令和6年度 北区健康まちづくり語ろう会を開催しました 最終更新日:2025年2月13日 (ID:62129) 印刷 令和6年11月29日(金)、植木公民館にて『令和6年度北区健康まちづくり語ろう会』を開催しました。 北区管内の各小学校区から代表者にお集まりいただき、各校区の強みや健康まちづくりについて情報交換を行いました。 また、今回はファシリテーターに熊本保健科学大学の戸渡洋子准教授を迎え、ワールドカフェという「カフェのようなリラックスした雰囲気の中で自由に対話する」手法を用いて、校区の垣根をこえて和やかに情報交換を行いました。 1 参加状況 各校区より2~6名ずつ、健康まちづくり委員会や自治協議会、民生委員児童委員協議会、食生活改善推進員協議会など、地域の様々な団体に所属されている総勢91名にお集まりいただきました。2 熊本保健科学大学 戸渡洋子准教授の講話はじめに、戸渡准教授より「なぜヘルスリテラシーの向上が校区の健康につながるのか」の講話をいただきました。ヘルスリテラシーとは、「健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力」のことで、すなわち生涯を通じて生活の質を維持・向上させることができることをいいます。現代社会は健康問題が多様化しており、ヘルスリテラシーを上手に使うためには地域社会でのつながりが重要です。また社会とのつながりを介して受け取る支援が多いこと、つながりの支援や量が多いことが、健康長寿にも効果があります。ヘルスリテラシーを育んでいくために、“健康まちづくり”は大切な活動である、とのお話でした。戸渡准教授のお話を通して、各校区で行っている健康まちづくりが校区のヘルスリテラシーの向上につながっており、なおかつ地域住民個人の健康づくりにもつながっているということを実感していただけたと思います。 3 ワールドカフェはじめに各校区で「①自分たちの校区(地域)の強み」「②健康まちづくり活動の成果について」の2つからテーマを決め、ふりかえりのシートを作成し意見交換を行いました。次に、ワールドカフェで他校区のテーブルへ移動し、自校区と他校区それぞれの強みや活動について情報交換しました。参加者の方からは、「自由に話せて、他校区の活動も聞けてよかった」「自分の校区の活動を褒めてもらい嬉しかった」等の声が聞かれました。最後に龍田・龍田西校区と西里校区の2グループに発表していただき、全体共有を行いました。今回の北区健康まちづくり語ろう会では、地域の皆さまとの情報交換を通して各校区の強みや健康まちづくり活動について振り返る機会となりました。 地域のつながりを大切にしながら、各校区の強みを活かした健康まちづくり活動をこれからも一緒に考えていきたいと思います。