市街地におけるミヤマガラス被害軽減対策について
近年、全国的に市街地での鳥類による生活環境被害が深刻化しているなか、本市でも渡り鳥である「ミヤマガラス」の集団飛来による被害が発生しています。
今年も10月下旬頃から市内にミヤマガラスが飛来し、11月中旬には中心市街地で約9,000羽の個体を確認しています。日没から日の出まで中心市街地等の樹木や電線等をねぐらとしており、歩道の糞害等が発生し始めました。
今年度は、令和2年度~4年度までの実証試験を踏まえて実践的な対策へ移行し、警戒音声を用いた固定式の音声装置を増設するとともに機動的な巡回追払いを12月から実施いたします(慣れを避け、効果的な追払いとするため、集団本体が飛来した12月から開始)。
1.実施期間
令和5年(2023年)12月1日(金) から 令和6年(2024年)2月下旬(予定)
2.実施時間
18:00 ~ 21:00 ※実施時間については、状況に応じて変更する場合があります。
3.実施内容
中心市街地の被害が集中している場所周辺の建物や街灯等に、令和2年度~4年度の実証試験に基づき、効果的なタイマー制御でカラスが嫌がる音声を自動再生する固定式の音声装置を設置するとともに、移動式の音声装置を使った巡回追払い対策を実施します。また、田崎市場北側の県道28号にも固定式の音声装置を設置します。
(1)中心市街地(固定式及び移動式)
(2)田崎市場北側の県道28号(固定式)
※詳細は
こちらの地図 (PDF:223.2キロバイト)をご参照ください。
※実施場所については、状況に応じて変更する場合があります。
○音声発生装置のスピーカー ○花畑町付近のイチョウの木に止まるミヤマガラス