目付近)】

 現状より川の幅を広げ、底を深く掘り下げることで河道の断面積を大きくし、大雨時でもより多くの水を安全に下流に流せるようにしています。また、自然のままだった岸をブロック積みの構造物にするなど、洪水などの災害に強い護岸として整備しています。
旧天明新川_(1)護岸_R1
旧天明新川_(1)護岸_R3
整備前は自然の岸で河道が狭かった(R1)河道を拡幅し、ブロック積みの護岸を整備した(R3)
 

橋梁の架け替え【例:藻器堀川の迎八反田橋(東区八反田2丁目)】

 河道の中にあって水の流れを阻害していた橋や古い基準で整備されていた橋などについて、河道の拡幅等で架け替えが必要となった際には、現在の基準に基づき河道に支障のないよう新しく整備しています。
藻器堀川_(1)橋梁_H24
藻器堀川_(1)橋梁_H25
整備前は橋が川をふさぎ、狭い水路を水が流れていた(H24)河道の拡幅と合わせて、河道に支障のない橋に架け替えた(H25)

しょう水路の整備【例:健軍川(東区長嶺南7丁目付近)】

 川が曲がりくねった箇所においては、川の水が流れにくく大雨時にあふれる原因となるため、川の直線化やショートカットを目的とした新しい河道を整備することで、川の水を安全に下流に流すことができます。この新しい河道を「しょう水路」といいます。
健軍川_(2)捷水路_H29
健軍川_(2)捷水路_R5
整備前は河道が直角に近い形で水があふれやすかった(H29ゆるやかな形の河道を新しく整備した(R5)

分水路の整備【例:鶯川(秋津中央公園の地下)】

 元々の河道を拡幅できず安全に川の水を流せない箇所においては、現状の河道はそのままで途中から新しい河道を整備し水を分流させ、下流の河道が広い箇所で合流させることで、河道の負担を軽減させることができます。この新しい河道を「分水路」といいます。
鶯川_(1)分水路_H24
鶯川_(1)分水路_R5
整備前は現場条件により拡幅ができず河道が狭かった(H24)地下に2本目の河道を整備し、元の河道の負担を軽減させた(R5)
 

調整池の容量の拡大 【例:鶯川調整池(東区桜木6丁目)】

 道路や宅地に降った雨が一気に川に流れ込まないよう一時的に雨水を貯留させる調整池について、横の土地を掘削するなどにより雨水の貯留容量を大きくしています。
鶯川_(1)調整池_H29
鶯川_(1)調整池_R5
整備前は調整池が狭く、横は広場となっていた(H29)広場を掘削し、一体的な調整池として容量を大きくした(R5)

学校の校庭に雨水貯留施設の整備【例:健軍小学校(東区健軍2丁目)】

 学校の敷地内に降った雨が一気に川に流れ込まないようにするため、校庭に一時的に雨水を貯留する施設や校舎の雨どいからの雨水を地下に浸透させる施設等を整備しています。
健軍小学校_(1)通常時_R1
健軍小学校_(1)貯留時_R1
通常時は一般的な校庭と変わらず使用が可能(R1)大雨時には一時的に雨水を貯留し、小雨後に放流する(R1)
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お問い合わせは
都市建設局 土木部 河川課
電話:096-328-2571096-328-2571
ファックス:096-352-8186
メール kasen@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:55340)
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