「参画」ってどういうこと?
地域のお祭りを例に考えてみましょう。
「お祭りがあるから行ってみよう!」というのは「参加」ですが、お祭り当日だけではなく、企画や準備段階から自分のアイデアを提案し、積極的に関わっていくことを「参画」といいます。
また、「市民参画」と言った場合には、「市政」に市民の皆さんが「参画」することを表します。
熊本市では、職員用の手引きとして「パブリックインボルブメント(PI)マニュアル」を策定し、市政への市民参画を進めています。参画の手法には、地域説明会や出前講座、審議会への公募委員登用などがあります。
地域への参画も、市政への参画も、これからの熊本市のまちづくりを進めていくためには欠かせない取組みです。皆さんも、身近な活動から参画してみませんか?
【参画の定義】 施策の立案から実施及び評価までの過程に主体的に参加することをいいます。(熊本市自治基本条例第2条第4号より) |
協働とは?
レジ袋ダイエットキャンペーンを例に考えてみましょう。
「地球温暖化の防止」と「循環型社会の構築」を目的に、市民の皆さんと事業者、行政が、それぞれの役割を担い、協力して取り組んでいます。
具体的な役割として、市民の皆さんは「お買い物にマイバッグを利用する」ことや、「周りの人にもマイバックの利用を勧める」こと。事業者は「レジ袋の配布を控える」ことや、「レジ袋を販売した収益金を緑化活動に寄付する」こと。行政は、「全市的な啓発活動に取り組む」ことなどが挙げられます。
一つの目的に向かって、それぞれが、同じ立場に立ち、役割と責任を担い協力することが「協働」です。
また、協働は必ずしも市民と行政が行う取組みではなく、市民と市民の協働も考えられます。
色々な団体や人の間で協働の取組みが進むことで、誰もが活躍できる熊本市のまちづくりが実現できると考えています。
【協働の定義】 同じ目的のために、それぞれが対等な立場に立ち、役割と責任を担い、協力することをいいます。(熊本市自治基本条例第2条第5号より) |