【矢住 勝大さん(第3回試験合格者)】
■受験のきっかけは?
受験のきっかけは、勤務する熊本壺溪塾学園の公務員専攻科で、公務員試験終了後の塾生に教養を高めるための講座内容を検討していく中で、くまもと「水」検定の存在を知り、塾生たちに受験させる前にまずは自分で受験してみようと思い受験することにしました。
■受験してよかった点は?
まず3級試験に合格し、それから12月の1・2級試験に向けて約2か月間「水」を起点に地理・歴史だけではなく、熊本の地下水が産み出される過程・治山治水・防災・農林水産業と食文化・産業振興・まちおこし・水が育んだ文化と観光誘致などの現状を総合的・体系的に学ぶことを念頭に置きました。
具体的には、【くまもと「水」検定公式テキストブック】(熊本市)のすべてのページを読み込むことに加え、【熊本・観光文化検定のテキストブック】と【同続編】(いずれも熊本商工会議所)の「水」に関連する領域について、総合的・体系的に学ぶよう心掛けました。
このくまもと「水」検定は、「水」を学ぶ契機になるだけでなく、熊本のことを総合的に学び始める起点となる優れた試みであると思います。すでに「くまもと水守」にも登録されましたので、今後はくまもと「水」検定で得た知識を活用しながら熊本の水を守る取り組みに活用していきたいと考えています。
【内野 喜一さん(第2回試験合格者)】
■受験のきっかけは?
職場のミーティングで同僚が、くまもと「水」検定を紹介してくれたことです。3級の試験は郵送による通信試験だったので家族4人で受験しました。その結果、光栄なことに合格者7,293人の代表の1組として幸山市長から家族全員に直接認定証を交付していただきました。また、その様子がテレビで放映されたり、新聞や市政だよりに掲載していただいたことで、1級には絶対合格しなければいけない!という使命感みたいな思いを勝手に持ってしまったことと、熊本に住んでいる以上、もっと「くまもとの水」について知りたい、知っておかなければいけないという思いで受験しました。
学習方法は、「公式テキストブック」と「くまもとウォーターライフ」のホームページで基礎知識を学び、自作の問題集(400問程度)で理解度をチェックするといった方法で一ヶ月程勉強しました。
■受験してよかった点は?
県外での生活が長かったため、熊本の地名や名所にも疎く覚えることが多かったので大変苦労しましたが、お客様や友人・知人との話題や会話にも幅ができメリットも沢山ありました。
本検定を通じて学んだ、「水の保全」については、身近なところから実践し、また伝えていきたいと思っています。