【市長所感:第1回定例会を終えて】
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本日は第1回定例会終了直後でありますので、議会を終えての所感並びに4点について発表させていただきます。
まず議会を終えての所感でありますが、今議会におきましては、平成20年度当初予算をはじめ本市が直面いたします様々な課題や問題等につきまして熱心にご審議いただいたところであります。特に、城南町、植木町、益城町などの近隣市町村との更なる合併あるいは政令指定都市の実現に向けた取り組みを初めといたしまして、九州新幹線鹿児島ルートの全線開業に向けました熊本駅周辺整備、また鉄軌道ネットワークの強化やバス路線網再編などの公共交通への取り組み、さらには中心市街地の活性化の推進など本市の将来を左右するような重要政策、課題についてご審議いただいたところであります。また、地下水保全やごみ減量などの環境問題、子育てしやすい環境づくり、国民健康保険会計健全化計画の見直し、そして企業立地の促進など、市民生活に影響するさまざまな問題や課題等につきましてもご審議いただきまして、提案した議案につきましてはいずれも原案どおり可決いただいたところであります。
来るべき新年度でございますが、現行の「まちづくり戦略計画」や「行財政改革推進計画」の総仕上げの年でありまして、目標達成に向け鋭意取り組んでまいりますとともに、新たなまちづくりの基本方針を示します「第6次総合計画」や新行財政改革の計画を策定する予定でもあります。そして、本年10月6日の富合町との合併に向け着実に準備を進めてまいりますとともに、城南町とは、合併任意協議会の第2回目を3月25日に開催することと致しておりまして、今後も月1回程度開催し、合併に向け十分協議していきたいと考えております。植木町とは、仮称でございますけれども、「熊本市・植木町合併問題調査研究会」を4月中のできるだけ早い時期に立ち上げることと致しておりまして、さらには、益城町でございますが、これまで検討してまいりました「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」の報告書を今月中に作成することと致しておりまして、次の合併に向けた取り組みを進め、政令指定都市を是非とも実現したいと考えております。今後とも「自然と調和した市民が主役の活気あるくまもとの実現」に向け、市民の皆様と相携えて、全職員が一丸となって取り組んでいかなければならないと考えております。
以上で第1回定例会を終えての所感については終わらせていただきます。それでは、本日の発表を述べさせていただきます。