上川床の湧水 ( かみかわどこのゆうすい ) 最終更新日:2023年6月14日 (ID:20602) 印刷 上川床の湧水 ( かみかわどこのゆうすい ) 上川床の湧水 県道沿いの崖から湧水しているが、一見バームクーヘンのような地層が露出している。この地層は芳野層と呼ばれ、金峰火山の形成過程でカルデラ内に湖ができた時に、その底に堆積した地層で、植物化石が産出される。この湧水地を地元の人は「よけ場」(休憩する場所)と呼んできた。夏は涼しく、格好の休憩場となった。湧水地にはパイプが巡らされて、農業用水に利用されている。金峰山の成り立ちも間近に見ることができる貴重な湧水である。