解体工事の際、建物にアスベストを含む建材が使用されていることがあります。
アスベストは、吸い込んで肺の中に入ると組織に刺さり、15~40年の潜伏期間を経て、肺がんや悪性中皮腫などの病気を引き起こすおそれがあります。
市では、解体工事現場への立入検査を強化し、アスベスト飛散防止の徹底に取り組んでいるところですが、アスベストのばく露を防ぐために、住民の皆様におかれましても次の様な点にご注意いただきますようお願いします。
【注意が必要な状況・作業等】
(1) 解体等工事の粉じんが気になる場所に、長時間いなければならない場合。
(2) 一部倒壊した建物の屋内あるいはその周辺で作業を行う場合。
(3) がれき等の移動や撤去を行う場合。
【暴露防止のための対策方法】
(1) 防じんマスクを装着する。
(2) むやみに解体現場には近づかない。
(3) スレート等のアスベストが含まれている可能性がある建材※1については、破砕・切断等の粉じんが発生する作業を極力行わない。破砕・切断等を行う場合及び当該建材を含むがれきの移動・撤去の際は、出きる限り散水することにより湿潤状態にし、粉じんの発生を防ぐ。
※1
アスベスト含有の可能性がある建材 (PDF:229.2キロバイト)
【防じんマスク】
防じんマスクについては、粒子除去効率が95%以上の国等の規格に適合したもの※2を使用し、正しく着用※3してください。
※2
防じんマスク (PDF:110キロバイト)
※3
正しいマスクの付け方 (PDF:323.3キロバイト)
アスベストについて、詳しく知りたい方はこちらのサイトもご覧ください。
環境省 「石綿(アスベスト)問題への取組」
(外部リンク)
熊本県 アスベストに関連した情報
(外部リンク)