熊本市シェアサイクル事業とは
シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」事業概要
本市では、中心市街地の回遊性の向上や自家用車から公共交通への転換等を図ることを目的に、令和4年(2022年)4月から令和6年(2024年)3月までの2年間「熊本市シェアサイクル実証実験事業」を行ってまいりましたが、利用も好調であったことから、令和6年(2024年)4月より本格運用に移行することとしました。引き続き、熊本市とチャリチャリ株式会社と共同で利用を促進してまいります。


特徴
シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」は複数のサイクルポート(駐輪場)で乗り降りできる点や、スマートフォン1台で完結すること、1分ごとの料金設定から「ちょっとそこまで」の日常的な移動にはピッタリのサービスとなっております。313ヵ所のポートと1,100台の自転車でスタートし、順次拡大しています。
実施期間
令和6年(2024年)4月1日
~ 令和9年(2027年)3月31日
利用エリア
これまで、実証実験期間である令和4年(2022年)4月から令和6年(2024年)3月までの2年間で中心市街地をはじめ、令和4年(2022年)10月1日には通勤・通学の多いJR豊肥本線沿線や水前寺地区、大江地区や田崎地区への拡大、令和5年(2023年)10月2日には、学生が多い熊本大学、崇城大学、東海大学方面や交通結節点である北熊本駅やJR竜田口駅などへの拡大、そのほか軽微な拡大を行い、利用エリアを広げてまいりました。
2年間の2年間の実証実験を経て、令和6年(2024年)4月1日より本格運用へと移行し、さらなる利便性の向上を図るべく令和6年(2024年)8月5日に市電沿線である健軍・江津湖地区や長嶺地区へエリアを拡大しました。
また、令和7年(2025年)5月1日に西熊本・はません地区へエリアを拡大しました。公共施設や主要な医療施設等が位置する熊本市南区を中心にエリアを拡大し、シェアサイクルのさらなる利用を促進します。
加えて、自転車についても順次増車しており、現時点(R7.3.31)では「普通自転車 590台、電動アシスト自転車 910台」の1,500台体制に拡充しました。(スタート時点は、普通自転車100台、電動アシスト自転車10台)
今後も「チャリチャリ」の利便性をさらに高め、自動車から公共交通への転換にもつなげていきます。

【熊本エリア】西熊本・はませんエリアへの拡大を実施しました!
(外部リンク)駐輪ポート
(1)熊本県の施設として初めて、「熊本県庁」へ駐輪ポートを設置しました。(R4.12.21開設)
(2)熊本における文化・芸術の中心施設でもあります「熊本県立劇場」に駐輪ポートを設置しました。(R5.2.20開設)
(3)熊本ヴォルターズの本拠地である「熊本県立総合体育館」に駐輪ポートを設置しました。(R5.4.5開設)
(4)チャリチャリとして初めて「日本郵便」の敷地に駐輪ポートを設置しました。(R6.3.4開設)
(5)国有地の有効活用として「ハローワーク熊本」、「国家公務員合同宿舎」の敷地に駐輪ポートを設置しました。(R7.1.9開設)
今後も、国や熊本県、企業等と連携して、シェアサイクルの利用促進を図っていきます。
<設置場所・サイズの条件>
・5台以上のスペース
(1台あたり 奥行150cm×幅60cm程度)
・24時間どなたでもご利用いただける場所
・視認性がある場所
(通りに面していない場所でも可)
・雨ざらしでも設置可能
駐輪ポートは設置物を配置するのみで、土木工事や電気工事、アンカー打ちはいたしません。
万が一撤去が必要な場合も、現状復旧が容易です。
また、設置にかかるポートオーナー様の費用負担は一切ございません。
駐輪ポート設置に関しては、共同事業者の「チャリチャリ株式会社」が現地を調査し、設置可否や設置可能台数をご案内します。
まずは、下記のフォームよりお気軽にご相談ください。
皆さまのご協力を何卒よろしくお願いいたします。
シェアサイクルの利用手順
シェアサイクルサービス「チャリチャリ」の利用には、スマートフォンが必要です。
<1>「チャリチャリ」のアプリをダウンロードし、登録する(無料)。
※ご利用、お支払いにはクレジットカードのご登録が必要です。
<2>アプリ上の地図でチャリチャリの自転車が置かれているポートを探す。
<3>画面の「鍵をあける」を押し、サドル下のQRコードを読み取るとロックが解除され課金開始。
チャリチャリの自転車に乗って目的地近くの空きがあるポートへ移動。
<4>ポートに着いたら、手動で鍵を掛ける。画面上に料金とマイルが表示される。これで利用終了です。
※ポート以外の駐輪は、禁止されています。
自転車は普通自転車と電動アシスト自転車があります。
料金はそれぞれ1分ごとに普通自転車が7円、電動アシスト自転車が17円となっています。
アプリの操作などご不明な点はチャリチャリカスタマーサポートまで電話 0120-091-881
チャリチャリオリジナル 折り畳みヘルメットの販売を開始しました
チャリチャリ株式会社が折りたたみ可能な自転車用ヘルメットの販売を開始しました。
折りたたみヘルメットでは業界初のSGマークを取得した製品で、折りたたむと缶コーヒーとほぼ同じ高さ(約10.6cm)になります。
携帯性と安全性を兼ね備えており、日常的に自転車を利用される方々にとって利便性が高いものとなっています。
詳しい内容は以下のチャリチャリ公式オンラインストアよりご確認いただけます。
チャリチャリ公式オンラインストア
(外部リンク)
neuet株式会社と災害協定を締結しました
災害時における移動支援等に関する協定
災害時の応急活動等に対する自転車の無償提供や自転車走行データの提供をいただくことで、災害時の即時に必要な細かな移動を自転車が担い、より早急な災害復旧に努めてまいります。
【締結式】
〇 協定名
災害時における移動支援等に関する協定
〇 締結日
令和5年(2023年)4月24日(水曜日)
〇 締結者
neuet株式会社 代表取締役社長 家本 賢太郎 様
熊本市長 大西 一史
【締結式の写真】
『Charichari』1周年報告会
熊本のチャリチャリはこの1年でみなさまに多くご利用いただきました。・走行距離 約32.7万km
(地球約8周分)
・CO2削減量 約59.9トン
(東京ドーム約1個分のスギの木が吸収する量)
※東京ドーム1個分で、約4,300本のスギの木に相当します。
また、多くの皆様がより快適に移動できるよう、さらにチャリチャリの利便性向上に努めてまいります。
2023年12月末までに、自転車を現在の2倍の1,100台に増車(現在 550台)し、チャリチャリポートを225箇所に増設(現在 175箇所)する予定です。
熊本市シェアサイクル事業の協定締結をしました
チャリチャリが描く本格運用の展望~シェアサイクル事業協定締結式~
本市では、中心市街地の回遊性向上や自家用車から公共交通への転換等を図ることを目的に令和4年(2022年)4月28日から令和6年(2024年)3月31日の2年間で熊本市シェアサイクル実証実験事業に取り組んでまいりました。
利用者の増加や事業効果も確認できたことから令和6年(2024年)4月より本格運用に移行することが決定しました。
【締結式】
〇締結名
熊本市シェアサイクル事業に関する協定
〇締結日
令和6年(2024年)3月25日(月曜日)
〇締結者
neuet株式会社 代表取締役 家本 賢太郎様
熊本市長 大西 一史
【締結式の写真】
令和6年度以降の予定(3か年計画の発表)
〇利用エリア
・健軍・江津湖・日赤エリア(令和6年度)
・西熊本・はませんエリア (令和7年度)
・運動公園・光の森エリア (令和8年度)
皆さまのご要望や移動ニーズを踏まえ、3年間で段階的に拡大します。
〇自転車台数
令和6年4月当初 1,100台
⇒令和8年3月 2,000台
〇ポート数
令和6年4月当初 313箇所
⇒令和8年3月 400箇所
今後も、多くの皆さまがより快適に移動できるよう、さらに利便性向上に努めてまいります。