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平成15年市長年頭記者会見 

最終更新日:2003年3月15日
政策局 秘書部 広報課TEL:096-328-2043096-328-2043 FAX:096-324-1713 メール kouhou@city.kumamoto.lg.jp

年頭にあたって

 

○ 皆さん、明けましておめでとうございます。


○ 早速、年頭にあたりまして一年の抱負などを申し上げたいと思います。


○ 年末記者会見でもお話いたしましたように、12月3日に熊本市長に就任以来、関係部署への挨拶や日々の様々な事務、事業への対応、合併に係る周辺町への対応、そして12月議会への準備、答弁など、非常にあわただしく毎日が過ぎ、まさに年の瀬という感じで、あっという間に年を越したという思いがしております。


○ 9月に市長選への出馬を決意以来、この数ヵ月はこれまで味うことのなかった新しい緊張感、充実感の中での日々でありました。


○ そして、年も押し迫った大晦日の夜は、熊本城でのカウントダウンに参加をいたしまして、大勢の若者と年を越すことになりましたけれども、大勢の市民と年を越す中で、改めて、自分が市長になったという実感が湧いて参りました。また、同時に市民の皆様の期待を裏切らないよう、初心を忘れずに、これからの市政運営にあたらねばと思った次第です。


○ そして、清々しい気持ちで新年を迎えまして、久しぶりにのんびりと家族と過ごしてはおりましたが、やはり、これまでのお正月とは違い、頭の中では、この平成15年が自分にとって非常に重要な年になるであろう、この一年を基礎として、新しい熊本市を市民の皆様方とともに築いて行くために、早急に取り組まなければならないことなどを自分なりに考えて過ごしておりました。


○ 今年は、公約などを基にまとめました市政運営の柱となる「情報公開と市民参加による信頼される市政の実現」「特色のある日本一住みやすく、暮らしやすい街の実現」「都市機能の充実した活気溢れる政令指定都市の実現」に向けまして、積極的かつ具体的に取り組んでいかなければなりません。


○ このような意味から新年度の予算編成は大変重要なものになるわけですが、この時期、新年度の予算編成は財政当局による事務査定が終了しつつあり、また、新年度予算案を提案する次の議会までに、時間的余裕があまりございませんので、再三申し上げて来ましたように、新年度予算は骨格予算とさせていただき、6月補正予算で肉付けをさせていただきたいと考えております。


○ そして、6月補正までに、時間の許す限り、新規事業のみならず既存事業についても、一つひとつ、必要性や効果の検証などを行い、私のカラーといいますか特色が十分に出せるような補正予算案を6月議会に提出したいと考えております。なお、骨格で組む予算についても全ての事業の内容を点検・精査し、市民生活に影響のないよう配慮しつつも、無駄を省き、スリムな編成に努めたいと考えております。


○ また、30人学級については、一日も早い実現に向け、平成15年度には、モデル校を設置し、その効果や課題を検証したいと申し上げておりますが、その実現に向け、早速、私も県に出向きまして意向をお伝えしたところであります。そのような中、県におきまして、30人学級を試験導入するという突然の発表は、詳細については、これから調べることになりますが、県の突然の発表につきましては、驚きであると同時に方向性が同じであるだけに、大変うれしく感じたところであります。


○ ここで若干、小中学校の30人学級の推進について誤解のないよう、私の思いを述べさせていただきたいと思います。


○ 私は、子どもが生まれ、成長していく過程の中で、各ライフステージに応じた支援が必要であると考えており、30人学級は小中学生の学校教育のあり方を考える中での一つの手立てであり、ゆとりある教育環境の実現を目指すための有効な手段の一つであると考えております。


○ したがいまして、子どもの成長過程の段階ごとに考えますと、子どもが生まれてから小学校に入学するまでの乳幼児期における子育て支援のための施策、そして、小中学校、高校、さらには大学に至るまで、安心して学業に専念でき、本人の才能を伸ばしてやれるような施策など、それぞれの段階に応じたトータル的な支援ができればと考えております。具体的な支援については、子どもの視点に立ち、制度上の問題や財源の問題、優先順位など様々な角度から検討し、案がまとまるまで若干時間を要することになるかも知れませんが、まとまり次第、順次実施していきたいと思っております。


○ 以上、現時点では、なかなか、具体的な事業などについて明言できずに、抽象的なお話ばかりになってしまいましたが、まずは、先程申し上げました全ての事業の点検作業に集中的に取り組んでいきたいと考えております。そのほか、今の話と関連いたしますが、総合計画や中期財政計画の見直しについても新年度早々の着手に向け、その体制を整えたいと考えておりますので、市役所全体の組織の効率化を考え、機構の整備にも着手して参りたいと考えております。


○ さらに、人事についてでありますが、特別職などについては、一日も早く、正常な形での市政運営を行っていきたいと考えております。その他の職員の方々についても適材適所を念頭に置いた公平な人事を行うため、その部署の課題や職員の把握に努めていきたいと考えておりますが、短期間で全てを把握することは困難でもありますし、拙速になることも避けるためにも慎重に取り組んでいかなければとも考えているところです。


○ まずは、本年を「市政改革元年」と位置付け、職員に対して、私の考えを自ら説明する機会を設け、職員との信頼関係を構築し、職員の意識改革を促すとともに、もっと市役所を知ること、言い換えれば、熊本市を取り巻く環境、課題などの的確な把握に努め、問題解決に向けた具体的施策を立案し、実行に移す年にしていきたいと考えております。そして本市が「日本一住みよく暮らしやすい街」となるよう、職員一丸となり、市政運営に邁進していきたいと考えております。


○ 以上、年頭にあたりましての抱負を述べさせていただきましたが、ここで、1点、ご報告申し上げます。


○ ただ今も申し上げましたが、公約の実現に必要不可欠である、私と職員との信頼関係の構築並びに職員一人ひとりの意識改革のために、早期に取り組むこととしておりました「ブレックファーストミーティング」について、この度その概要がまとまりましたので、今、その資料をお配りさせて頂いております。


○ 年末にご報告申し上げました、「まちづくりトーク」と今回の「ブレックファーストミーティング」の開催で、まずは、私の考えていた、市民の方々、そして職員の皆さんとの直接対話の場が実現することとなり、信頼される市政の実現に向けての第一歩を踏み出すことが出来るのではないかと考えております。


○ 報道機関各位に置かれましては、昨年同様、ご理解、ご協力のほどをお願いいたしまして私のほうからはこれで終わらせていただきます。以上です。

質疑応答【職員との直接対話について】

 

[記者]
ブレックファーストミーティングはいつから始められますか。


[市長]
(執行部側に)これは、1回目が1月の14日だったですね。第2火曜日ですから1月14日からになります。


[記者]
基本的には、希望者して。


[市長]
そうですね。(資料の)4番の参加者の募集のところにありますように、各局の政策調整担当者が募集して、希望者の中から参加者を決定すると、で1回目は市民生活局から募集する予定にしております。募集は今日からということになりますかね。(執行部に確認)


[記者]
局ごとに実施するということですか。


[市長]
そうですね。局ごとに実施するということになります。まずは本庁の方々を対象にするということで、出先の方につきましては、今後また、そのあり方を考えてまいりたいというふうに思っております。


[記者]
月1回の対話ということで、もの足りないですね。


[市長]
確かにそのように感じられるかもしれません。先程もお話し申し上げましたように、市民との直接対話、それと職員さんとの直接対話、必要だと思っておりまして、極力時間を割かなければいけないというふうに思っております。しかしながら、スケジュールの都合もございまして、とりあえず今年度はこういう形で進めさせていただきたいというふうに思っておりまして、新年度からは、また、まちづくりトークの時にも申し上げましたけれども、もう少し回数が増やせないかということも検討してまいりたいというふうに思っております。


[記者]
本年度は3回になると思うんですけれども、1月、2月、3月と。


[市長]
そうですね。


[記者]
市民生活局の後は、どこの局とするのか決められているんですか。


[市長]
(執行部側に)その後は決まってますか。


(市長室次長)
この後については、健康福祉局、建設局を考えています。


[記者]
局をまたいで職員の方が集まったほうが、よりいろいろな各局他部署の意見が出て、活発な論議になると思うんですが、局ごとに実施されるという意味合いはどういうことなんでしょうか。


[市長]
やはり、ある程度テーマを絞ったほうが良いのではないかということから、こういう形にさせていただきました。しかしながら、今後、回を重ねていく中で、やはりテーマによりましては、局を超えたことが出てくる、そういう課題に対して議論をするということも出てくるというふうにも思いますから、その時にはまた、新たな対応を考えていきたいというふうに考えております。それと、先程の回数が足りないのではないかというふうなご指摘、ごもっともなんですけれども、それを補うためにも、庁内のメール等を活用させていただいて、そういう形での直接対話、メールを通じてですけれども、そういうものも、もっともっと活用していきたいというふうに思っております。


[記者]
メールを通じてというのは、職員の方が市長に直接メールを送っていただいて、それに対して返答するということですか。


[市長]
そうです。今までもいくつかメールはいただいておりまして、返事は返させていただいているところではありますけれども、まだまだ件数としては少ないのが現状でありますから、もっとそういう形でのやりとりもやっていきたいというふうに思っております。


[記者]
局の選定なんですけれども、また30人学級の話も後でしますけれども、教育委員会を真っ先にされたいんじゃないんですか。


[市長]
はい?


[記者]
ブレックファーストミーティングの対象局ですけれども、僕らから見ますと、教育委員会事務局がまずブレックファーストミーティングの対象として上がってくるのかなというふうに思っていたんですが。


[市長]
それは、30人学級があるからということですか。


[記者]
まあ、そういうことです。市長の気持ちとしてはどうですか。


[市長]
気持ちとしては、そうですね、もし30人学級が前提であるのであれば、そのことは個別に議論はさせていただいておりますから、教育委員会が是が非でも最初にというふうな考えはございませんでした。


[記者]
ある程度テーマを絞ったほうが良いのではというお話だったんですけれども、1回目の市民生活局で、こんな話をしたいというテーマはある程度考えておられるんでしょうか。


[市長]
いや、テーマというか、これは局の中で、ある程度同じ仕事をされている中で、話というものもある程度集約できていくのではないかというふうな意味で申し上げました。こちらから今日はこのテーマをやりますということでやるのではなくて、本当にざっくばらんな会話の中で、やっていければというふうに思っております。


[記者]
最初に市民生活局になった理由は。


[市長]
特に深い理由はないんですけれども。まあ窓口がございますから、やはりそういう方たちが一番市民と接しておられる点もございますから、そういう方たちから直接お話を聞きたいなというところもあったのも事実であります。


[記者]
課長補佐級以下の職員の方というのは、平均年齢でいうとおいくつぐらいでしょうか。


[市長]
えー、平均年齢でいうとどのくらいなんでしょう。


[記者]
市長より上とか下とか同じぐらいとか。


[市長]
平均で言えば私よりも、


(総務局長)
全職員の平均が、だいたい41歳ぐらいです。それから想像していただければ。


[市長]
じゃ、たぶん私より下になるんではないでしょうかね。で、課長以上の方とは、いろいろと個別のテーマで、いろいろとお話する機会がありますものですから、今回対象としている方は、なかなか直接お話する機会がない方を中心にこういう形にさせていただきました。


[記者]
つまらない質問ですけれども、よく日本の慣行で、職員との親密的な関係を築くために、夜お酒を一緒に飲むようなことがあるんですけれども、あえて朝食会にしたのは、何かあるんでしょうか。


[市長]
お酒を飲みながらの話というのも、大事だというふうに思いますけれども、話がとんでもない方向にいってしまうこともありますから、やはり朝、頭のすっきりしたうちに、いろいろと建設的な議論をすることも大事なのではないかというふうには思いました。別に決して飲み二ケーションを否定するつもりはありませんけれども、具体的な、建設的な議論ができればという意味で、朝が良いのではないかと。ただ、先程もちょっと申し上げましたが、出先に関しましては、なかなか朝では難しい場合も出てきますから、そういう時には、例えば昼できないかとか、いろいろと検討していきたいと思っております。


[記者]
ブレックファーストミーティングで出た意見というのは、市長自身が各局に、こういう問題があるよというふうに下ろされるのか、あるいは、何らかの報告が上にいくのか、その辺の結果に関してどういうふうにお考えですか。


[市長]
上にいくとおっしゃいますと。


[記者]
例えば、市民生活局の局員が出てきているわけですから、局長は気になりますよね。何が若手の間で話されたのかということで。その辺に関しては、参加者が局長に報告をするのか、市長が問題があると思ったら、こういうふうに若手は考えているから、少し検討をしなさいというふうにするのか、あるいは市長のほうで意見を聞いただけにしておくのか、その辺は。


[市長]
ミーティングの進め方の中で、あえて進行役を設けず、私自身による進行とするというふうにもなっておりますし、私のほうで、ある程度取りまとめはさせていただきたいと思っております。それで、これは早急に対応したほうが良いというふうなことが出てくれば、それは私のほうから直接検討していくというふうな形になろうかというふうに思っております。


[記者]
職員からメールが数件既に来ているという話なんですけれども、それは目安箱みたいなものを制度化したわけではないんですよね。


[市長]
制度化したわけではないですね。


[記者]
個人的にメールを知っている人が送るということですか。


[市長]
そうですね。


[記者]
知らない職員は知らないんですよね。徹底されるというのは。


[市長]
一人ひとりアドレスは持っているわけですよね。ただ、それを私のほうからどんどんメールをくださいというご意見がありましたということは、まだ職員さん方には周知しているわけではありませんので、また、何らかの機会でそういうことは職員さん方には周知したいとは思っております。


[記者]
数件というのは課長以上ですか。


[市長]
(笑い)課長さん。


[記者]
内容的には差し支えないものですか。


[市長]
(笑い)差し支えがあるのもありますし、差し支えがないのもあります。


[記者]
ないのはどういう感じですか。


[市長]
(笑い)まあ、頑張ってくださいという激励のメールもあります。

質疑応答【30人学級について】

[記者]
30人学級について二つお尋ねします。先ほど誤解がないようにということで、あえて30人学級のご自分の理念を語られたわけですけれども、まず、誤解というのはどういうものだと感じられておられるのかということと、もう一つは、市長からも言われましたとおり、県の方が新年度から1学年で試行ということを検討されているというようなことなんですが、熊本市も新年度から試行を考えておられると、そこらへんの調整ですね、どのようにしていかれたいと思っておられるのかと。


[市長]
まず、誤解という部分ですけれども、一つがですね、30人学級をやることが目的ではないということであります。30人学級を、いろんな、これまでも申し上げてきましたけれども、チームティーチングですとか、少人数指導ですとか、そういうものと組み合わせることによって、子どもたちにとってよりよい教育環境を作り上げていくと、その一つの手段として30人学級、少人数学級を導入していくんだということであります。まあ、30人学級をやることが何か目的化してしまったような捉え方をされることもあるものですから、本当に試行的に来年度モデルをやることによって、今申しあげた良い教育環境とはどういうものかというものを議論してまいりたいというふうに思っております。それともう一つが、先程申し上げましたように、乳幼児期から、さらには小・中学校、高校、そこまでの、子どもたちにとっての、いろんな意味でのより良い環境作りに向けて今後取り組んでいきたいというふうに思っております。ですから、ある意味では30人学級というものは、そのスタートと言いますか、始まりだというふうに捉えていただければありがたいと思っております。そういう意味で誤解のないように申し上げました。それから県との調整の話ですけれども、まだ県の対応といいますか、これにつきましては元日の記事を見ましただけなものですから、これから県の今後の対応を調べてもらうことにしております。新聞報道によりますと、小学校1年だけを対象にするというふうなことでありました。私どもの方針、熊本市の方針といたしましては、1年だけではなくて、いろんな学年にまたがって試行していきたいと考えておりますから、県のほうの考え方とそういう意味では調整をとりながら、ある意味では整合性をとりながら試験的に新年度は取り組んでいきたいというふうに思っております。


[記者]
その関連で、さっきのお話の中で、県のほうに出向いて意向を伝えたというふうにおっしゃっておられましたけれども、いつ頃でしょうか。どなたに伝えたんでしょうか。


[市長]
それは、去年の暮れ、何日かは忘れましたけれども、教育長のところにも出向きましたし、さらには、知事にも年末のご挨拶に伺いました時に、こうやって取り組むことにしておりますというお話はさせていただきました。


[記者]
その時は、相手方の返事はどういうものだったんですか。


[市長]
相手方の返事は、もう十分わかっておりますというような返事でございました。県としても取り組むんだというふうな話は、その時には伺いませんでした。


[記者]
4月からのモデル校導入というのは難しいんでしょうか。


[市長]
いやいや、4月からモデル校を導入したい、するということです。


[記者]
年度内ということではなくて4月から。


[市長]
だから、今、調査しておりますですねえ。それで4月からモデル校導入に向けて、今、調査を進めているところです。それは県においても同じだと思いますけれども。


[記者]
モデル校のことなんですけれども、3月の予算は骨格だということなんですが、モデル校の導入に関しては当然予算措置が必要かと思うんですが、この部分の整合性はどういうふうに考えられるんですか。予算をそこの部分だけは3月で計上するのか、あるいは金のかからない方法で何かできるのか、その辺は。


[市長]
その辺はですね、具体的に今後詰めていかなければなりませんけれども、ある意味ではそこの部分は骨格とはいえ、30人学級の実現に向けて一部そういうものが、政策的な部分を計上させていただくことになろうかというふうに思っております。


[記者]
モデル校の導入という意味合いは、例えば40人以上いる学年を30人に敢えて変えるというイメージで考えているのですか。それとも30人を下回っているようなクラスを捉えて、調査をするというような意味合いなのか。敢えてクラスを割るという意味、通常考える30人学級にするという意味で捉えていいんですか。


[市長]
いや、もう既にあるものをそのまま30人に、既に少人数になっているところを、そういう形で捉えるという形では考えておりません。やはり今、本当に40人ぎりぎりのようなところを分けてといいますか、少人数にしていくということを考えております。先程の予算に関しましては、予算の件に関しましては、付け加えさせていただきますと、県の方も試験的に導入していくということでありますから、県との調整の中でですね、予算編成も考えていかなければいけないというふうには思っておりますけれども。


[記者]
すると、県がモデル校として加配をしてくる学校に関して、例えば、そこの加配された方を担任として、あるいは、今、加配されている方を担任として、新たに臨時で雇い入れる方の人件費を市が持つというイメージなんでしょうか。


[市長]
その辺がですね、県がどういう方向で考えてらっしゃるのかということを、先程も申し上げましたように、これから調査していただくことにしておりますから、それを踏まえた上でないと、なかなかこの場で申し上げることはできないというふうに思います。


[記者]
今回の、正月の報道を受けて、市長自ら調査されるとおっしゃったんですが、もう一回知事や教育長とお会いになるご予定はございますか、近日中に。


[市長]
そうですね、また、年頭のご挨拶で出向くこともあるでしょうから、その時に私の方からもお考えを聞かせていただきたいなというふうには思っておりますけれども。


[記者]
30人学級でモデルの話が出てたんですが、だいたいモデルとして扱っていく期間は大体どのくらいが必要だと考えられますか、1年、2年。


[市長]
そうですね、まあ当然最低でも1年は必要だというふうに思っておりますが、まあ1年か、もしくは2年必要なことも出てくるかもしれません。しかしながら、本格的な導入に向けては、なるべく早く取り組んでいきたいということは考えております。

質疑応答【人事について】

[記者]
人事ですけど、特別職などはとおっしゃったんですが、などはどこまでを考えておられますか。


[市長]
特別職などは、そうですね、まあ予算査定も始まりますから、企画財政局については、今空席の中でもやはり急いで検討しなければならないというふうには思っております。なるべく早いうちにというふうに思っております。


[記者]
それは、今度の議会前にということですか。


[市長]
それは、当然そうなると思います。


[記者]
その後の、一般の職員異動については拙速を避けたいというのは。


[市長]
だから、本格的には4月の定期異動になろうかというふうに思っております。


[記者]
それは、聞きようによって、この1年間は見て、また来年度というような。


[市長]
いやいや、そんなにゆっくり見ているような余裕もないでしょうから、4月に向けてということで申し上げさせていただきました。


[記者]
すみません、2月議会前にというお話は、それは企画財政局長を指すんですか。それとも他の特別職を含めてというようなお気持ちでしょうか。


[市長]
他の特別職は、議会の承認が必要になってきますから、企画財政局長のポストはそれより前になってこざるを得ないと思っておりますが。


[記者]
他のポストについては。


[市長]
他のポストに向けては、次の議会あたりで。


[記者]
次の定例議会。


[市長]
次の定例議会に向けて、この辺の言い回しが難しいですね(笑い)。次の定例議会に向けて、用意していきたいというふうに思っております。


[記者]
それは6月議会へ向けてということですか。


[市長]
いやいや。


[記者]
2月ということですか。


[市長]
そうですね。次の議会ですね。


[記者]
2月の定例議会で承認を受ける方針ということですか。


[市長]
そういうことを念頭に置いて準備を進めたいというふうに思っております。

質疑応答【今年一年の抱負について】

[記者]
先程、この一年を市政改革元年とおっしゃったんですけれども、再度抱負とか、こういうふうにキャッチフレーズつけられた心意気とか、その辺を語っていただけますか。


[市長]
とにかく、昨年は1か月間でありましたので、本当の意味で今年がスタートだというふうに思っております。先程も申し上げましたように、総合計画ですとか、さらには中期財政計画ですとか、そういうものを見直していく中で、新たなスタートを切りたいというふうに思っております。市政改革に向けて、全力を上げて取り組んでまいりたいというふうに思っております。そういう意味で、今年を市政改革元年というふうに位置付けさせていただきました。(終了との声に)はい、どうもありがとうございました。

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