四時軒 ( しじけん ) 最終更新日:2023年6月14日 (ID:20592) 印刷 四時軒 ( しじけん ) 横井小楠が愛した秋津川の眺め 熊本が生んだ幕末維新期の偉大な思想家・横井小楠だが、いわゆる「士道忘却事件」で、実家の沼山津にちっ居した。小楠は、四季折々の眺望のよさをめでて四時軒と名付けた。 小楠を訪ねて、吉田松陰や坂本龍馬もこの地にやってきたという。小楠たちは四時軒の縁に座り、秋津川を眺めながら日本の将来について語り合ったのだろう。 小楠が愛した秋津川は、今も変わらず水をたたえながら静かに流れている。