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熊本市田原坂西南戦争資料館へ行こう!!

最終更新日:2023年4月1日
文化市民局 文化創造部 文化財課TEL:096-328-2740096-328-2740 FAX:096-324-4002 メール bunkazai@city.kumamoto.lg.jp 担当課の地図を見る

◆新型コロナ感染症対策についてのお願い◆

◆新型コロナウイルス感染症対策について◆ 

  田原坂西南戦争資料館では、新型コロナ感染拡大防止のため、以下の対策を行っています。

・窓・扉を開放しています。

・空気循環のため、館内に工業用扇風機を設置・稼働しています。

・入口に手指消毒用の消毒液をご準備しています。

・受付窓口では、飛沫感染防止のためビニール幕を設置しています。

・館内の職員はマスクを着用しています。

・ソーシャルディスタンスに配慮して一部椅子等を撤去しています。

・手の触れる箇所を定期的に消毒しています。

 

ご来館いただくお客様に、以下のとおりご協力をお願いいたします。

・混雑時には三密を避けるため、入場制限を行う場合があります。

・マスクの着用をお願いする場合があります。

・入館時の手指消毒をお願いします。

皆様のご理解・ご協力をお願いします。

別館「弾痕の家」開館のお知らせ

弾痕の家
別館「弾痕の家」(外観復元建物)
新型コロナウイルス感染症対策のため、外観のみの公開となっていた「弾痕の家」。
令和4年6月21日より、室内の公開を再開いたしました。
田原坂の戦いを契機として発足した、日本赤十字社の前身「博愛社」の活動や当時の医療関係資料などを展示しています。
是非、ご覧ください。

・空気循環のため、館内に工業用扇風機を設置、稼働しています。
・夏季はエアコンを稼働するため入り口を閉めていますが、定期的に開放し、空気を入れ替えます。
・入り口に手指消毒用の消毒液を準備しています。

◆場   所 熊本市田原坂西南戦争資料館(本館)の目の前
◆入 館 料 無料(自由に見学できます)
◆休 館 日 12月29日から翌年1月3日まで(本館と同じ)
◆開館時間 午前9時から午後5時まで(本館と同じ) 

【新資料】伊藤博文・小松宮の書

伊藤博文書
小松宮彰仁親王書
伊藤博文の書小松宮彰仁の書


「赤十字章を帯びる者にとって敵味方は無い…」

伊藤博文。明治の英傑、初代内閣総理大臣としてあまりにも有名な彼が、日本赤十字社を顕彰した書を展示しました。


あわせて・・・「忠愛の真心が進んでいくこと やむ無し」

皇族で軍人としても活躍し、日本赤十字社初代総裁を勤めた小松宮彰仁親王が赤十字活動の精神を示した書(掛軸)も展示しました。


※ともに精巧な複製品です。


◆展示期間 令和648日~

◆場  所 別館「弾痕の家」(熊本市田原坂西南戦争資料館本館の目の前)

◆入 料 別館は無料(自由に見学できます)

◆休日・開館時間 本館と同じ

【現在展示中】熊本城コーナー「クスノキが見ていた・・・熊本城攻防戦」

タイトル画像
クスノキに撃ち込まれた弾丸
クスノキに撃ち込まれた銃弾

今回の展示品は、天然記念物「藤崎台のクスノキ群」に撃ち込まれた小銃弾。

 

令和3年度、西側の木の太い枝が折れ、これについて金属探知機を用いた調査を行ないました。金属反応があった箇所を彫りくぼめてみると・・・

突き刺さった小銃弾が見つかりました。西南戦争当時に使用されていたエンフィールド銃弾です。

 

藤崎台には政府軍(籠城軍)の砲台が置かれ、薩摩軍はこれを西側から攻撃・・・特に熊本城攻防戦初日の222日には激しい銃撃戦がありました。見つかった小銃弾はこの日のものである可能性が高いと考えられます。

 

樹齢1,000年といわれ、様々な歴史を見てきた藤崎台のクスノキ群・・・熊本城攻防戦の生き証人でもあるのです。

激戦の事実を雄弁に語る、クスノキに撃ち込まれた小銃弾。

是非、ご覧ください。

 

   展示期間 令和4530日~令和6年331日(予定)

 

※本展示をご覧になるには入場料が必要です。詳しくはホームページ下部の「開館時間・休館日・入場料・アクセス」をご確認ください。



『年刊田原坂 vol.10』を刊行しました!

年刊田原坂vol.10

熊本市田原坂資料館の展示資料紹介を兼ねた啓発冊子『年刊田原坂』。


令和63月に最新号vol.10『今に残る激戦の語り部「西南戦争の弾痕」調査報告書』が刊行されました。

  

本資料館および市内の各施設にて無料配布しています。是非、ご一読ください。 

 

電子データはこちら→


バックナンバー→
PDF 年刊田原坂 vol.7 新しいウィンドウで(PDF:2.58メガバイト)


企画展 熊本城籠城戦-萬死ヲ期シ熊本城ヲ保タザルベカラズ-

熊本城籠城戦

企画展示・体験学習コーナー

 

西南戦争-その肝(きも)は、つまるところ熊本城=熊本鎮台の攻防だったといえます。

名城の誉れ高い熊本城が落ちれば、各地の不平士族が西郷に同調、蜂起し、戦乱が全国に飛び火する可能性があったからです。

 

熊本城堅守-それは政府軍にとって戦いの主題でした。

熊本鎮台司令長官 谷 干城「熊本ノ存亡ハ天下 

人心ノ繋ル所」

参軍 山縣有朋「唯萬死ヲ期シ熊本城ヲ保タザル

ベカラズ」

・・・指揮官たちはその意義を明確に捉えていたのです。

 

薩摩軍の猛攻に耐え、政府軍勝利を導いた熊本城。

熊本地震からの復旧が進む今、改めて52日間の籠城戦を振り返ります。

 

館にお越しいただくのが難しい方のために、本展示をデジタル公開いたします


PDF デジタル展示「熊本籠城戦―萬死ヲ期シ熊本城ヲ保タザルベカラズ―」 新しいウィンドウで(PDF:3.91メガバイト)


※本展示は、入館無料のコーナーで開催しています。詳しくはホームページ下部の「開館時間・休館日・入館料・アクセス」をご確認ください。

戦場で奏でられたラッパ楽曲「オルフラン」

錦絵に描かれたラッパ

錦絵に描かれたラッパ

「西南鎮静凱旋之図」より

 敵味方が交錯し、混乱した戦場でも彼我の命令区別ができるように、西南戦争ではラッパ音を鳴り響かせて兵の進軍や撤退などを伝えていました。政府軍には各連隊・大隊ごとに「オルフラン」という独自の短いラッパの信号曲がありました。
 今回、陸上自衛隊西部方面音楽隊のご厚意により、実際にラッパにて「オルフラン」を演奏していただきました。資料館内で録音された「オルフラン」をBGMとして流していますので、館にお越しの際は、ぜひ耳を澄ましてそのメロディをお聴きください。
 
※本展示をお聴きになるには入館料が必要です。詳しくはホームページ下部の「開館時間・休館日・アクセス」をご覧ください。
 

西郷札が語る西南戦争

 

西郷札(1円)
西郷札(1円)
 明治10年(1877年)6月、薩摩軍は深刻な戦費不足を補うために通貨の
代わりとして軍票を発行しました。世にいう「西郷札」です。
 当時、薩摩軍が実効支配していた地域(現在の宮崎県内)だけで通用しました。しかしながら、西南戦争終結後は価値がなくなり、地元に大きな損害を与えてしまいました。

 今回、西郷札と戦後50年の「南洲翁五拾年記念祭」で販売された西郷札のレプリカ品を展示しています。当時の薩摩軍の苦境、そして西南戦争後の西郷への敬慕。西南戦争を語るうえで欠かせない重要な史料である「西郷札」をぜひご覧ください。 

 

 ※本展示をご覧になるには入館料が必要です。詳しくはこのページ下部の「開館時間・休館日・入館料・アクセス」をご確認ください。

 
 

エントランスで上映中の映像に字幕を付けました

 現在、資料館入ってすぐのエントランスホールでは、西南戦争をより深く知るための3本の映像を順番に上映中です。今回新たにその映像に字幕を入れました。

 聴覚障がいのある方や、聴き取りにくかった方などにも、映像の内容をより理解していただくことが可能となりました。ぜひ資料館にお立ち寄りの際エントランスホール映像にご注目ください。

 

【現在上映中の映像】

・国指定史跡西南戦争遺跡

・田原坂 日本のソルフェリーノの丘

 ~国際赤十字と日本赤十字社 その誕生~

・田原坂西南戦争資料館体感展示室放映ビデオ メイキング映像

コーナー紹介 西南戦争衣装コーナー

西南戦争当時の各種衣装

 西南戦争当時は、どのような衣装を着ていたのでしょうか。政府軍の軍服や薩摩軍の衣装、はては日本赤十字の看護士の衣装など、実際に着て記念写真を撮影できます。資料を元に精巧に作成した複製品は、SNSにアップするもよし、コスプレ気分を味わうもよし、楽しみ方は自由です。エンフィールド銃の模型もあります。

(本展示は入館料不要の無料展示エリアにあります)

熊本市田原坂西南戦争資料館とは

 国内最後の内戦である西南戦争。1877(明治10)年に開始されたこの戦いでは、西郷隆盛率いる薩摩軍と政府軍により、約7ヶ月にわたって熊本・大分・宮崎・鹿児島の九州4県にまたがり、激しい戦いが繰り広げられました。薩摩軍推定約5万、政府軍約6万人が動員され、両軍合わせて約14,000人が命を落としたといわれます。この戦いの最大の激戦地であったのが田原坂です。1877(明治10)年3月4日から同月20日までの17日間にわたって激しく戦い、数々のドラマが生まれました。

 この、近代日本の夜明けとなった田原坂に、2015(平成27)年に新しくオープンしたのが「熊本市田原坂西南戦争資料館」です。戦いに至る経緯や時代背景・戦いの様子などを、資料とともに体感しながら学び伝える歴史学習施設です。

 また、明治時代の熊本を駆け抜けた偉人の紹介や、西南戦争をきっかけに設立された博愛社(日本赤十字社)に関する資料、季節ごとに代わる企画展示・体験学習など、何度でも訪れたくなる資料館です。


資料館外観資料館内部
熊本市田原坂西南戦争資料館外観資料館内部はこのようになっています。

資料館の資料を調査・撮影・掲載・放映・借用したい方は

 当資料館の資料を調査・撮影・掲載・放映・借用等されたい方は、事前に下記許可申請書を文化財課までご提出いただき、許可を得る必要があります。

 申請から許可が下りるまでは数日かかります。時間に余裕をもって申請をお願いします。 

 

 資料館申請様式ダウンロード新しいウインドウで(熊本市ホームページ内の別ページが開きます)

開館時間・休館日・入館料・アクセス

★開館時間 午前9時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

★休館日  12月29日から翌年1月3日まで

★入館料  一般(高校生以上)300円  小・中学生100円
      20名以上団体一般240円  小・中学生 80円
      ※ただし以下の方はカッコ内の証明書類の提示で無料になります。

      ・障害者手帳をお持ちの方(障害者手帳もしくはミライロID)

      ・熊本市・福岡市・北九州市・鹿児島市に在住の65歳以上の方(免許証等)

      ・熊本市・福岡市・北九州市・鹿児島市に在住の小中学生の方(生徒手帳・名札等)

★駐車場  無料駐車場220台(観光バス等大型車も駐車可能です)

★交通案内 
  ●車   九州自動車道植木ICより 約8km、15分
      熊本市内中心部より 約17km、45分
  ●JR   鹿児島本線田原坂駅下車 徒歩約30分
      田原坂駅からのアクセス→PDF 田原坂駅~資料館の地図 新しいウィンドウで(PDF:490.3キロバイト)
               鹿児島本線木葉駅下車 タクシー約10分
      木葉駅からのアクセス→PDF 木葉駅~資料館の地図 新しいウィンドウで(PDF:535.8キロバイト)
      ●バス  産交バス 「鈴麦」又は「境木」バス停下車 徒歩約30分

住所   熊本市北区植木町豊岡858番地1

★電話番号 096-272-4982

 
このページに関する
お問い合わせは
文化市民局 文化創造部 文化財課
電話:096-328-2740096-328-2740
ファックス:096-324-4002
メール bunkazai@city.kumamoto.lg.jp 
(ID:16402)
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熊本市役所〒860-8601熊本市中央区手取本町1番1号代表電話:096-328-2111(代表)096-328-2111(代表)
[開庁時間]月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(ただし、祝・休日、12月29日~翌年1月3日を除く)
肥後椿
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