市長とドンドン語ろう！（平成27年12月）※市政だより掲載版

最終更新日：2015年12月4日

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市長とドンドン語ろう！

市長とドンドン語ろう
　
気になることを市長にドンドン聞くコーナーです。

今回は、南部公民館で「ドンドン語ろうｉｎ南区」として市民の皆さんと語りました。

ＪＲ西熊本駅の周辺整備

市民の方

　JR西熊本駅予定地の東側にある区画については駅周辺の整備区画として活用するべきだと要望してきました。しかし、最近マンションなども建てるという動きがあります。この区画は、長崎・熊本・大分を結ぶ県道51号線の駐車場などに利活用すれば、観光客の集客などにも役立てることができると思います。

　九州、熊本のためにも、この区画は市で管理してほしいです。

熊本市長　大西　一史

　この区画をどうするかについては、県の土地でありますので、県で考えていただくことと認識しています。今回ご意見をいただいたことは、県市のいろいろな連携会議の中で、わたしからも活用法について働きかけることはできます。
　南区は、これから相当発展することが見込まれる地域だと思います。今後、JR熊本駅前の再開発もあり、JR西熊本駅とも連動して繋がっていくので利便性も高くなります。今回のご意見につきましては、参考とさせていただきたいと思います。

雁回山の整備

市民の方

　南区富合町に面する雁回山は、本県中央にあり、豊かな歴史的背景と自然を持った宝の山です。雁回山の北面は全て熊本市に面しており、本市の財産です。周辺地区で盛り上がる必要もありますが、今後は熊本市がリードし、市長には必要な整備をお願いしたいです。

大西市長

　現在、緑のあるエリアを自然環境を感じるような憩いの場とするために、立田山や金峰山、雁回山、託麻三山など、東西南北それぞれにある緑を、どのように未来へ繋いでいくのか考えています。緑は熊本の宝だと思います。それぞれのスポットだけでなく、全体としての自然環境や、観光にも繋がるストーリーを考えていくことが重要だと思っています。

川尻の精霊流しと花火大会

市民の方

　川尻の精霊流しは400年、花火大会は130年の伝統を受け継いでおり、次世代へ繋いでいくべき伝統行事です。今後のまちづくりの観点からも続けていきたいのですが、運営資金の不足で厳しい状況となっています。補助金を申請した場合は熊本市として検討してもらい、花火大会を続けさせてほしいのですが。

大西市長

　花火大会については非常に市民の皆さんの要望が多いです。少額の補助などで地域の花火大会が実現し継承されていくのであれば、検討の余地はあるものと考えています。各地域で次世代へ受け継いでいけるものについては、行政でサポートをしながら、地域の方々が主体となって実施していただく形になればよいと考えています。

　行政としての協力のあり方について、本市の中でも議論していきたいです。

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