夏目漱石内坪井旧居の井戸跡(なつめそうせきうちつぼいきゅうきょのいどあと) 最終更新日:2023年6月14日 (ID:20609) 印刷 夏目漱石内坪井旧居の井戸跡(なつめそうせきうちつぼいきゅうきょのいどあと) 夏目漱石内坪井旧居の井戸跡 文豪夏目漱石の旧跡は松山・熊本・東京の三か所で、その中で当時の旧居が残っているのは熊本だけである。その中でもこの内坪井の家が最もよく昔の面影を残しているが、この庭園に、長女筆子の産湯に使ったという井戸跡が残っている。筆子が生まれた時、漱石は「安々と海鼠のごとき子を産めリ」と俳句に詠んでいる。漱石ゆかりの井戸跡として貴重である。